“写真(しゃしん)”から”写深”へ
私が一眼レフを手にしたのは、4年前の春。
1度目の休職中で行動意欲が出てきた頃、新しいことを始めたいと、思い切って踏み出したことがきっかけだった。
そもそも写真を撮ることは好きで、カメラ付きのゲームソフトからインスタントカメラ、ガラケーやスマホのカメラ機能を使って、身近な光景や旅先での写真をよく撮っていた。
一眼レフが手元に来てからは、カメラに関する本を色々と読み漁り、カメラ向けの講座やオンラインサロンに入ったりしながら、撮り方について実践的に学んでいった。
*心が動いた瞬間に、承認の気持ちを持って
シャッターを切ること
*写真を通して、被写体のコンプレックスを
魅力的に輝かせること
*目で見た通りから、撮影者と被写体の
心を写すことへ昇華させること
教えて頂いた先生方の写真はとても奥深いものがあり、ただシャッターボタンを押したものとはまるで違う、見る側に思いを巡らせるような表現を感じ取れる。
私にとっての"しゃしん"は、"写深"であると考える。
それは、
表面的に見えているものだけでなく、
その奥にある深みも1枚の中で表現すること。
写真を見る側の想像力を膨らませて楽しめるような、奥行きを感じるような1枚。
写真を撮る者として、心の動きを機微に感じて、被写体の美しさ、そしてその奥にある想いを伝えていこう。
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