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はじめまして、株式会社エコテック デジタル推進室です

【自己紹介】

当社(株式会社エコテック)は北海道札幌市に本社のある、新築住宅などの設備工事(電気・空調)を手掛ける工事会社です。
1979年に設立された、ソコソコ老舗のソコソコの規模の会社です。
従業員数は150名、グループ会社も8社ありまして、グループ会社が連携すると、ワンストップで住宅関連の様々な業態にアプローチできるようになっています。多分、全国的にみても結構珍しいはず。です。

札幌の本社です。2018年竣工でとてもキレイ。

ただですね、建設業、とりわけ設備工事業界全体がそうなんですが、いわゆるIT化はとっても遅れています。今現在でも紙ベースの図面や帳票が飛び交い、社内ですら連絡手段がFAXだったりとか、仕事の仕方が昭和~平成前半とさほど変わらないのです。流行り言葉の「DX」など別の世界のお話。それでも当社は、パソコンがほとんどの社員に割当たっていたりと、まだマシな方でした。(業界的には、ガラケーとFAXだけで仕事される方が現場にいても左程驚かないです。)業界全体がその程度なので、もしかしたら当社も別に、特段のIT投資はしなくても良かったかもしれません。

【デジタル推進室のおはなし】

社長の林は「もっとやれることあるんじゃないのか?」「効率よく仕事できれば、よりクリエイティブな楽しい仕事を社員に任せられるんじゃないか?」と考え、ITを使った業務改善部門の立ち上げを決めました。これが2019年時点のお話です。
そこから採用を開始して、2020年に最初のメンバーが入社、2021年に2名、2022年に1名入社し、現在は4人体制になりました。アナログな業務形態を深堀しながら、業務のデジタル化や既存フロー自体を見直してDXを進めてみたりしているところです。

具体的な取り組みとしては

  • ローコード(PowerApps、FileMaker)によるマイクロサービス開発(内製)

  • RPAOCRの業務利用、自動処理

  • AIを利用した自動化

  • クラウド環境への移行(AzureAWS

  • BIや各種コミュニケーションツール(m365LINEWORKS)の導入

  • Webカメラを利用した新サービスの検討 

などなど、色々手を出して、試行錯誤しながらやっています。もちろん、業務フローを把握するための業務部門への綿密なヒアリングだったり、実際に自分自身で実業務を体験してみたりなど、事業会社のIT部門ならではの取り組みが前提です。社内IT部門の一番のメリットはユーザーとの距離が非常に近いことですし、特に当社は、多少リテラシは低くても前向きで協力的な社員ばかりなので、課題はあれど楽しく仕事ができています。

【noteはじめました の理由】

この業界で、さらに北海道で、当社のように本気でDXが必要だと思っている会社は珍しいのでしょうけど、それだと多分業界全体がこの先も変わって行かないなんじゃないか?とも思っています。生産性が低いままだと、立ち位置だってお給料だって変わっていかない。期待を抱いて入社してくれる方も少なくなるかもしれない。「家」という、恐らく個人が購入する最高額のもので、建て主の沢山の夢や希望を具体化したもののはずなのに、実際に手を動かして実現する人の扱いがそれでは、ちょっと寂しい。

社内だけでなく、少しでも業界全体の流れを良い方向に変えていければいいな、と思いつつ、当社の取り組みを(怒られない範囲で)公開していきたいと思います。公開した記事が、私たちと同じような考えや悩みをもつ方々のご参考になれば、というのがnote開始の理由です。

乱筆で大変恐縮なのですが、今後ともよろしくお願いいたします。

株式会社エコテック(現 株式会社クロスティホールディングス)
経営情報課(デジタル推進室) 遠藤

※一緒にお仕事してみても良いかな?と思った方はお気軽にご連絡ください!
https://www.ecotec.ne.jp/recruit/contact/

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