ゆう✳︎人事×大学院生の読書記録✳︎

社会人大学院生の読書垢です。学び直しの為、多読中です。 ✳︎学びを深めたいので、大学生…

ゆう✳︎人事×大学院生の読書記録✳︎

社会人大学院生の読書垢です。学び直しの為、多読中です。 ✳︎学びを深めたいので、大学生、院生、読書好きの皆さん、繋がりませんか? ✳︎職業はコンサル会社人事とキャリアコンサルですが、それ以外に専ら経済、会計、ファイナンスに興味があります。 普段はフォトグラファーもやってます。

最近の記事

〈世界史は経済で見るべし〉『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編』(山﨑 圭一著)

いつの時代も経済が出来事の発端だった。 何故なら、人は食べなねば飢えるからだ。 その日食べる分を、その日確保する自給自足的な生活であれば、経済はそこまで重要でない。 しかし多くの人間は、欲があり、出来るだけ楽をしたがる。 そうなると、材やサービスの交換は必然的に起こるのであり、そこに経済が発生する。 どんな争いの背景にも経済が見え隠れする。確かに宗教上の争いや後継問題など様々な要因があるだろう。 しかし、元を辿れば、経済的に如何に優位な立場を得るか、或いは保証されるか

    • 〈会計は時代と共に発展した〉『会計の世界史』(田中 靖浩 著)

      ○帳簿、簿記から始まる ○資金調達が必要になり財務会計が発達 ○将来を見通す攻めの管理会計とファイナンスが発達 今となっては当たり前であるが、遠い昔、そもそも『会社』というもの自体が存在していなかった。 貨幣が発達し、物が行き来するようになり、組織的に動くようになり、拡大の為の資金を募るようになり、会社という組織が誕生した。 会社はお金という血液が無いと生存出来ない。 お金は管理し無ければ漏れていくし、会社は投資し無ければ大きくなれない。 資金調達をし無ければ事業を上手

      • 〈何故、社会が存在するのか〉『社会契約論』(ルソー著) その1

        「何故、社会が存在するのか?」 我々人間は、生まれながらにして、どこかの国に属し、社会に属し、家族に属し、名前が与えられ、番号で管理され、教育を受けさせられ、勤労を求められ、法に縛られ、税金を払わされ、死ぬまで管理されていく。 これは何故なのだろうか? 生まれてから一度は考えるだろう。 逃げ場がない、窮屈な世界に感じる事もある。 望んだ訳ではない。「勝手に」そのようにある様に求められているのだ。 現在の社会は、既に出来上がっているシステムだ。 僕らが生まれた頃には完

        • 〈人の心を掴む術〉『君主論』(マキャヴェリ著)

          国家は砦を構築すべきか否か。 結論、国民に好かれているのであれば砦が必要であるが、 国民に嫌われているのであれば砦は不要である。 詳しい内容は置いておくとして このような内容がつらつらと書かれている。 この本が書かれた当時は、現代のような安全保障はなく、 一手間違えれば、次の日には自分の命がないかもしれない。 そんな不安定な時代であった。 そのような中で、市民を上手く誘導し、側近に慕われ、敵国との鍔迫り合いをうまくこなしていかないといけない。 現代の我々からすれば、

        〈世界史は経済で見るべし〉『一度読んだら絶対に忘れない 世界史の教科書 経済編』(山﨑 圭一著)