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〈世界史は経済で見るべし〉『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編』(山﨑 圭一著)
いつの時代も経済が出来事の発端だった。
何故なら、人は食べなねば飢えるからだ。
その日食べる分を、その日確保する自給自足的な生活であれば、経済はそこまで重要でない。
しかし多くの人間は、欲があり、出来るだけ楽をしたがる。
そうなると、材やサービスの交換は必然的に起こるのであり、そこに経済が発生する。
どんな争いの背景にも経済が見え隠れする。確かに宗教上の争いや後継問題など様々な要因があるだ
〈会計は時代と共に発展した〉『会計の世界史』(田中 靖浩 著)
○帳簿、簿記から始まる
○資金調達が必要になり財務会計が発達
○将来を見通す攻めの管理会計とファイナンスが発達
今となっては当たり前であるが、遠い昔、そもそも『会社』というもの自体が存在していなかった。
貨幣が発達し、物が行き来するようになり、組織的に動くようになり、拡大の為の資金を募るようになり、会社という組織が誕生した。
会社はお金という血液が無いと生存出来ない。
お金は管理し無ければ漏れ
〈何故、社会が存在するのか〉『社会契約論』(ルソー著) その1
「何故、社会が存在するのか?」
我々人間は、生まれながらにして、どこかの国に属し、社会に属し、家族に属し、名前が与えられ、番号で管理され、教育を受けさせられ、勤労を求められ、法に縛られ、税金を払わされ、死ぬまで管理されていく。
これは何故なのだろうか?
生まれてから一度は考えるだろう。
逃げ場がない、窮屈な世界に感じる事もある。
望んだ訳ではない。「勝手に」そのようにある様に求められている
〈人の心を掴む術〉『君主論』(マキャヴェリ著)
国家は砦を構築すべきか否か。
結論、国民に好かれているのであれば砦が必要であるが、
国民に嫌われているのであれば砦は不要である。
詳しい内容は置いておくとして
このような内容がつらつらと書かれている。
この本が書かれた当時は、現代のような安全保障はなく、
一手間違えれば、次の日には自分の命がないかもしれない。
そんな不安定な時代であった。
そのような中で、市民を上手く誘導し、側近に慕われ、