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タレント・モデル契約のトラブルが多い!ご注意を!


|国民生活センターも呼びかけていますよ~

タレントやモデルに憧れて、できることなら自分も・・・と思っている人は多いですよね。

スマホやSNSでタレント募集やオーディション開催の記事も多く、オーディションを開催すると溢れんばかりの多くの人が集まるし、真偽は別として若者を狙うスカウトも結構多い。
でもやっぱり注意しないと!
なぜなら詐欺または詐欺類似行為が横行しており、騙されたという相談や事件もあります。

筆者撮影

|消費生活センタへの相談も多い

国民生活センターや全国の消費者相談センターに寄せられている相談が増加していることからタレント・モデル契約のトラブルに注意を呼びかけています。

|10代、20代は特に要注意!

タレント・モデル契約関連の様々なトラブル相談としては、10代、20代の女性が多くなっているそうです。

タレントやモデルに憧れる若者、特に女性が多いということ、成年年齢の引き下げにより18歳、19歳の契約は未成年者取消権の対象外であること、SNS、スマホでのタレント募集、オーディション開催の広告記事など多くなってきたことなど、いろいろな要因が考えられますね。

|積極的な連絡にはリスクが伴う

TVのCMソングにあったような気がするが・・「よ~うく考えよう・・」。
まさにそうなんです。
SNSなどに書き込まれた募集広告などをみて即効で申し込んでしまったり、スカウトの甘言に誘われてついていき契約書にサインしたり、最近ではスマートフォン等で検索して見つけたオーディションに独断即効で申し込んだりと、自己判断で事業者に連絡を取ったことがきっかけでトラブルに遭うケースがあるんです。

また、芸能事務所とタレント・モデルの契約を結んだ女性が、事務所からアダルトビデオへの出演を強く勧められる等のトラブルになっている事例も見られるなど、大きなリスクが伴うこともあるんです。

筆者撮影

|親などと相談を!

親に反対される、もう成年だから自分の意思で・・・と思うかもしれないが・・・やっぱり親兄弟や友人に一度相談してみましょう。
一呼吸おいて考えることが大事
詐欺やトラブルが多発しているこという記事や報道にも耳を傾けてみましょう。
契約等をしてしまってからでは遅い、解約等はなかなか厳しくなるし、賠償金や違約金など無駄なお金を使うことになります。

|国民生活センターが発する消費者へのアドバイス(要約)

国民生活センターでは消費者(若者向けに)以下のようなことを呼びかけています。

○契約内容をよく確認する
業者はタレントやモデルに憧れる気持ちに付け込んで甘い言葉をかけてくる。契約をする際には、どのような活動をするのか、費用はかかるのかを十分に確認する。

○金銭の負担を伴う場合には要注意
金銭の負担を求められる場合は注意が必要。
その場での契約は避ける。

○あなたの夢につけ込む勧誘トークに注意
悪質業者は「合格」という言葉であなたを夢見心地にさせ、あなたの夢につけ込んで有料のレッスンやマネジメント等の契約を勧める。
中には、「すぐに仕事が入るから問題ない」とクレジット契約や借金をして契約するよう勧めてくる事業者もいる。
レッスン等を受講しても必ず仕事や報酬につながるわけではないです。

○家族等に相談する
即断せずに家族や友だちなど周囲の人に相談するなど「冷静」「慎重」な判断を心がける。

○不安に思ったら早めに消費生活センター等に相談
クーリング・オフ等の対象となる場合もある。被害に遭った場合には速やかに、最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
特にアダルト関連の出演を強要されるなどした場合には直ちに警察に相談しましょう。

※ 「消費者ホットライン」=局番なしの「188(いやや)番」
住所地の市区町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号が「188」

※ 警察本部の生活相談「#9110」
犯罪や事故に当たるのか分からない、ストーカーやDV・悪質商法など警察に相談したいことがあるときには、警察相談専用電話「#9110」番

○はっきりと断る
「お金がないので」などという理由では断れないことも!
断ろうとして「お金」を理由にしたことで、ローンやサラ金などで借金させられるなど強引に契約させる手口も発生しているのでご注意を!
イヤならイヤとはっきり断わる勇気が必要ですね

さいごに

憧れのタレントやアイドルになりたいという願望と、これによって発生するリスクとの天秤かもしれません。
1人で考えるとどうしても願望に負けてしまいます。

ぜひ一呼吸置く心のゆとりと相談できる友人などを持ち、深みにはまらないようにしましょう。


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