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【子育て世代】「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる」齋藤孝・著

こんにちは。みとです。

本が大好きなので、子どもができてから「絵本」に興味を持ちました。

実は、わたしの子どもの頃の夢は、絵本作家。絵を描くのが好き・でも難しいことは書けない。絵本作家なら、絵も描けるし、子ども向けだから簡単なのでは?という発想です(笑)。

我が子は現在4ヶ月。「どうすれば好きになるかな」「どんな絵本があるのか」「絵本の読み聞かせにはどんな効果が?」などに興味があったので、この本を手に取りました。

今日は「1日15分の読み聞かせが本当に頭の良い子を育てる」齋藤孝・著 の紹介をしてみたいと思います。


▪️本の概要

「手元に100冊の絵本を。それだけで、お子さんの成長は劇的に変わります。」というテーマの本です。いろいろな早期教育が流行していますが、絵本の読み聞かせこそ、本当に頭のいい子を育てる、と著者の齋藤先生は仰っています。

具体的には、
・どんな絵本を読み聞かせればいいか?
・どうやって読み聞かせるのが効果的か?
・なぜ読み聞かせが重要か。
・どんな絵本をどんな風に読み聞かせてきたか。(体験談)
・実際に所有する絵本100冊リスト付き。


という内容、盛りだくさんの本です。

そして絵本の紹介を読んでいると、親も読んでみたくなります!

▪️齋藤先生ってどんなイメージ?

ところで、著者の 齋藤孝(さいとう たかし)先生 をご存知でしょうか? 
明治大学の文学部教授で、専門は「教育学」です。TVでは「世界一受けたい授業」「全力!脱力タイムズ」にも出演しています。本もたくさん出版されていて累計発行部数は1000万冊以上。

私がはじめに出会ったのは、この本。

社会人になってから読んだのですが、ますます読書好きになるきっかけとなりました。「読書をすることでどうなるのか?」を説いている本で、おすすめの本などもたくさん紹介されています。

最近のTVでは、前述した「全力!脱力タイムズ」に出演中です。実はわたし、この番組がちょっと苦手。なぜなら、こんなに偉大な齋藤先生が、全力でお笑いに走っているから。なんだか見ていられない(笑)。

というものの、夫は大大大好きな番組なので刺さる人には刺さるのかと・・・。見たことがない方は、ぜひどうぞ。(何の宣伝。笑)

▪️私のお気に入りポイント

さて、私のお気に入りポイントは、絵本の読み聞かせにはどんな効果がある?というのを、孔子の言葉を使って解説しているところです。

孔子は「人として大事なのは「知仁勇」である」と言ったそうです。

「知」= 何が正しいかを見極める知識・教養
「仁」= やさしさ、気遣い、思いやり
「勇」= 一歩踏みだす心、思いを行動に移す力

そして、絵本は「知仁勇」を育てるための有効なアプローチだ、と齋藤先生は考えます。
絵本の世界を擬似体験し、主人公になりきってフィクションの世界を生き抜くことで、子どもは「知ること」「思いやりの大切さ」「困難に立ち向かう勇気」を知るのです。

▪️気になる絵本5選

本書では先生が実際に読んできた「100冊」の絵本が紹介されています。子どもの成長にあわせて選べるように、3つの段階にわけて紹介されています。
その中で、わたしが読んでみたいと思った本がこちら!(あんたが読んでどうする。笑)

・しろくまちゃんのほっとけーき

なんかこの表紙、見たことあるけど、読んだことがない!ママとホットケーキをつくるお話です。子どもと一緒に料理も楽しめそう。

・すてきな三にんぐみ

イラストの3人、見るからに怖そうなのですが、実は「すてきな三にんぐみ」なのだそうです。内容がとても気になる。


・リサとガスパールのであい

こちらもキャラクターはよく見かけるけど、内容は全然知らない。好奇心旺盛、いたずら好きなコンビが繰り広げるお話だそうです。何より表紙がかわいい。


わが子は4ヶ月なので、低月齢向けのこちらを試してみようと思います。

・だるまさんが

目と耳で楽しい気持ちになれる、声に出して一緒に笑うことができる本。赤色のまるまるしたフォルム、かわいいですよね。


・もこもこもこ

谷川俊太郎さんの世界観を、0歳児から楽しめる絵本。謎のものが「もこ」と現れて、「もこもこ」動き出し、「もこもこもこ」と大きくなるお話。


▪️どうやって絵本を手にいれる?

本書では「100冊」の絵本がある環境を作ろう(できれば200冊)と、推奨されています。買うのが一番だと思うのですが、なかなか難しいですよね。

個人的な方針は、図書館で借りる、子どもと一緒に読む、もし興味を示すようなら、メルカリなどの中古で買う、というのがいいかなと思っています。
子供が大きくなってからまた売っても、絵本の市場は常に需要があるようなので、売れやすいかな?


▪️まとめ

今回は「1日15分の読み聞かせが本当に頭の良い子を育てる」齋藤孝・著 を紹介してきました。
・絵本の読み聞かせに興味がある
・我が子をどうやって育てればいいか悩んでいる
・本が好き

という方は、ぜひ読んでみてください。子どものためにと言いつつ、親も一緒に楽しめるのはとてもいいなと思いました。

いろいろ書いてきましたが、一方で、子どもが興味を示さないなら諦めようかなとも思います。今わたしはめっちゃ興味があるのですが、無理やり読ませるのも違いますもんね。。

これから、楽しみです。

ではまた。



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