ごまと
「大粒・高糖度」「高級ぶどう」とも言われるシャインマスカットの栽培に関わり、6年目の春を迎えます。出会いへの感謝と、栽培技術を学びたい思いから、『栽培日記2024年』を始めました。ぶどう栽培歴35年の専門家さんから学んでいます。日々の手入れを記録していきます。
菜園の野菜や果物、季節の食材たちに向き合う日々。食に感謝しながら、日々のかすかなひらめきを綴っていきたい。
1 日本の食が好き 日本の食が好き。味噌 豆腐 納豆 甘酒 小豆やごまを使ったおやつ。食べるとなぜかほっと安心する。私に元気と安らぎを与えてくれる日本の食に感謝✨ 2 今の生活 子育て 仕事 家事 料理 なんでも欲張り、チャレンジしてきた。数年前に全てリセット。 アラフィフからアラカンへと向かう今、日々向き合うのは菜園の野菜や果物、季節の食材たち。季節の食べ物を活かすために、あれこれ考えながらキッチンで向き合っている。そして、楽しんでいる。今の生活に感謝✨
日々お世話をしているが シャインマスカットは果たして美味しくなっているのだろうか? 甘さは増しているのだろうか? 果実の味にも構成要素があると思う。これから勉強が必要な分野だが、まずは糖度。 糖度について観察を始めた。 可視化する 「多分美味しい」では、シャインマスカットを届けた方に申し訳ない。数値を出して糖度を可視化する。我が家のシャインマスカットのことを客観的に理解する。測定用の房を決めた。 一粒取って糖度計で測った。わくわく。 結果は、14度。 食べ
わき芽取り 継続中 新しいわき芽が、次々に発生する。2日に1回は、ハウス全体を回って取り除いている。 シャインマスカットの様子も観察している。虫の発生には早めに対処したい。 梅雨継続中 ハウス栽培なので、雨が降ってもシャインマスカットを守ることはできる。 一方で、今年は晴れ間の高温対策に悩まされている。スマホ連携型温度計のアラート通知がスマホに届く。ハウス内は36℃を超える日もある💦 風を通すため、ハウスの両サイドと天窓は開けている。梅雨が明ければ、アーチ全体のビ
今年も胡麻の花が咲いた。菜園の一角に咲く淡いピンク色の花は、私に色々な気づきをもたらしてくれる。 食べ物の栄養に関心を持ち始めたのは、高校時代だったか。家庭科で使う食品成分表に興味を持ち、授業の副読本をよく開いては眺めていた。食品の産地や材料にも関心が広がり、食品のパッケージ裏の表示を見るのが好きだった。 ある日私は気がつく。食卓に欠かせない胡麻、我が国で生産されたものに出合わない。外国産。日本では育てにくいの? 気候が合わないのかな? と勝手な解釈がどんどん広がって
1.今日の作業 ⑴ハウス内の掃除をする ⑵シャインマスカットの房に紙の傘をかける 2.ハウス内の掃除について シャインマスカットの手入れでは、摘心や摘粒、わき芽かぎなど作業後に、不要になったものが出てくる。ハウス内に落ちた状態になる。 そんなとき、私はなるべく早めにホウキで掃き、きれいな空間を保てるように心がけてきた。作物が育つ空間は、きれいな方がいいと思うからである。 落ちているものに気づいたら、掃除。 この習慣を続けてよかった、と思う出来事があった。ハウ
やり始めたのは5年前 「自分で育てた赤紫蘇で梅を染める」 分からない事ばかりで、近所の名人さんから教えてもらったり、本やwebから情報を集めたりしてきた。経験が伴わないから、いちいち判断に困った。「体験学習だよね」と自分に言い聞かせながら、落ち込む自分を守ってきた。5年が経ちふと気がつくと、今年は過程を楽しんでいた。 資料を見るより菜園を見る。赤紫蘇の育ちから収穫を判断する。洗って、干して。使う赤紫蘇を瞬時に選別して、とまぁ手際い良い。作業の流れがスムーズになっていた。
1.今日の作業 ⑴わき芽を取り除く ⑵ハウスの中の掃除をする ⑶主枝を棚に結び直す 2.驚いたこと 主枝の様子に気づいてよかった。棚に固定するために結んでいた紐が、主枝に食い込んでいた。紐で固定したのは今年1月頃。去年結んでそのままの箇所もおそらくあるだろう。主枝も少しずつ太くなる。紐も劣化していく。時々確認し、紐で結び直すことが大事だと学んだ。 3.問題は、、紐の結び方💦 私は、今まで誤魔化してきた。主枝を棚に固定する時の結び方(男結び いぼ結び)を、毎年
畑で野菜を育てていると、「今日は草を取らなければ‼︎」と自分を奮い立たせる日がある。 暑さにまだ慣れない体。とりあえずやってみて、早めに切り上げようか。そんな状態で草取りを始めた。 やる気低めで作業をする私に、軽快な音が届いてきた。蒸し暑い空気の中、汗まみれの私は、その音の心地よさに引き込まれた。気持ちよく回っている音は、「あの」ペットボトル風車から。 「あの」がつく理由がある。 ○去年、名人さんの真似をして作ったが、 あまり回らなかった。がっかり。
