新宮さん

日本クラウンというレコード会社のプロモーター。 公式のアカウントとかではなく、あくまで…

新宮さん

日本クラウンというレコード会社のプロモーター。 公式のアカウントとかではなく、あくまで個人的なもの。 https://twitter.com/CRcrownland これまでの体験や感想、主観バリバリのライブレポ的なものを書いていこうと思っています。

最近の記事

練習の質

昨夏の甲子園で、坊主頭が強制されていない慶應高校が優勝したことで、エンジョイベースボールという言葉をよく聞いた夏でした。今までの常識というか、理解しないままの「そういうもんだから」という価値観を踏襲せず、何事にも意味を考えて行動に移す、または、1つの練習に際して目的意識と最大限の効果を生み出す選択をしていく中で、坊主頭に必ずしも必要性を感じないので各自で判断した結果、ということなのでしょう。「必要だった無駄」「必要だった遠回り」もあるので100%とは言いませんが、個人的にはと

    • 「何を」「どんな人が」

      純烈の新曲「だってめぐり逢えたんだ」そしてカップリングの「いまでも一番星」と「汐風ららばい」の作詞は松井五郎さん。過去には「グッときちゃうよね」「そっと涙のラプソディ」「ジグザグ」といったファンからの人気も高いカップリング曲を数々提供してくれていました。ちなみにプロデューサーの関口静夫さんがジグザグを気に入って、ドラマ「純烈ものがたり」はこの曲を締めで使いたい、ということは構想の段階で早々に決まっていたそうです。 2021年後半からは「今夜 涙じゃ帰れない」そして2022年は

      • 因果応報・情けは人のためならず

        また個人的な価値観の話ね。まぁここはそんなことしか書いてないけども。 人は、法律を犯したら法律に基づいて罰せられる。 案件によっては、訴えを起こす・被害届を出すという労力と時間を鑑みて泣き寝入りする人も少なからずいることでしょう。なので、非常に大きい負担を覚悟してでも行動に移すということは、それはそれは相当な精神的肉体的苦痛があったことでしょう。 さて、今回はそんなに大きな話がメインではなく、そこまでではないことにも因果応報はあるべきで、ズルしたら怒られる、悪意を他人に

        • 2021年最後の日を迎える前に。

          今年の紅白歌合戦に日本クラウンから出場する2組の歌手。7年連続の三山ひろしと4年連続の純烈。この2組にはとても多くの共通点があるんだけど、今回は『マネージャー』という、この1点について書いてみる。 共にアーティスト担当として紅白初出場に至るまでをすぐそばで見させてもらった上での話なので、俯瞰で見ることができていないと思うから、偏った考えかもしれないけど。 ファンの人たちはもちろん、業界内でも応援をしてくれる方々が多いと思われる2組だけど(私が勝手に思っているだけかもしれない

          紅白の向こう側~純烈の恩返し

          先日の明治座公演に続き、9月10日に全国ロードショーになる純烈初主演映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」も、紅白の向こう側に見えた純烈の恩返し、だと思っています。 https://junretsuger.com/ 夢を叶えると、過去の自分も照らしてくれる。そして肯定してくれる。映画の話題になる時に、4人中3人が特撮ヒーローだったという紹介は不可欠になるので自然と「ガオレンジャー」「ハリケンジャー」「仮面ライダー龍騎」という言葉がSNS上にも頻繁に登場するようになった。純烈は知名

          紅白の向こう側~純烈の恩返し

          前川さんと明治座さんと純烈と

          純烈は、6人でスタートして、6人で種を撒いて水をやり、5人で花を咲かせて2018年の年末、NHK紅白歌合戦に5人で初出場を果たしました。そして2019年、1月末から前川清さんが座長で明治座での劇場公演の予定がありました。 前川さんがリーダーの夢の中に出てきたことが純烈誕生のきっかけとなり、2014年には、裏ターニングポイントとなる大阪・新歌舞伎座公演に、まだほとんど世間に知られていない純烈を同じ舞台に立たせてくれました。それ以降も事あるごとに名前を使わせてもらったりということ

          前川さんと明治座さんと純烈と

          親孝行とは。

          とても個人的な話。 3月14日 三女の誕生日だったんだけど、叔父の命日となった。 数年前からガンで闘病生活をしていたんだけど、大阪に住んでいるし、年に1回は会いに行っていけどこのご時世で昨年、今年は会いに行けなかった。いや、病人ということもあり、会いに行かないことを選んだ。 そんな時、叔母と電話で話した時に、意外なことを聞いた。 看護師さんが、叔母に「旦那さん、純烈が好きなんですね」って。叔父が病室で看護師さんに、純烈の話をしていたようで。 叔母曰く、甥っ子の俺が純

          親孝行とは。

          音楽の楽しみ方♪

          さてさて、純烈から続々と刺激的なお知らせが届く日々、楽しんでますか~? 新曲「君がそばにいるから」の発売、同作のMV発表・公開、振り付けがDAPUMP、「スーパー戦闘 純烈ジャー」の発表、主題歌「NEW(入浴)YORK」の配信スタート、明治座の座長公演、小田井さんのドラマ出演が2作品、ざっと挙げるだけでも2月にはこれだけのニュースがありましたねぇ…。 その中でも、昨年のFODで放送されたドラマ「純烈ものがたり」で純烈役として主演を務めさせていただいたことに続き、今秋公開の

