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1月の時事エッセイまとめ【Colabo問題、世界と日本、立憲民主党etc】

こんばんは、烏丸百九です。

動画制作へ集中した結果とは言え、1月はぜんぜん更新が出来ず重ねて申し訳ありませんでした。
そこで、Twitterの凍結後に利用しているマストドンについて、(利用していない方も多数いらっしゃると思うため)そこにコメントした内容を再度まとめて転記してみることにしました。

マストドンはTwitterと違い、500文字まで投稿出来るのが特徴で、noteにするまでもない内容を気軽に投稿するのに便利だったため、それなりの分量となっています。今後もTwitterが復活しないようであれば定期的にまとめていこうかと思います。
尚、元となった投稿へのリンクは各文末にあります。

★Colabo問題について

※問題の詳細については以前のnoteを参照。

■私がColaboについて心配するのは裁判でも「不正会計」でもなく(どちらも調査事実に基づく結果が出るだけだろう)、熱海の居酒屋さんのように直接暴力や最悪殺人などのケースが発生する可能性。すでに偽計業務妨害、バスに対する器物破損が行われているので、いつ事件が起きてもおかしくない状況だと考える。(リンク

■ツイッタラーはわかってないが、批判対象を組織集団ではなく「仁藤」や「弁護士」や「未成年搾取犯」にした時点で暴力扇動として機能するリスクは常にある。だから有力政治家は警護をつけるのであり、それでも安倍晋三は殺されたのである。(リンク

■ALTがないんで解説しますが、「家出少女を何人も助けようとしたがcolaboは無視した」と証言している女性アカウントの過去ツイートを掘ってみると、ヤバそうなリンク(家出少女を狙ってる男?)に当事者を何度も誘導していることが判明。それを「リアルな証言だと思う」とコメントする暇空茜……。(リンク

■ジョジョなら「完全敗北―死亡―」ってテロップが出そう。公判へ続く。

"暇空茜がColaboについて「不正」を主張していた監査結果が公表された⇒https://www.kansa.metro.tokyo.lg.jp/PDF/08jumin/4jumin/4jumin5.pdfホテル代不正、車両費不正、法定福利費不正、医療費二重取りなど、暇空茜の「不正」主張はどれも監査の結果〈請求人の主張は妥当でない〉とされた。"(リンク

■「暇アノン」に反発している人々が色々出てきているが、だからジェンダークリティカルは「フェミアノン」だと散々言ったし左派も含めた反ワクチン陰謀論を常から強く非難してきたのに、君らは聞く耳持たなかったんだから自業自得だよ。陰謀を馬鹿にする者は陰謀に泣く。(リンク

■例えばひろゆきのような男が賠償金を何億踏み倒そうと「国民の税金をなんだと思ってるのか」とは言われないし安倍晋三も同様だった。ますます権力者だけが公金を自由に使える世の中になるだけ。だから暇空とその支持者は愚かだと言っている。
「サヨク」の無駄遣いや会計不正が減ったのを上回るだけヤクザや半グレや右翼に回る金が増えるので国民に環流は”絶対に”されない。
そんなわけないと思うかも知れないがこれは社会の問題なので。(リンク

■これ↓に限らずだが、ツイッターでバズるのは弱者叩きや憎悪煽動ばかり。正論や科学的議論は全く拡散されず感情論だけがクラスタ化していく。この単純な事実に気付いてないで「問題」について語っても有害無益。(リンク
Colabo騒動が「都庁爆破」予告に発展 ひろゆき氏、現役議員らにも不穏予告
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/250109

■noteでも書いたけど、暇空を支持してる連中が出してる動画をYouTubeのサムネだけでいいから見に行くといい。熱心なファンがどんな層なのか一目でわかるから。(リンク

「暇空茜」の検索結果。ショート動画「一分で仁藤夢乃のColabo騒動を茶番で……」ショート動画「都と都知事を提訴 必死で隠す反日メディア」動画「暇空茜さん応援SP 超利権SDGsと太陽光パネル(ホリエモンの画像)」といった見出しが並ぶ。