1.今日の作業 ⑴新しく発生するわき芽を取る ⑵水やり ハウス内の掃除 2.シャインマスカットのハウス内の様子 1週間前に袋かけの作業が終わった。 3.今日の学び 袋かけを終えて、ちょっと安心していた。久しぶりにハウスに入ると、わき芽が次々発生していた。わき芽を取り除きながらハウス内を歩いた。 ん?新梢の変化にどきっとした。 すっきりとした緑色の新梢が、今日は緑色ではない。褐色だ。急な暑さのせいか、枯れ始めたのか。私はびっくりした。お世話になって
山里から茱萸と蒟蒻芋 (ぐみ と こんにゃくいも) 親戚が生活している山里を、先日訪れたときの出来事だ。茱萸(ぐみ)が沢山なっていると聞いた。 茱萸(ぐみ)ってどんなもの? 全く知らない私は、まずは見たいと思った。聞けば、私が手伝いをしたことのある畑の傍にあると言う。私は、実を沢山ならせる木の存在に全く気づいていなかった。近くまで行って驚いた。 山里のとても静かな場所に、明るくキュートな赤い果実。豊かに、にぎやかに育っている。静かな中の、彩り や にぎやかさ
仕事や家事に追われていた時期、このスペースはキッチン用品で溢れていた。モノを活かして料理を作ることは、生活にハリをもたらしてくれた。 時は流れ、、今はそのスペースに、私は野菜を飾っている。 キッチンに野菜を飾る良さについて考えた。 ①野菜の天然の色に心が和む ②料理にすぐ使うことができる 菜園は勝手口から出たらすぐ近くにある。それでも料理中は、採りに行くのが面倒なもの。雨ならもっと行きたくない。だから私は、外の作業中に野菜の様子を見ては、その場で収穫しておく。 す
お店に並ぶ今年の梅、お値段がとても高い。 私は手に取る気持ちになれず、今年の梅仕事を諦めかけていた。ところが思わぬ出来事が。 近所の方から、梅が2Kg届いたのだ。 手頃な値段で購入できたとのこと。 私はうれしくてうれしくて、すぐに下準備に取りかかった。 黄色く色付き始めている。数時間アク抜きをして、ヘタを取り、塩漬けにした。 梅2Kg 塩(梅の重量の18%) 360g 時々、梅をごろごろ転がして、ゆっくり塩に馴染ませる。梅の変化が身近に感じられるので、私
らっきょう収穫の時期になった。 家庭で食べる量ではあるが、収穫から漬ける作業まで行うと、やはり手のかかる作業だと思う。 収穫したあと、茎と根を切り、洗って皮を剥きながら洗う。朝から始めても、あっという間にお昼になる。それくらい没頭する充実感あふれる作業だ。しかし、今年は何か変えたいと思った。 できる量をできる日に 扱う量を減らす 無理しない → すると発見が3つあった! 発見1 これぞ「分球」 植え付けは2球 →収穫時は10球超えてます
1.今日の作業 房の形を整えるために、摘粒や玉直しをする。 2.理想的な房の形に近づける ⑴どちらも果粒の肥大は、良好である。 しかし、右の房は肩の締まりが良くない。 左の房の方が理想的な形。 比較をすると理想的な形が見えてくる。 ⑵「理想的な収穫の時の姿をイメージしながら、 少しでもその姿に近づけるために 摘粒したり玉直しをしたりする。」 ぶどう栽培歴35年の専門家さんの言葉 ⑶袋かけの時期が近づいている。袋をかけたら、しばらく房の姿が見ら
私はそんなこと気にする人じゃない。 そう思っていた。 しかし、いざ自分が育てた野菜が、理想的な形に育たないことが分かると、正直がっかりした。 5月上旬に収穫した赤玉葱のことだ。茎が太いまま、不安な気持ちのまま収穫することになった。 その私が、 今は赤玉葱の美味しさに驚いている。 スライスして甘酢に漬けると、とても美味しい。「試しに活用してみよう」と行動したことが、本当によかったと今では思う。 この赤玉葱のおかげで、 私は「赤紫色」が好きになったようだ。 今、わたしが応援し
1.今日の作業 副梢管理 (再発生する若いわき芽をかぎ取る) 2.房の成長 今週は、果粒が育つのを見守っている感じだ。 先週までこつこつ続けていた摘粒の作業のおかげだと思う。果粒が育つことで、房全体が成長している感じがする。 果粒の向きを調整する手立ても必要になってくる。専門家さんからアドバイスをもらいながら対応していきたい。 一方で、若いわき芽も発生している。なるべく毎日かぎ取っている。今日は、観察しながらのゆったり作業だったが、気がついたら1時間経っていた。