この拙文を読んでいただいてる皆さま。毎日お疲れさまです。 この文章は僕と近所に住む幼馴染Tのしょうもない会話を記したものです。 こんな50代もいるんだと笑っていただき、皆さんの心が少しでも軽くなれば幸いです。 あ、下ネタが苦手な方は読まないほうがいいですよ。 ◆その1 T「昨日久しぶりに妹に会ったんだけど」 僕「うん」 T「口笛を吹いてたらさ」 僕「うん」 T「口笛くさ!って言われた」 僕(笑) ◆その2 T「妹の息子ももう高校生でさ」 僕「早いね」 T
この拙文を読んでいただいてる皆さま。毎日お疲れさまです。 この文章は僕と近所に住む幼馴染Tのしょうもない会話を記したものです。 こんな50代もいるんだと笑っていただき、皆さんの心が少しでも軽くなれば幸いです。 あ、下ネタが苦手な方は読まないほうがいいですよ。 ◆その1 T「最近また『ギレンの野望』にハマっててさ」 僕「何年やってるんだよ!」 ◆その2 T「出先でトイレに入ったんだけど、シャワートイレが死んでたんだ」 僕「そっか」 T「死んでるシャワートイレほどヘ
先週、定年前に退職する同期タナカさん(仮名)の送別会が行なわれた。 タナカさんは僕より年上の55歳で独身。さみしい頭頂部と長い後ろ髪で落武者のような髪型で赤ら顔。身長は低く腹も出ている。口ぐせはよろぴく。 退職の理由を聞くと、 もう潮時さ。静かに消えたかったんだ…とめちゃくちゃカッコつけて言った。 彼は平社員である。 僕:退職後は? タナカ:何もないさ。 僕:生活はどうするの? タナカ:何とかなるだろうさ。 いちいちカッコつける話し方にイラついてきたので、今、パ
この拙文を読んでいただいてる皆さま。毎日お疲れさまです。 この文章は僕と近所に住む幼馴染Tのしょうもない会話を記したものです。 こんな50代もいるんだと笑っていただき、皆さんの心が少しでも軽くなれば幸いです。 あ、下ネタが苦手な方は読まないでくださいね。 ◆その1 T「オレはジイコウイをするために生きてるんじゃあないかと思う時があるよ」 僕「Gコーイ?」 T「自慰行為さ」 僕「何か悩みでもあるの?」 T「特に」 僕「…」 T「あと、ゲーム」 僕「何の?」
日曜日の午後、洗濯物を取り込んでいたら、家の前の歩道でじいさんが地面に座っていた。 隣には自転車が倒れている。 じいさんは立ち上がろうとしていたが、うまく立ち上がれない。 家を出てじいさんに声をかけた。 自転車で転んで、肩が痛いと言っている。 自力で動けないと判断し、じいさんに家はどこかと聞いた。 じいさんは番地のみを答えた。 番地のみ言われても知らんがなと思いつつ、家に誰かいるのか聞いたら、いないと言うので救急車を読んだ。 消防の方は電話でじいさんの情報を色々聞いてき
K社長とは10年前にあるプロジェクトで一緒に仕事をした。 彼は社員20人くらいの小さな工場を経営しており、先進的な事業に取り組んでいて、メディアにもたびたび取り上げられている。 先日、某セミナーがあり、会場で久しぶりに社長にお会いした。 ご挨拶すると、社長は一瞬驚いた顔をして「またお会いしましたねー」と言った。 僕はこの4月からセクションが変わったので、あらためて名刺を渡した。 彼は僕のセクションを見て、苦笑いし、この後少し時間があるか聞いてきた。 近くのコーヒー
古いパンツは履きやすい。 パンツなんて家族以外の誰かに見られることなんてまずありません。 でも、思わぬ形で見られることがあるんです。 外出する時は、見られても恥ずかしくないパンツを履きましょうよ、という話です。 ◆ケース1 会議の席で突然男性が倒れた。 彼は別の会社の人間で60代。 床に倒れ、すぐ笛の音のような呼吸を始めた。 息をしていないので、心臓マッサージとともにAEDを使う事に。 幸いまわりは講習を受けた方ばかりだったので、皆あわてずスムーズに事は運んだ。 上着
低周波に悩まされているんです。 男性は言った。 推定70代、身なりもよく明るい口調で話している。 とある会合で出会った男性で、話すのは今日で2回目だった。 会合の後の雑談である。 自宅にいる時に低周波に悩まされているんです。 今、この場所では何も聞こえません。 私は年金生活者で普段は家にいるんですが、朝9時から夜9時くらいまで低周波に悩まされています。 「ご家族も悩まされているんですか?」 思わず聞いてみた。 いえ、私だけなんです。 家内や娘はなにも感じておりませ
