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「地域」より「暮らし」の方がしっくりくる。

医療や福祉の分野では、地域〇〇という領域がある。
例えば、地域医療、地域福祉、地域リハなどなど。
いずれも、それぞれの専門性から見た、それぞれの部分最適化された言葉。

なんか、違うな〜って思っていた数年前。
たまたま、朝の通勤中のカーナビのテレビで、「暮らしの手帖」の立ち上げが「とと姉ちゃん」が流れているのを見ました。

それから、人に寄り添う言葉は、地域より生活、生活より暮らしの方が、しっくりするな〜と感じています。

僕たちも、「暮らし」を意識して、保険や制度外の取り組みを色々試行錯誤しています。
医療や福祉ではなく、暮らしの文脈、導線上にいかにして自然に出会う機会を作ることができるか。

りぷらすの事業報告書です → https://replus.hatenablog.jp/entry/2019/02/07/162615

このような活動は、もちろん他にも沢山あって、代表的なのはこんな感じ。

暮らしの保健室(http://www.cares-hakujuji.com/services/kurashi)
コミュニティーナース(http://community-nurse.com/about)
ぐるんとびー(http://www.grundtvig.co.jp/)
長崎二丁目家庭科室(https://nagasaki2-baseforeveryone.tumblr.com/)

もちろん、他にも沢山あります。
で、今回のこの記事で注目して欲しいのは、「長崎二丁目家庭科室」です。
保健室より家庭科室の方が、生活に近く、医療や福祉関係なくような気がしませんか。

ちょっとしたご縁から、色々情報交換させて頂いているのですが、
とても考え方が近くて、やることなすこと、面白い。

死を意識することで、
今、生きていることも実感できるはず

この言葉なんで、まさにです。
だから僕たちは、元気なうちからその時のことを考える機会を作っています。

こちらが、藤岡さんが経営している会社です → http://redo.co.jp/

そして、最近はこんなプロジェクトを企画しています。
絶対面白いし、良い街が出来ると思います。

まずは、多くの方に見て頂き、「ほっちロッヂャー」という謎の仲間が増えるとさらに面白くなると思います笑

本が好き、絵を描く、観るのが好き、劇で演じるのが好き、ミシンをかけることが得意、ジャムを作るのが好き、など。出会う人たちも、何か好きなことをする仲間同士で合えるようなそんな光景を目指します。

好きなことで人は集い、暮らしの接点が増え、行動規範や道徳が少しづつ形成されていく。きっと、そうやって文化って育まれていくんだと思います。

医療や福祉という機会で出会える人と、出会えない人がいる。

出会えない人に、好きなこと、楽しいことで、自然に出会い、交流ができると、いざという時の支援がスムーズに進みます。

そういう、自然に出会う機会や仕組みの設計は、医療や福祉職は実は苦手な人が多いと感じています。

それは、すでにある設計(保険や制度)という枠組みの仕様に沿って、仕事を組み立てるのが当たり前になっているからです。

だからこそ、地域〇〇の設計は、とても難しく、でもとても面白いです。
そこには、すでにある保険や制度がないことによって、単純に考えるとお金がありません。
でも、その反面、自由度が高く、創造力が問われます。
そして、可能性はとても大きいです。

そんなプロジェクトが、この「ほっちロッヂャー」だと思います。

地域〇〇に関心のある方は、ぜひチェックして見て下さい。
僕も、今年は現地に行きたい。


そして、僕たちも仲間を募集しています。

まずは、事業報告書をご覧頂き、考えてくださると嬉しいです。


サポート有難うございます。難病の治療や入院費に当てさせて頂きます。勇気頂き感謝です🙇‍♂️