■ずっと思ってたが、真鍋昌平の漫画に出てきそうなのはコラボや仁藤さんじゃなくて暇空やその周辺人物の方だと思う。本物のヤクザや貧困ビジネスのリーダーだから。(リンク

■しかし不思議なんだけど、暇空茜くんみたいな人たちは小学生でも言わないような露骨な女性差別ツイートをして、曲がりなりにも反フェミニストとして活動している自分の正当性が著しく毀損されるとは考えないのかな。まあ考えないからミソジニストなのかもしれないけど。(リンク
「俺はユダヤ人が大嫌いだ」と公言しているネオナチが、パレスチナを擁護する為にイスラエル批判をしても説得力マイナス百パーセントなんだけど(実際にそうした連中がイスラエル内右翼を「サポート」している現状がある)、政治的主張の正当性が静的・「物質的」に確保出来ると考えているとそうなっちゃうのかもしれない。でも言うまでもなくそれはスターリニズムの考え方に近いんだがw(リンク

■しかし、ついに赤い羽根募金まで攻撃の対象になってるのはうけるな(クスリとも笑えないが)。前はユニセフで次は赤い羽根。有名フェミニストとセットなのも全く同じ。
結局は何となく気に入らないという感情を排泄してるだけやん。(リンク

■「はてな」もすっかりネトウヨばかりになってしまった。「ゲーム感覚こそが最大の問題だ(なぜならQアノンと一緒だから)」とバカにも解るように(読者への見下しすら感じるほど)わかりやすく書いてるのに、「朝日のようなオールドメディアが!」とか言ってる人たちは本当に救えないと思う。
政治的敵対者を「ラスボス」と呼び、単に討伐する対象としか捉えないって事は、要するに(ゲームのプログラムに過ぎないボスキャラクター宜しく)相手を同じ社会に住む人間として扱ってないって事で、そういう運動がネオナチ的なのは当然だろ。そもそも仁藤氏や弁護士の人たちと同じ土俵に立ってないのだよ。(リンク

■↓それはそうだけど他人の姿を見て「キモイ」と言ってしまうことの差別性(ルッキズム、エイジズム、レイシズムその他諸々)は自覚すべきで、そういう批判を「ミソジニーだ」と突っぱねてきたのは仁藤氏(とその周辺)の誤りだったと思うよ。結局同じことを暇空やアンフェにやられてしまっている。(リンク

★旧民主党(とあえて言う)について

■外国人差別主義者で有名な玉木雄一郎ですが、このたびアイヌ差別主義者に昇格したようです。国民民主党ってN国の分党だっけ?(リンク


炊き出し:50点
皇室うんぬん:-30点
乃木希典:-77点
合計:-57点

ぐらいの感触なので、やっぱり党首辞任した方が良いのでは……(リンク
「無責任な発信等には十分にお気をつけくださいますようお願い申し上げます」と「何だか息苦しいですね」は似ている。(リンク
[註:立憲民主党の泉党首についてのコメント]

さらに
・朝起会 −100点
・親子断絶防止議員連盟副会長 −100点
・日本政府は従軍慰安婦に賠償するべきというソウル地裁判決を猛批判 −100点
・ブルーリボンバッジ −100点
(拉致被害者奪還は当然大事やけどブルーリボンバッジつけてるのほぼほぼ排外主義者やん)
です泉代表。私的には。

(まめむみこさんの返信コメント)

■大政翼賛会は国粋的ではあってもファシズムではないという意見が多いし、私も賛成だが、逆に考えると議会が機能してるのにああなってしまったということであり、自公維国に立憲がくっついたらそれはもう大政翼賛会と同じなのではないか?(リンク

