純烈から学んだ「嫌われることを恐れない」

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つくづく純烈というグループは不思議な組織だなぁと思う。魅力を語り出したらキリがないし、弱点すら特徴という名の長所にも武器にもなりうる。付き合いはもう何年になるかなぁ、未だに解明できないグループで解明できない個人。まぁそもそも一生解明できないような気もしてるし、解明できなくてもいい気もしてるけど♪


何にも気にせずに大胆にやることもあれば、細かく一挙手一投足までシミレーションして臨むこともある。頭の中だけでイメージしておくパターンもあれば、準備に時間をかけることもある。純烈と出会うまでは、グループと仕事したことはなかったから対比するものがないけど、目先のことと未来のこと、グループのことと個々のこと、偶然の産物と計画的に創造してきたもの、色んなことが絶妙なバランスで構成されている


今の主流である、子供の頃からグループでやっているアイドルの子たちが直向きに頑張ってる姿にも心動かされるけど、純烈は後上以外は役者として、ほぼ個人事業主みたいな職業で飯を食ってきた大人たちが、そこそこいい歳で組んだグループで、そこそこおっちゃんになった男たちが覚悟を決めて頑張ってきた姿にも、とても心を動かされた。

語り出せばキリがないグループだからどんな話を書こうかなぁと思ったけど、別に1回しか書いちゃダメなんてことはないから、純烈については今後も色んな角度から書いていこうと思います。まぁ今日は、こんな話を。

テーマは、「純烈のやることに対してあれダメこれダメっていう注文」これはね、自分の中では、

=自由帳に絵を描いてはいけないという規制

=毎日白米だけの日替わり定食

=アイスコーヒーのホットくださいっていう注文❤️ ※このワードはリーダーの2018年12月14日のツイート参照

こんなイメージ。そう、矛盾みたいなものだと思っている。

型破りで指示を待たないスタイル。みんなこうしてたよ、という話を鵜呑みにぜす取捨選択してきた。内容が理解できないような、みんなそんなことしてないよ!って指摘もスルーしてきた。誰もしてないからやるんじゃん、ってことも多いし。歌も踊りもうまいわけじゃないのに他の人と同じことしてたら埋もれる。まぁそれがわかってるからそもそもソロじゃなくてグループでやってるわけで。

○○すべき、とか、○○するなんてよくないとか、する・しないを決めるのは外部じゃない、自分たち。何かに流されたり、誰かの請負いだったりだと、偽りの姿になるのですぐメッキが剥がれる。悪く見える所も含めてガラス張り。そりゃ失敗することもあるけど、10回に1回の失敗を恐れてチャレンジする姿勢を否定しちゃうと、残りの9回の可能性すらも潰しちゃうからね。温故知新の心はあるので、ムード歌謡のレジェンド達へのリスペクトはあるし、先人の功績とかは勉強するけど、歌手としてとてつもない才能を持った人と同じことをやっても叶うわけがないこともわかってるから、マネだけをしているわけではない。子供の頃から歌しかやっていません!という人がほとんどのこの業界の中で、歌を始めたのが30代で、ボイトレのカエルの合唱から躓いたグループが、歌謡界・芸能界の山の頂上を目指すのに山登りのルートは1つじゃないということを実践して見せてくれようとしている。実際に紅白歌合戦にたどり着くまでのルートは誰も登ってこなかった道で、彼らにとっての最短ルートであり、獣道だったと思う

経験ある人からのアドバイスは聞くし、色々なことを吸収はするけど、誰かが敷いたレールを乗ってきたわけではないし、これからも誰もレールは敷いてくれない、そんな道を歩いていく。だからこそ今回の様にFODのドラマの話がきたり、色んな普通じゃないことが起こるんだと思う。これなんてさ、あの「古畑任三郎」とか「振り返れば奴がいる」とか超有名ドラマのプロデューサーから純烈主演で純烈のドラマを作りたいってオファーがあったんだよ!しかもスーパー銭湯アイドルと呼ばれ、世間ではマダム達のアイドルと言われている純烈を、若者向けコンテンツで配信するという形で。数年前には想像つかなかったことが続々と起きている事実。


純烈から学んだことはたくさんあるんだけど、その中でも強く感じたのは、嫌われることを恐れない。これかな。そこに信念があれば、の話。全員に好かれようとする労力より、楽しんでくれている人をもっと喜ばせること、そしてまだ知らない人にお届けするために労力を使った方がよっぽどいいよなぁって。


あとね、エンタメなんて真実を全部知れないと楽しくないなんてことではないと思うんだ。確かに、言葉の裏に隠れてるメッセージを読み取ることも大事で、理解できれば一緒にニヤニヤ楽しむこともできるけど、言葉の裏を考えずに表面だけを捉えて楽しむことも大事。そこの見分け方は、受け取る側の生きてきた過程とか経験、色んな側面が影響されるから、わからなくても仕方ない。100人中100人を100%満足させるなんてことはできない以上、メンバーがやりたいことを発信し続けるのを見つめて追いかけて、その中で受け取りたいものだけを受け取ればいいんじゃないかな。

それに、ファン同士で誰かと比べる必要もなくてさ。想像しても事実は当人にしかわからないんだから、自分が見えている世界を楽しめばいいんだと思うよ。メンバーだって、なんで太っているのに痩せようとしないのか、なんで髭生やしているのか、なんでそこまで真っ黒に日焼けしているのか、なんで歯の工事をしたのか、いいじゃん、理由なんて。そのままを受け取ってそのままを楽しめばいいじゃん♪

さて、今日は何が言いたいかと言うと…〇〇して!とか、〇〇しないで!とか、ましてや〇〇なんだから〇〇~べき!なんて類の要求はしないほうがいい。ってことかな。この手の話は自分の好みと都合に合わせてほしいがために言っている自分勝手な想いとしか捉えないと思うし。聴いてくれる人、1人1人に向けて歌うことはあっても、一部の意見に流されてスタンスを変えることはないと思うので。例えば、10項目ある内の10個満たしてないとファンにならない人もいれば、1つでも該当していたらファンになる人もいるし、それに純烈もスタッフも右往左往してたら、型破りじゃなくて形無しになっちゃう。


あ、なんか説教じみた内容になっちゃったけど、そういうわけではないからね!純烈ファンはほとんどの人が楽しみ方がとても上手だなぁって思ってる。マナーは守り、自分なりに色々アレンジして自分なりの楽しみ方を見出したりしてさ。なので、これからもマナーを守りつつ、無理も我慢もせず、自分を取り巻く環境の中で可能な範囲で自分なりに楽しんでください。きっとこれからもファンの皆様に向けたエンターテインメント、応援してきてよかったと思える結果、色んな方法で喜ばせてくれるはずなので、目を離さないでいることをおススメしますよ♪

SNSもYouTubeも、BS・CSの番組の視聴も、ECサイトでの購入やネットサイン会、そして最近ではFODの視聴もそう、今まで触れてこなかった文化やコンテンツでも、無理のない範囲で楽しんでいくことが、コロナ禍で会えない時間や、長い目で見た時の今後の時間の有意義な使い方として、少しでも人生を彩ることができたら、素敵だと思わない?

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