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秋への変化(2024.9.29)
ハウスの中に秋の日差しが降り注ぐ。とても静かだ。少しずつ葉が落ち始めたシャインマスカットの木の佇まいを見ていると、秋への変化にふと浸ってしまう。
が、ぶどうの専門家さんから学んだ今年は、秋の気配の中でぼーっとしている場合ではないと思う。声を上げたい気持ちになる。
秋は、来年度へ向けて貯蔵養分を蓄える時期。秋深まるこの時期の手立てが、来年度の収穫へとつながります!と。
葉を維持し、光合成
収穫が終わって3週間(2024.9.19)
収穫が終わって3週間が経つ。
「新しく発生するわき芽は、かき取ること」
「葉を残した状態をなるべく維持すること」
来年度の貯蔵養分を蓄えるためにも、心がけてお世話していきたい。
わき芽を見落としていると、花が咲いていたり実が育っていたりする。どきっとする。作業をするときは、丁寧に取り除く必要がある。
次々に発生するので、下の写真のように基部から取り除くこともある。
昼間は残暑が
お礼肥(れいごえ)の意味を知る(2024.9.13)
果実の収穫後に肥料を与える「お礼肥」
果実を実らせた木をねぎらい、感謝を込めての施肥。その通りだが、意味はもっと深い。
シャインマスカットの木は、果実を実らせたことで樹勢が弱っている。回復させるために葉の光合成を盛んにする。肥料を与えることで、健全な葉を保つことができる。
光合成が盛んになると、貯蔵養分の蓄積を増やすことができる。そして、このことが来年度の成長のための養分となる。
ついにラスト2房 これからは樹勢回復期(2024.9.4)
9月になると夕方の日差しが優しくなった。
気がつけば、ハウスの中には今年度ラストの2房。淋しささえ感じる空間に変化した。出荷時期のあの高揚感は夢みたい。あっという間に過ぎていった。
昨年、この空虚な時期に対抗するように私は何かやっていた。その記憶が私に蘇ってきた。
「何か」を確かめるためにスマホのメモを検索した。そうだった。次々発生するわき芽を取っていた。その作業をこつこつ続けていた。
暑いけど夏野菜を揚げる 美味さと時短のお助けメニュー
夏のキッチンタイムは特に暑い。料理をするのは好きだけど、この暑さ💦 やっぱりささっと済ませたい。美味さと時短で考えたとき、この夏手応えありのメニューは、「夏野菜の素揚げ」だ。野菜をじゃんじゃん揚げて、タレに漬けていく。冷蔵庫で冷やせば、数日間楽しむことができる。お助けメニューだ。
なるべく野菜は、前日に畑から収穫しておく。 (理由は、畑に行くとキッチンに戻れなくなる。野菜の手入れが気になる
ハーブのある暮らしに憧れて
ハーブのある暮らしに憧れて、本で調べたりハーブを育てたりしてきた。色々チャレンジしてきたが、まだまだ不十分。世話の仕方、料理や生活への活かし方、上手にできないなぁと思う。センスがないなぁと落ち込んだことも、今までたくさんあった。
しかし、落ち込みは手放したいと思った。
地道に続けていることがあると気づいたから。
わき芽が次々出てくるセージ。新鮮な部分を収穫し、乾燥させている。からからにな