■↓こーゆー認知の人が野党支持者にも多いような気がするんだけど、私はぜんぜん賛同出来ない。何故なら例えば「中道」を自認するマクロン率いるフランスルネッサンス党すらも立憲民主に比べればやや左くらいのポジションだから。アメリカ民主党も同様。
ヨーロッパの社民主義政党や左派政党は、立民よりもむしろ(共産主義を掲げない)日本共産党に近い。
つまり日本に「中道」が根付く余地はない。現状の多数派は保守派であり、彼らは態々嫌いな「左翼」に阿るモチベーションがない。よって、より左派的な政策を主張する以外に逆転の目はないのである。(リンク

■左派的な政策がメディア報道や国会の議論を通じて議題となれば、反発も増えるがその分潜在的な支持者の掘り起こしも出来る。日本人の多くが保守派なのは別に愛国主義だからではなく、単に政治的無関心とシニシズムが浸透しているからであり、それが「右傾化」の下支えにもなっている。
しかし一方でシニカルな大衆は公然と「批判」されることを極度に恐れているので(だからネットの議論はいつもあんな感じになる)、左派連合からの猛烈な非難を浴び続けることには精神的に耐えられない(そもそもそこまでの政治的頓着もない)。故に左翼化とまでは行かずとも「妥協する」ポイントが必ず出現することになる。(リンク

★日本と世界、日本の未来について

■いままさに優秀な若者が堕落した日本を見捨てて海外に移住したというのに、このおじさんは何を言っているんだろうか?
こんな記事を肯定的に掲載する朝日新聞もどうかしている。(リンク
小泉進次郎にも感じたことだが、愚鈍もある一定のラインを超えると反転して「武器」になるのだな、と。(リンク

■左派によるロシア擁護は、海外では主に中国系ビジネスマンと親中派がやっていることは念頭に置く必要があると思う。中国系に差別的で反中的な現在の日本を基準で考えるといろいろ間違える。
日本人の認知が歪んでるだけで、世界的に見れば中国は優秀なグローバル・プレイヤーではあるので(正義の味方かどうかは別)(リンク

■軍事費を1兆円増やす一方でたかだか数億円の光熱費をケチり国宝が全滅とか、人類史に残るバカ国家として歴史に記録されそう。(リンク

■共通点は「悪のアウトソーシング」で、自身の正義や正当性の主張で内的な哲学や政治闘争を闘わせることを拒否するために、「私は奴ら悪者に対抗している」という理論武装を行っていること。
もちろん「外敵」そのものが全て虚構というわけではないが、公正や正義は絶えず行う自己批判や内省によってのみ成立する場合が多く、こういう堕落したスタンスを取っていると、自分が「悪」に染まっていることにすらやがて気付かなくなる(思考停止だから)。(リンク

「反共」の本質ってなんなんだろうね。
まだ資本家とか資本に飼われてるとかなら分かるんだけど、無産系の人が反共なのは訳がわからない。

■「ドイツの人口は22年6月に8400万人を上回ったとされる。同じ時期の日本の人口は1億2510万人で、日本はドイツの1.49倍だ。つまり、経済規模で日本とドイツが同じになるのは、1人当たり名目GDPでドイツが日本の1.49倍になった時という計算になる(為替効果は考えない)」
GDPでドイツに抜かれる? 日本は今年4位転落の瀬戸際 | 熊野英生の「けいざい新発見」 | 熊野英生 | 毎日新聞「経済プレミア」リンク

■郵政民営化がアメリカの要望だったこと全然知られてねえよな。もっと言うなら派遣法改正もそうだったと言われている。当時のアメリカは「あの」ブッシュジュニア率いる共和党政権。
小泉竹中が悪者にされがちだし、実際連中の罪は重いが、「悪の黒幕」と言ってしまうと言い過ぎになる。結局アメリカ追従を旗印にネオリベ政策を批判出来なかったことが日本最大の失敗で、安倍政権はそれを根本解決せず糊塗しただけ。(リンク

