事実だけが信用される

先日、妻に「食欲戻ったんだね」と言われた。

確かに数日前までは(再び)夜の食欲が落ちていて、茶碗1杯のご飯と用意されたおかずで十分おなか一杯になっていた。
それがここ2・3日では、ご飯をおかわりするまでに食欲が回復している。

自分でも要因がはっきりとはわからないが、今週はEAP面談がないこと、(不本意ではあるが)新しいお医者さんに診てもらう目途が立ったこと、
そして何より、今後どうするかがある程度自分の手中に収まったことなどが理由だろう。

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メンタルが原因で休職したときの「信用のされなさ」と言ったら、言葉に表しがたいものがある。
詳しくは筆を改めようと思うが、何を言っても「復職を焦っている」「治す気がない」「ストレス耐性がついていない」と捉えられてしまう。
個人の感情や思惑、意志などは二の次、三の次なのだ。
立場的には非常に弱くなる。

自分が「精神的に病んでしまった人」と捉えられている以上、仕方のないことなのかもしれないが、こんな対応を続けられたら体調が悪化してしまいかねない。
現に、食欲が落ちていたのは体調悪化の兆候だと思う。


結局のところ、事実だけが信用される世界になる
そこで自分は、“過去の事実を拠り所にしつつ今後どんな事実を自分なりに刻めるか”を考えるようになった。

次の医者では、リワークについてどのような判断が下されるだろうか。
保育園は入れるだろうか。
その結果を受けて自分はどういう決断を下して、事実を刻み込むか。

「事実は自分で作ることができる」と思ったら、とても気分が楽になった。
復職するも転職するも退職するも、すべて自分で決めて刻み込むことのできる「事実」であるから。
その事実を会社やEAPと対峙させたいと思っている。

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(仮に「保育園に入れなかったから退職します」となったときに、会社とEAPがどのような反応を示すか、正直楽しみである。“お金を払って外部の復職支援サービスに頼んだら、その社員が退職してしまった”という事実は、一体どのように受け止められるのだろうか。)

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(「復職支援サービスを活用したら退職せざるを得なくなった話」という形でまとめたら、コンテンツとして面白いかもしれない。もしこういう経験をお持ちの方や企業の方がいたら、ぜひ話を聞いてみたいものだ。)

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