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47才のキャンパスライフ 〜慶應一年生ミュージシャンの日々〜 26「おなかがぐるりん」

 大学に通う様になって、毎日の消費カロリーは明らかに増えたと思う。倍増ではきかないくらいだし、入学前に設定したアップルウォッチの日々の運動目標は、午前中に早々とクリアしてしまう。これまでがどれだけ激甘設定だったんだという気もしますけど。

 自然に朝型になってきたし、日々のストレッチ運動にも効果を感じ始めていて、健康面では良いことづくめだと思う。ちょっと前に書いたバナナのおかげで、お腹の調子も良いです。良すぎるくらいかもしれません。

 健康なんだけど、その証明としてか何なのか、良くお腹が空腹で「ぐるりん」と鳴ってしまう。一人で仕事をしている時は、お腹が鳴っても

「今こそサーチュイン遺伝子が!」

 なんて呑気な事を思っていましたが、周りに人がいるとそうもいかないですね。咳などと違って我慢できる類のものでもないし(ヨガの行者とかはできるんだろうか?)ただただ、世界が流れていくのを傍観するだけしかないわけです。

 こういう体内から発せられる音というのは、どれくらい外に聴こえているのか、実感としてわかりづらくないですか? 自分としては「ぐるりん」という音と、お腹辺りから感じる振動がないまぜになった体感なので、自分が感じている衝撃の何割が聴覚によるもので、何割が触覚によるものなのか判断がつかない。

 ひょっとして、あまり外には聴こえていないのでは…と楽観的に考えていた時期が僕にもありました…が、何度か勇気を出して訊いてみた結果、僕の想像以上に聴こえてしまっていることが判明しています。

 身体から発する音というと、僕の場合肩が凝っている時に首を回すとかなり景気良く音が鳴るんだけど、こちらも想像異常に大きい音のようで、昔からよく周りに驚かれた。これは無自覚にやってしまうことが多いんだけど、まあ我慢できる類のものではある。

 noteに書いたか忘れてしまったけど、大学受験のまさに当日にも、試験中にお腹が鳴りまくって困った。お手洗い対策のためにお昼をほとんど食べなかったので、午後の世界史と小論文の時は鳴りまくっていた。これ結構迷惑だったんじゃないかと思うんだけど、自分ではどうしようもできないんだよねー。まあ、嫌がらせにおならをしまくってるとかではない(ヨガの行者とかはできるんだろうか)ので、どうか大目に見ていただきたい所である。「なんか聴こえてきて気が散ったなー」という人がもしいらしたら、本当にごめんなさい。

 しかし良い大人がお腹をぐるぐる鳴らしながら授業を受けているというのもみっともよくないので、こそっと空腹を満たせるグミか何かを用意しておくとか、早急の対策が求められるところである。

 グミといえば最近お気に入りのグミがあるんだけど、その話はまた次回に!



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