■カルチャー方面はともかく、政治経済の失敗は明白に政府の責任であるから、日本は本来なら韓国以上の政治的混乱が延々と巻き起こっていなければおかしいのだが(当然何度も政権交代するし、極右・極左やポピュリズム勢力も伸長するだろう)、そうなっていないのは明らかに日本人の政治意識不足とメディアの問題で、民主主義国家よりむしろ独裁国的な社会欠陥を抱えている。(リンク

■現代ヤポン人のシニシズムはもちろん問題だと思うが、政府や「偉い人」がこうも自分の主張を無視・軽視・度外視するのを見続けると、そりゃマトモな神経があったら耐えられないというのも事実なんだよな。
しかもコロナ問題にせよ貧困女性支援にせよトランスパーソンの実存にせよそうだが、私みたいな”変人”だけが言ってるわけじゃなくて、少なくない左派政党や活動家、良識ある学者や専門家の人たちはみ~んな「偉い人」に反対してるわけでしょ。(リンク

■Twitterで「今後の日本はイギリス化して崩壊」と予測してる人がいたけど、「歴史ある」社会だからこそどうしようもないドツボというのは確かにあり、それが超保守主義や差別、帝国主義、ポピュリズムの問題となって現れているんだろう。(リンク

■米国と中国に挟まれた国である、ってのは確かに状況的な困難なんだけど、台湾韓国を見ればわかるように、強かな民主主義国として振る舞うチャンスも同時に与えられてるんだよな。良くも悪くも冷戦時代並みの抑圧を米中両国が国外に向けてやるのは不可能になったから。
ず~っと昔のノリを引きずってるのは実はアメリカではなく日本の政治家の方だと思う。(リンク

■ふだん散々ネトウヨの皆さんをバカにしている私だが、こうも一方的(思想性の左右問わず)な意見ばかり流れてくる社会では、知的客観性を失い、冷笑相対主義に逃げてしまうのもまあ宜なるかなという気はしている。私もBBCやCNNを読むようになるまで、日本が世界からどう見られているか知らなかったし。
BBCの例の記事が全て正しいわけではないと思うが、ああやって外部から「日本の男女差別はおかしいっすよ」とか「この状況で移民拒否はいくらなんでも異常ですよ」と指摘してくれないと、日本語圏ではその手の議論がほぼ全て党派性に絡め取られているため、自身の社会観の閉鎖性や特異性に気付くことが難しいと感じる。
海外の事例で言えば、「マスクを着けるべきか拒否すべきか」が政治的一大トピックになっているのはアメリカぐらいだが(マスクを拒否して良いことなどひとつもないのは明白なので)、米国内の意見しか見ていないと、自民党の馬鹿げた意見でさえ「一つの見識ですね」となってしまい、誤りだと理解するのは(元から「党派的に」反対の立場でない限りは)困難だろう。(リンク

■私は奴を退陣させるためなら日米が共同して公然と外圧をかけても許されると思っている程度には習近平のアンチだが、あれと軍事的にバトルするのは愚の骨頂だと思うよ。だってそれは習が一番望む展開でもあるから。同床異夢ってやつ?w(リンク

■またぞろ安楽死を法制化しろという馬鹿が出てきてるので、まず「PLAN75」を見てからでないと議論は出来ないと言いたいです。レビュー無料公開してるんでよければ読んでください。(リンク
「高齢者は集団自決」なんて話が平然と「議論」される社会で実施される「国家安楽死制度」とは自己決定権の行使ではなく、ただの虐殺です。(リンク

■これは大マジな話だが、現在技能実習の名目で人身売買や奴隷労働の被害を受けた人たちは、東南アジアの国際地位向上に伴い兆単位の賠償金を請求してくる可能性はあると思うよ。せいぜい謝りながら死ぬまで支払い続けることだね。(リンク

★LGBTQ/ジェンダー問題について

■「心の性別」などという誤謬が広がったために、トランスパーソンを「心に問題を抱えた人たち」だと捉える者が後を絶たないが、私の見識の限り「心に問題を抱えた人たち」はどう考えてもトランスヘイターの方である。(リンク

