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バレー界のリアルモンスター”石川祐希”

 バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAのパワーバレー・ミラノは6月10日、"龍神NIPPON"男子日本代表・石川祐希の加入を発表した。背番号は14番に決まった。

バレー好きな人ならば石川祐希に皆、期待と憧れを抱くだろう。

イタリアリーグの更なる強豪チームへ、世界一のプレーヤーを目指す彼の凄みを昨年のワールドカップバレーと共に少し語らせていただきます。

 ※addshot13 さんのtweetを引用。
  2分間にプレーが厳選されていて有難いです。

世界トップレベルの3つのプレー

石川選手の魅力は、なんといってもスパイクの美しさだろう。
昨年のワールドカップバレーでは、美しさに加えて、速さと強さの「成長」を魅せてくれた。

1.バックアタック

 現代バレーでは、サーブカットから後衛の選手がバックアタックを決めるシーンが増えている。石川祐希が得意とするのは、パイプ攻撃と呼ばれるバックアタックである。

・相手ブロッカーが前衛センター陣のクイック攻撃に釣られてブロックに飛ぶ、そのブロックの落ち際から繰り出されるパイプ攻撃! 
・非常に速い(=低い)トスを幅広いコースに鋭角に打ち込める身体のしなやかさ、強さ、そして最高点でボールを捉える圧倒的なセンス!
・いやー、綺麗!顔もカッコイイ!惚れ惚れします✨

2.ジャンプサーブ

”誰にも邪魔されることのない攻撃”
サーブが強いチームほど怖いものはありません。石川選手のように右利きのジャンプサーバーは、コートの右隅からサーブを打つ選手が多いことに着目すると、バレー観戦がより面白くなりますよ。

・石川選手は、相手コートの右隅へ打ち込む直線的なサーブが得意!ワールドカップバレー初戦相手、イタリアに対してもこのサーブでオープニングポイントを取ってくれました!
・直線的なサーブはボールの飛行距離が短くアウトになりやすいのですが、その分相手に到達する時間は短く、相手もインアウトジャッジに迷うので、ノータッチエースが取りやすいサーブと言えます!
・動画中盤ではレシーバーの間と間を狙うのもサーブでエースを決めています!安定した高い打点と空中姿勢から繰り出される強烈かつコースを狙ったサーブが魅力なんです!

3.ブロック

 本当に気持ちの良いブロックで動画が締めくくられています!

・本動画の後半、マッチポイントのシーン!ブロックの空中姿勢が本当に綺麗です!
・滞空時間が長いので、相手スパイカーのスイングを空中で見ながら止めてに行っている!という印象!
ブロックは手の出し方が命!この手の出し方で相手コートへの落ち方も決まりますよね!

最後に

 ポーランド代表のクビアク選手をご存じでしょうか?2018年世界選手権で主将として母国を優勝に導いた実績を持つ選手で、身長は石川選手とほぼ同じの192cm、現在は日本のVリーグでプレーしています。

 
クビアク選手は既に30歳を超えており、いわゆるベテランの域に達しています。にも関わらず、圧倒的なテクニックと巧みなプレーでファンを魅了してくれています。基本のトスやレシーブが上手なので、フェイクセットも彼の十八番です!

 そんなクビアク選手のような息の長いマルチプレイヤーになる石川祐希選手を個人的には期待しています!

「世界へ羽ばたけ バレー界のリアルモンスター 石川祐希」

以上、日曜日の好きな朝番組、ミライ☆モンスターみたく締めます。最後までお読みいただきありがとうございました!!

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