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エドワード・スノーデン

こんにちは!だいちです。


今日はエドワード・スノーデンについて話していきます。

皆さんはエドワード・スノーデンという男性を知っていますか?

彼は2013年6月に米国国家安全保障局(NSA)の元職員エドワード・スノーデンはイギリス新聞社(ガーディアン紙)によるアメリカやイギリスの内部機密情報の告発し世界を震感させた人物です。

この暴露により、スノーデンは「国家反逆者」として追われる身となり、2020年までロシアに身を潜めることとなりました。

では、一体スノーデンは何を告発したのか?


❶アメリカによるインターネット情報の傍受

アメリカによるインターネット傍受はスノーデンによると「PRISM」と呼ばれるインターネット情報の検閲システムで行われ、その対象はメールやWeb、チャットなど多岐にわたっているとのことです。

同様に電話回線の傍受も行われており、米国の大手通信会社であるベライゾンなどが協力しているとのことです。


❷ インターネット情報の傍受へのIT企業の協力

これらインターネット回線などの傍受にはMicrosoftや Appleなどの大手IT企業が政府により協力させられていることは以前より明らかとなっていましたが、MicrosoftがオンラインストレージSkyDriveにNSAがアクセスできるようにしているなど具体的な暴露がされています。

❸ NSAの海外各国に対するクラッキング

NSAは海外の様々な行政機関や企業などに対して情報収集の目的でハッキングを行っていることも明らかにされています。この対象は主に中国などが多く、他の同盟国の情報機関と共同で行われることも多いとのことです。


❹ アメリカの同盟国に対する情報収集

NSAはアメリカの同盟国である日本やフランス、ドイツなどの同盟国の政府機関や要人、その他企業に対しても盗聴などの諜報活動を行っていることも暴露しています。


機密情報を告発後のスノーデンのその後


諜報活動は当然のことながら機密事項であり、それが暴露されてしまうと言うことは、戦略的にも非常に大きな問題となります。

さらには諜報相手の国家からの信頼を失うことにも繋がりかねません。

そのため、アメリカはスノーデン氏に対して連邦捜査局(FBI)により情報漏洩罪など数十の容疑から、2013年6月22日に逮捕状を出して、身柄の拘束を目指しています。

現在、スノーデン氏は内部告発サイト「ウィキリークス」等の支援でロシアに滞在しています。

しかし、そもそもの疑問は、スノーデン氏の暴露したこういった機密情報は真実なのかということです。確かにスノーデン氏は元CIAやNSAの職員であり、諜報活動に関わり、国家の機密情報に触れることの出来る立場ではありました。

しかし、果たして一職員がここまでの情報をリークできるものなのでしょうか。また、アメリカの最高機密を扱うようなNSAやCIAといった機関が有する情報セキュリティの網をかいくぐって情報を外部に持ち出すことが出来るものなのでしょうか。

英国ガーディアン紙によると彼らがスノーデン氏の情報を扱うにあたり、やはり真偽が問題となったが、ある米国の映画監督がスノーデン氏の身元を保証したため、情報の提供を受けることになったなどの経緯を明らかにしています。

また、スノーデン氏の暴露した情報に対して米国は迅速に対応に動き、一連の事件の捜査と同氏の身柄の確保に向けた動きを開始しています。

そして、各国も暴露された諜報活動などの情報に対して迅速に抗議などの対応を行っています。


おわりに



※この話は実話の話です。

そして話題なり映画化もされています。

日本でもキャッシュレス社会が著しく浸透しています。

決済も簡素化され個人のビッグデータを企業が抽出できる時代。

日本でもビッグデータをもとに政府、国が国民一人一人を管理する社会が今後、当たり前になってくるかもしれませんね。

この映画をみて道徳観・倫理観などすごく考えさせられた映画でした。

世の中の『ルール』・『仕組み』・『正義』とはなんなんだろうか?

それぞれの答えが出れば良いと思います。

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