■典型的には「トランスジェンダー問題」に関してだが、非当事者の素人が何の知識も無いにもかかわらず賢ぶって偉そうに感情論を拡散し、現実に無関係な当事者が暴力を振るわれたり事件に巻き込まれたりしている。
ツイッタラーは自分が社会を破壊していることにいい加減向き合うべきである。(リンク

■杉田俊介さんのトゥートで思ったが、こと日本の女性(ジェンダーではなく戸籍上の)と男性との間には明確に学歴格差が存在するはずで、それがネットの”男女対立”にも暗い影を落としているのはほぼ間違いない。
しかし(逆に)男性は大学出でも高卒並に貧しかったりするので、さらに問題がややこしくなるのだが。(リンク

→「一握りの上流階級の管理者(経営者)が、多数派の労働者階級と真の意味で権力を分かち合おうとしないかぎり、いくら再分配によって富を分け与えたり、敬意を示す象徴的なポーズをとったりしたところで、新しい階級闘争を終わらせることはできないだろう」。大学出で言説を操れる時点ですでにネオリベエリートであり、ネオリベ批判がさらに階級対立を維持強化していくのだとすれば。「欧米民主主義諸国において真の階級平和を実現するには(略)、大学教育を受けていない大多数の人びとに真の意思決定権を取り戻させるとともに、国内労働者と移民労働者を団結させ、両者の地位を高める必要がある」(30頁)。これは日本の文脈だとどうなるのか。階級分析が必要

■ぶっちゃけマイノリティは(望む望まざるにかかわらず)生きてるだけで存在が体制への抵抗なので、皆さんは生きてて欲しい。別に左派にならなくてもいいから。
マジョリティはもっと悩んで暮らせ。(リンク

■"誰の生殖を社会で規範化し、正しいものとして促進する一方、誰の生殖を排除し、誰の生殖を初めから想定しすらしないのか。国家はいつもその答えを用意している。人口の「量」と「質」に、国家はつねに興味を持っているからだ。少子高齢化を憂うこの国の政権与党が、「生産性」のない次世代の出生や、外国にルーツをもつ人々による生殖を歓迎しているはずがない。日本という国家にとって、殖えるべきは「生産性のある」労働力であり税収源であり、日本文化を継承する、人種的に”正当な”日本人だから。
 国家による「量」と「質」の管理が、ずっと続いている。生殖の権利をないがしろにする政治状況が、ずっと続いている。その権利侵害が、優生保護法の「優生条項」として、そして「経済的理由」を削除しようとする暴政として、性同一性障害特例法の不妊化要件の存置として、続いている。
 ここにあるのは、1つの現実だ。生殖の権利の侵害。
 国家による人口の「量」と「質」の管理に対する抵抗。わたしの尊敬する女性運動の先輩から受け継いだ知恵は、2023年の現在においてもあまりに新鮮(フレッシュ)で、あまりにもアクチュアルだ。"(リンク

■ツイッタラーは前に言ったことすぐ忘れるけど、トランス女性差別は女性差別の一種だしトランスミソジニーはミソジニーの一種だよ。男性差別やミサンドリズムとは明らかに異なる。だから右翼男性もトランス女性を差別するのです。(リンク

■あらゆるレイシストに共通する点として、「超観念的なのに思考が単純」という特徴があると思う。
典型的には黒人やトランス女性が女子トイレを使用するからと言って直ちに犯罪につながるわけがないのだが、大小複雑なファクタ-や現実の利用状況を無視すると「確かに危険かもしれない……?」といった「懸念」が生まれる。
原因としては、彼らの差別意識や偏見がそれ自体極めて観念的であるにも関わらず、それを率直に認められない(否認)ことが挙げられるだろうか。特にネット民のこの傾向は、ひとえに現実感覚の乏しさから来ている。
単純さを好むのは、思考による不安や恐怖のストレスに耐えられないのもあるんだろう。(リンク

