ヒキニートとヤングケアラーと変態
実子に
『かーちゃんはウツで無職』
『社会福祉や雇用保険で
我々は生かされてるんだよ』
(いや、貯金もあります)
と言ってたら
『かーちゃんはヒキニート』
と認識してることが発覚した
(突如『ママはニートやん』
と言われた、いや正確には
祖母(オレの実母)からの言葉っぽい)
(オレの実母はマジで人の心が無い)
(あんなのが小学校の教員なんか
やってたんやから多くのお子さまに同情する)
実子…その言葉は
めっちゃ心をえぐるのだよ…
感受性が強すぎたり
考えすぎたりするオレを
見ているので
ふだんは実子は言葉を選んで
話してくれてると思う
それが!
それなのに!!
終いには
『早く働いてほしい』
と言われた
(出来るもんならしてるわー!)
(えっ、前はママと
話する時間増えたから
無職もうれしいって
言ってくれてたじゃん!)
もうウザくなったのかなあ
(うちのモットーは自由・平等・偏愛)
(偏愛してるのはオレだけだけど)
鬱ガン決まりのとき
洗濯物が干せないので
(頭の上下動でフラフラする)
自分の洗濯物を干すことは
やってもらうことにした
(ウン、オレはヒキだから
洗濯物が出ないなんて知ってるよな?)
(今は体が動くときは、実子が
やってと言ったら干してます)
せめて洗濯機に服を入れて
スイッチ押すまでは
オレがやってたのに
好きに洗濯物したいからって
ついに洗濯機の使い方とか
洗剤、柔軟剤の入れ方を
マスターした(小6)
(柔軟剤もアレコレ選んで楽しそう)
朝食は昔から『片親パン』だし
(チョコスティックおいしいよ?)
(オレ両親健在でも朝は片親パンだったけど)
昼は給食、夜は祖母の作った大量の
気合いの入りすぎたメシを食ってくる
それでも
『子どもをヤングケアラーにすんな』
って圧は感じるんだ
(オレもある意味ヤングケアラーやったんやが)
(実母は股関節疾患で歩けなかったり)
(耳鳴りもちの聴覚障害、手帳持ち)
したくてしてる人はいないよ…
『ハコヅメ』に出てくる変態たちと
一緒だよ…
以下、『ハコヅメ』から珠玉の名言
ありのままじゃない自分――。自分のやりたいことは、これじゃない――そう思いながらも、ひとに迷惑をかけないように生きてきた変態さんたちがね、きっとね、数え切れないほど いたはずだと。ただ、どんな性的嗜好であれ、ひとを傷つける理由にしちゃダメだと思うんです
うん、川合、オレがんばる!
(変態をニートとか無職に変換するんだ!)
(性的嗜好は精神障害とか身体障害に変換)
雑でごめんなさいね
ちなみに
もう自分の全てを
満たしてくれる存在(実子)を
得てしまったオレの最後の希望
『出来れば布団の上で死にたい』
(交通事故とかトイレ風呂じゃなくて)
が伊賀崎所長と同じだと知ったとき
なんかこの人も同じような生態なのかな
と思いました
(『仕事はサボりたい』とか
『小さな幸せが一番の幸せ』とか)
(終)