          音楽の楽しみ方♪

          演歌男子。の功績

          第62回だった昨年の日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞したのは、真田ナオキでした。遡ると、最優秀新人賞ではなかったものの、61回には新浜レオン、第59回には中澤卓也がノミネートされてあの舞台に立っている。 そして、紅白に目を向けても、白組で出演した5組中3組は演歌男子の枠で揉まれて世に羽ばたいていった人たち。というか、五木さんと氷川さんは「演歌男子。」という言葉が生まれ、番組が始まった時には既に大スターだったので、それを別として考えると、山内惠介、三山ひろし、純烈の3組は

          演歌男子。の功績

          幸せの物差し

          誰かの幸せを自分のことのように喜べたら+1 誰かの幸せを妬んだら−1 その差は2 この積み重ねでドンドン差は開いていく。 でも、幸せの物差しは人によって違うはず。 一般的に些細なことでも、それを幸せとして捉えることができれば日常は幸せに溢れている。 天気がいい、よく寝られた、デジタル時計でゾロ目を見られた、エレベーターがすぐ来た、今日も生きているetc  自分の中で感情の種類を分類するときに、これらを当たり前ではなく、幸せのカテゴリーに入れると、幸せの数はすごく多く

          幸せの物差し

          明日は純烈初の有料生配信ライブ!

          今年も残すところ残り2ヶ月をきっちゃったんですねぇ。振り返ると、早いもんですねぇ。コロナ禍になって自粛期間とか入った頃は、今年はどうなっちゃうんだろうと思っていたけど、どんな1年であっても年の瀬は来るんですねぇ。もしかすると、個人的には例年より早かった1年なのかもしれない。去年は年越し早々、色んなことがあって、1年分くらいに感じた1月と2月だったし・・・。 さてと、年の瀬というと、今年もNHK紅白歌合戦は行われるということで、純烈は3年連続となる出演を是が非でも果たしたい!

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          自身の遡り・野球を通じて

          さて、野球に興味のない方でも、何かに応用できる要素があるかもしれないので、一応読んでみてください。 1回目の記事で自分の過去である鳥羽一郎マネージャー時代の思い出を書きましたけど、今回はもっと遡って野球を通じて学んだことを書いてみようかと。野球をやるにあたり、決して恵まれた体型ではない私のプレースタイルを中心にね。 茨城県の名門と呼ばれる常総学院という高校の野球部で、自分は春の選抜だけだけど一応甲子園に出場したことは結果的に今も財産になっている。どこで話してもインパクトの

          自身の遡り・野球を通じて

          母の話で涙する男・三山ひろし&白川裕二郎

          これまで色んな番組で色んな種類の涙を見せてきたこの2人だが(白川に関しては悔し涙や悲しい涙もあったけど)主にお母さんにまつわる話が多い。 打ち合わせの段階でお母さんの話をしてるときに、すでに泣いていたのは、この2人しか見たことないかも。 三山とは、デビュー2年目かなぁ、色んな事情が重なって、マネージャーなしで私と2人で名古屋に公開収録に行く機会があってさ。夜は2人でカウンターに並んで飯を食ったの。覚えてるかなぁ…。その時にね、故郷とか生い立ちとかの話からお母さんの話になって

          母の話で涙する男・三山ひろし&白川裕二郎

          SMAPファンと純烈ファンの、ちょっといい話♪

          ちょっと懐かしいほっこり&キュンキュンした話を少しだけ😊 まだ純烈が5人だった頃。純烈のコンサートやキャンペーンなどのイベント会場に、SMAPファンだという人がとても多くなった。もちろんたまたま通りがかったことから始まった人もいるだろうけど、ちょこちょこ耳にする話としては、いわゆるSMAPロスの時期に、今から若いアイドルグループの追っかけをやるには少々抵抗があるなぁと思ってたところに、たまたまテレビで純烈を見て、まず5人組ということに胸が熱くなり、さらにメンバーの世代も

          SMAPファンと純烈ファンの、ちょっといい話♪

          純烈から学んだ「嫌われることを恐れない」

          つくづく純烈というグループは不思議な組織だなぁと思う。魅力を語り出したらキリがないし、弱点すら特徴という名の長所にも武器にもなりうる。付き合いはもう何年になるかなぁ、未だに解明できないグループで解明できない個人。まぁそもそも一生解明できないような気もしてるし、解明できなくてもいい気もしてるけど♪ 何にも気にせずに大胆にやることもあれば、細かく一挙手一投足までシミレーションして臨むこともある。頭の中だけでイメージしておくパターンもあれば、準備に時間をかけることもある。純烈

          純烈から学んだ「嫌われることを恐れない」

          けん玉紅白歌手・三山ひろしの功績と魅力

          三山ひろしの紅白初出場は、自分の中でもとても大きな出来事で、隠居する時に社会人生活を振り返って自伝を書くとしたら、序盤にそこそこのページ数を占めることになると思う。思えば、クラウンに入って半年そこそこで、すぐに出向したから、プロモーション部に戻ってきてからデビューからちゃんと携わった初めての歌手かも。 主に演歌・歌謡曲ジャンルの歌手が多数いるレーベルのプロモーションに携わっているメーカーのほとんどが、メディア担当とアーティスト担当と分かれているのが主流なんだけど、特にメディ

          けん玉紅白歌手・三山ひろしの功績と魅力