この拙文を読んでいただいてる皆さま。毎日お疲れさまです。 この文章は僕と近所に住む幼馴染Tのしょうもない会話を記したものです。 こんな50代もいるんだと笑っていただき、皆さんの心が少しでも軽くなれば幸いです。 あ、下ネタが苦手な方は読まないほうがいいですよ。 ◆その1 T「この間バイクに乗ってたらさ、突然、オレはお母さんの味しか知らずに死んでいくんだと思ったんだ」 僕「そっか…」 T「オレが独身なのはガンダムのせいかもしれん。シレン・ザビさ」 僕「違うと思う」 T
アンディ・フグが好きだった 極真の頃から好きだったが、正道会館に移籍してからのめり込んだ ほぼ毎回、フグの試合を観に行っていた フグの戦いはファイティングスピリットがダイレクトに伝わってきて、いつも胸が熱くなった 特にK-1グランプリで悲願の優勝を果たした時は大感動&涙腺大崩壊だった アンディ・フグの一日空手教室にも行った(当時はそんなのけっこうあった) まずは準備運動からスタートしたが、もうそれだけで肩で息するくらいヘトヘトになった 参加者がキックミットを持って
あげまんではない、ふるまん ふるちんの女性版だ その言葉を聞いたのは、地元のストリップ劇場 いわゆるマナイタの後、満足げなおじさんが舞台から降りてきた時に言った言葉 にいちゃん、ふるまんだぞ、ふるまん、ゲヒヒ 下品な笑い顔の後ろで、舞台の上からお姉さんが言った Hey、ぼく、カモーン …いやだ、絶対にいやだ 色んなイヤダが頭をかけ巡るが、特にあんなくそじじいの後が一番いやだ 腹に力を入れ、NOと言おうとした刹那 僕の後ろにいた猛者がピンク色の舞台に上がってい
以前、部下にアキヤマ(仮)さんという定年間近の女性がいた。 彼女はよく休む人で、有給が少なくなってくる下期になると微妙な技を使いだす。 生理休暇を申請するのだ。 それまでそんな休暇制度があったことを知らなかったが、そういうものなんだと思い受理していた。 ある日、人事から連絡があった。 生理休暇の日にアキヤマさんをディズニーランドで見た人がいるというので、本人に確かめてほしいとのことだった。 しぶしぶ彼女に聞いてみたが、ディズニーランドなんて行ってない。誰がそんな事言っ
ご近所に足の不自由なお子さんがいて、小さな頃からお父さんがずっと隣を歩いていた。 お父さんは伴走するのみ。 お子さんが転んでも手を貸さず、自力で起き上がるまで見守っていた。 毎日会うので、なんとなく顔見知りになり、お父さんと少しずつ話すようになった。 お子さんの名前はワタルくん。 ワタルくんは早産で生まれ、生まれつき足が弱いそうだ。 医師からは車椅子を勧められているそうだが、お父さんは首を横に振っている。 ワタルには気の毒ですが、私のわがままを押し付けているんですよ
幼なじみTとツタヤで会った。 彼は大量のDVDをかごに入れていた。 T「やあ」 僕「久しぶり。何借りたの?」 T「DVDさ」 僕「わかってるよ」 T「踊る大捜査線とアダルトさ」 僕「今どき?」 T「容疑者室井慎次も」 僕「…」 T「これって、プレステ2で再生できるかな」 僕「ツー!まだ持ってんの?もう無理だろ。試しに1枚借りて大丈夫だったら、また来れば」 T「それはいやだ」 僕「まあ、知らんけど」 T「悪いけど、アダルト持って話してるの恥ずかしいから
このお話しの登場人物は3人です。 ・ヒロシさん(40歳)課長代理、妻子あり ・トモコさん(29歳)ヒロシさんの部下、独身 ・タナカさん(50代)課長、ヒロシさんとトモコさんの上司 ☆ 人事にいたころ、社員のトモコさんからセクハラの相談を受けた。 上司のヒロシさんからプライベートなお誘いが度々あり、迷惑しているという。 トモコさんは、ヒロシさんからの誘いがなくなれば、それ以上の対応は望まないとのことだったので、人事サイドからヒロシさんに注意した。 ヒロシさんはそれを真摯
送別会の2次会でオカマバーに4人で行った。定年退職するヤマモトさんの送別会だった。 ヤマモトさんは冗談も言わぬ真面目な方で、仕事ぶりも堅実そのもの。 角野卓造に似ている。 店に入るとお姉さん(♂)が4人ついた。そのうち3人は見た目が完全に女性だったが、ひとりだけジャイ子そっくりの方がいた。 楽しい時間が過ぎ、酔いもまわり、そろそろ帰ろうかというころ。 気がつくと、ヤマモトさんとジャイ子はふたりで頬を寄せ合い、しっとりと語り合っていた。 ふたりとも、したたかに酔っている