■三木先生のトゥートで知ったが、テイラー・スウィフトの新曲、なんと自ら監督したMVで、“ラヴェンダー色の靄に包まれて愛の輝きの中にいたいのに、それを邪魔するようなものは無視して本物の愛を守る”という意味があるらしい。
スウィフトの傍らにいるのはトランス活動家のLaith Ashley De La Cruz(ちなみにドミニカ系)で、共演者の多くも有色人種の女性。スウィフト……。(リンク

■性自認が脳の分界条床核と深い関係にあったり(当然それのみで決まるものではないが)、人種や性差が知能指数と殆ど無関係であること、大規模環境破壊が破滅的な影響を齎すのはパキスタンのような発展途上国に優位に偏っていることもここ20年で「アップデートされた知識」です。
"「価値観をアップデート」って言葉は反吐がでるほど嫌いですが、「胡椒は腐りかけの肉をどうこうするもんではない」「乳酸は疲労物質ではない」「西洋剣は力で叩くものではない」みたいな、「知識のアップデート」の方はとても大事だとおもう。"(リンク

■「検討すべきかどうか検討すべき」ってすげえ言い回しだな。言い換えれば要するに「妄言として即時却下するかどうか迷っている」じゃん。コロナ陰謀論などと同じ対応をするって事。(リンク

★ネット/芸能その他

■ちなみに何故趣味アカウントで↓これをツイートした(しかも政治問題に関心の無い人にまで拡散されてる)かというと、推しのVtuberが以前に深刻な誹謗中傷被害に遭った経験を記述しているからです。
事件から早3年の月日が経ちますが、結局Twitter運営は何も変わらないどころかより悪質になりました。(リンク

■ツイッタラーが「男女平等パンチ」がどうとか言ってるが、いかなる意味でも暴力と平等の問題を混同するべきではない。
これは「平等」の問題ではなく、日本人が性を問わず暴力を賞賛し、他者に対して暴力的になる方向へ変化しているということ。
安倍の死を喜んだのは何も反安倍派に限った話ではなく、事件は「暴力で何かを変えられる」と本気で人々が思う後押しになってる。
当然ながら背景は政治を含むコミュニケーションの機能不全。
colabo批判をしているツイッタラーを何人か批判したら、「こんな長い文字は読めない」と言われたことがある。
そもそもわかり合う気がないからこそ暴力的に相手を排除しようとするのである。(リンク

■「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」、左翼的にはやっぱり(家族至上主義うんぬん以前の問題として)白人酋長みの強いストーリーにシラけてしまったのだけど、クジラ(クジラではない)が活躍するシーンだけは本当に条件抜きで面白かった。
「クジラ行け! 捕鯨主義者を○せ!!」と盛り上がれるタイプの人にはお勧めします(???)(リンク
3Dアニメ調の作風ということでキャラクターの種族的表現がある程度均質化されており、人種レプリゼンテーションもイマイチなんだけど、(後から調べて解ったのだが)作中登場するとある部族はマオリ族をモデルにしてて、ちゃんとマオリ族当事者の俳優を起用していたらしい。ちょっと見直したぞキャメロン。(リンク

■「水星の魔女」脚本の大河内一楼氏、「コードギアス」ばかり取り上げられるが「ネギま!」の脚本家でもあるのか。色々歴史が交錯していくねえ……(リンク
原作より面白いと言われた「ネギま!」から「ギアス」を経て「水星の魔女」に至り、評価はともかくとして明確にフェミニズムを意識している大河内と、反体制を掲げつつやがて反フェミニズムに走り自民党に入党した赤松健。(リンク

■差別に反対するのは当然として、ルール作りもモデレートもないならはっきり言ってわざわざマストドンを利用する動機がないんだよな。ツイッターと変わらねえじゃんとなるから。
ツイッターのユーザーは「人間」ではなく「商品」だから、まあ仕方ないっちゃないんだけど、マストドンはそういう考え方に対抗してたんじゃなかったっけ。(リンク

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