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〈会計は時代と共に発展した〉『会計の世界史』(田中 靖浩 著)

○帳簿、簿記から始まる
○資金調達が必要になり財務会計が発達
○将来を見通す攻めの管理会計とファイナンスが発達

今となっては当たり前であるが、遠い昔、そもそも『会社』というもの自体が存在していなかった。
貨幣が発達し、物が行き来するようになり、組織的に動くようになり、拡大の為の資金を募るようになり、会社という組織が誕生した。

会社はお金という血液が無いと生存出来ない。
お金は管理し無ければ漏れていくし、会社は投資し無ければ大きくなれない。

資金調達をし無ければ事業を上手く軌道に乗せるのは難しいが、投資のメリットを伝え無ければ資金は集まらない。
投資のメリットを伝える為の価値基準が無いといけない。

全ては必要から生じており、一つ一つのルールや慣習に物語がある。

理論としてのアカウンティングやファイナンスを学んでいるが、歴史的起源を知る事も面白い。

そして、今が完成形ではなく、まだまだ発展途上である事もとても興味深かった。

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