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#100 お父さんからキミたちへの100通目の手紙

5歳と1歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を書き記すことで将来の息子たちへのプレゼント(酒の肴)になるのでは、と筆を執っています。

さて、と。ボウズ達よ。キミたちの知らないところで、お父さんはコツコツと書き溜めてこのお手紙も100通目だ。こんなに続いたお父さんを大きくなったらぜひ褒めて欲しい笑。

ここまで来るのに大体1年半だね。お父さんは1年半前にふと思い立って将来のキミたちへの手紙を書き始めた。毎日が想像を絶するスピードで過ぎていき、キミたちはあっという間に大きくなる。お兄ちゃんのキミはもう5歳だけど、携帯のアルバムの中に入っている1歳や2歳の頃の写真を見るとまるで昨日のことのようだ。大人になってみると、3年前を振り返っても、「あー、こんな感じねー」と自分はあまり変わり映えがしないけど、キミたちの3年間は大変な成長だ。生まれたばかりのキミたちが寝返りを打ち、歩けるようになり、少しずつ言葉を覚え、逆立ちに挑戦する(いきなり飛んだ)。お父さんはこちらもコツコツ写真も残しているけど、それだけでは伝わらないキミたちの様子やお父さん・お母さんの心の様子も書き記していくことが、とても楽しいし、きっとこれがお父さんのできる、お父さんにしかできない、唯一のキミたちへのプレゼントだと思っている。

お父さんも小さい頃の記憶がないように、スクスクと一生懸命に成長している今の様子を、キミたち自身も覚えていないだろう。

とても一生懸命でとても純粋でとてもかわいいその様子をお父さんはできる限り文章でも残しておこうと思う。

お兄ちゃんのキミはこの夏休みをとても楽しみにして「パパ、あと3日でお休みだね。遊びまくろうね」「パパ、あと2日だね、楽しみすぎるね」と毎日指折り数えてはお父さんに何をしようかと話しかけてくれた。

そして夏休みの前日に高熱が出た。。。何かのウイルスにかかったね。お母さんはキャンプの予定とか宿とかをキャンセルして、家でのんびりした夏休みのスタートだ。キミは昨日一日中ほぼ何も他食べずに眠っていたよ。お父さんが食べさせたプリンを5口くらいかな。

弟のキミは、何やら忙しく言葉を発している。昨日は熊のぬいぐるみにめちゃくちゃ話しかけていた。まだ「パパ」と「ママ」しか言葉が出ない中で、「あー」とか「ダー」とか、とにかく何かを表現するかのようにたくさんお話をしていた。お母さんがお兄ちゃんが同じ時期には「りんごは何色?」と聞くと「あか」と回答していた動画を見せてくれた。兄弟でも言葉のスピードは大きく異なるんだね、とお母さんと話しながら、キミが一生懸命何か伝えようとしている力強い眼差しをお父さんもしっかり受け止めている。

お父さんのこのお手紙はどこまで続くかな。キミたちが自分で自分の成長を記憶できるようになるまで、お父さんは続けていけるかな。目指すは1000通だ。10年はかかるね。

お父さんはキミたちと過ごす毎日毎日に心から感謝して、その思い書き綴る。将来のキミたちが、何かの壁にぶつかったときに、何かに悩んだときに読んでみると勇気が湧くかもしれない。キミたちは5歳、1歳にしてすでに色んな壁にぶつかりながら、その度に目を輝かせながら乗り越えていったよ。

何歳になっても何かに挑戦しているキミたちをお父さんもお母さんも心から応援している。これからも目を輝かせながら乗り越えていこう。

人生は楽しい。今日も笑っていこう。Good luck.

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんは連番を間違えて、実は今回は101通目だ。おっちょこちょいなお父さんのご愛敬として、お酒を飲みながら笑い飛ばしてくれ。では朝ご飯を作るよ。



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