【イベント振り返り】 120人規模の文化祭フェスを終えて。
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くりこむ万博を終えて
『くりこむ万博』とは、私がCRECOMというコミュニティを運営している時に夢に抱いていた【大人たちの文化祭】です。音楽、アート、マルシェ、料理、トークイベントと・・盛りだくさんのコンテンツで、大人たちが自由に楽しく子どものように、自分の表現・発信をしてもらう場所として2023年11月3日文化の日に東京門前仲町の一角で、開催しました。
\詳しくはこちらの記事に/
本日は、開催より約3ヶ月が経ちましたので。少し思い返しながら、準備の背景や私自身の振り返りを記事にしました。イベント企画を考えている人や、コミュニティ作りに日々取り組まれてる方に読んでもらえたら嬉しいです。
準備背景
「大人たちの文化祭」をしようと立ち上げた『くりこむ万博』ですが、その背景にはこんな想いがあります。
これはコミュニティ時代にも掲げていた、ある種私自身の人生のミッションでもあります。当時はそれをコミュニティで実現しようとしていましたが、今は「年に一度の文化祭フェス」で、その想いを体現しようと思いました。
7月|企画 / 会場探し
さて、そんな中で私が「大人たちの文化祭」を今年やるぞ!と思い立ったのは実は、開催のたった4ヶ月前の7月3日でした。この時は、たった1人。会場をいくつか視察させていただきながら場所を探していました。
そうして出会ったのが会場として借りた「HYPERMIX 門前仲町」。最近はSNSでも撮影しているなと見ることが多く人気の会場です。何より、私の下記のこだわりの要望を叶えてくれる会場はなかなか都内にもなく。何か1つや2つは必ず諦めなければいけないのが現状でした。
そんな中で、これらの条件を満たしてくれたのがHYPERMIXさんでした。GOODDESIGNにも登録されている複合施設の1階というのも魅力的でした。
お盆前|テーマ決め
8月になりお盆前に一度、現時点でスタッフをしてくれるメンバーを集めキックオフをしました。ある程度のコンテンツやコンセプトを決めました。今年のテーマは、初開催にちなんで『START』としました。2つの意味を込めているこのスローガンでは、運営メンバーとともに「START」を押すか「STAR(星)」を押すかで議論。結果的に『START』を前面に押し出すことに決定しました。
お盆明け|出演/出店(展)者決め
お盆休みには、私がHPやInstagramなどの発信のたたきを作成しました。その後、東京に戻り出演者さんたちの声かけをスタート。おかげさまで下記のようなメンバーで人が集まりました。みんなとても協力的で、1/4ほどはスタッフや出演者さんたちが「この人どうかな?」と紹介してくれました。それが何よりも助けになりました。
個人的には「アーティスト」さんがなかなか集めるのに苦労しました。9月末まで決まってなかったような状況でした。
9月|チームビルディング / 発信
9月になり大きな活動としては2つあります。
「活動2」に関しては、運営メンバーの5人がルーティーンで組んでくれて毎日ストーリー投稿をしてくれました。またチームビルディングは、個人的に今回私がかなり気を遣った部分でもあります。一人一人とのコミュニケーションや目的のすり合わせなど丁寧に行なっていき、おかげさまでみんなから「こんなに密にコミュニケーションとってくれて安心」「こんなに丁寧にやりとりしてて、すごい」と信頼と安心をしてもらえたと自負しています。
\インスタグラムのデザインなどもこだわって制作/
10月|ラストスパート
10月は正直覚えていないくらい怒涛でした汗。主に下記のようなことに時間を使っていました。
個人的感想
さて、ここまで読んでいただきありがとうございます。ここからは、僕の振り返りとして「イベント企画のコツ」を共有させていただきます。
「チームを動かすこと」を意識
今回私が一番意識したことは「チームビルディング」です。これは、主に運営スタッフだけではなく『関わってくれる出演/店/展者全員』です。そして、イベントを無事に終えた今振り返っても、くりこむ万博成功の背景の大きな要因の1つがこのチームづくりだと確信しています。
具体的に何をやったか少しだけ箇条書きにします。
誰のものかわからなくなった感覚
上記の取り組みに、主宰者として最も時間と気持ちを割きました。おかげさまで、みんながとても主体的で協力的でとても助かりました。正直なところ、この3ヶ月間の準備期間に人と人とのトラブル、コミュニケーションロスなど実は全くの「0」だったのです。この規模のイベントを、初開催で『トラブル0』これは本当にすごいことだと思っています。
当日の準備時間に、「ふ」と僕が2階にいて会場を見下ろすと。みんな黙々と会場設営をしており、ある人は「〇〇そっちに持っていって」「机はこっちから運んでください」「マイクチェックお願いします」と声を掛け合いながら、せっせと準備をしているのです。私(主宰者)は、その光景を目の当たりにして『これは一体誰がリーダー?』と笑ってしまうほど、嬉しいかったです。その時が、初めてこれまで4ヶ月間自分が丁寧にみんなとコミュニケーションをとってきた成果を感じた瞬間でした。
イベンターとしての感想
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。イベント企画を考えている人やコミュニティづくりをされている方にとって、少しでもヒントになる記事になっていたらとても嬉しいです。
イベントの可能性と必要性
私は決して「イベンター」ではありませんが、「イベント(=人を集める場所)」を作る能力は、私はどんなビジネスや活動に関しても必須の力だと思っています。特に「人々の価値観や生活に、寄り添ったサービス」を提供する人たちにとっては「特に」です。
お金稼ぎや、事業拡大だけではない。社会や人々の生活に価値をもたらす事を重きにおくのであれば「イベントは必須」です。『人を集められる』は1つの信頼と安心の発信になります。そしてリアルの場所で作る空間は、最もゲストのみんなに「自分たちの世界観や価値観を伝えられるステージ」になり得ります。
ブランディングの観点で
ブランディングとは、人々への信頼と約束の実現です。それは確かにサービスや事業でも叶います。しかしながら、私たちは結局のところ「目の前にある生の商品」を求めると思っています。オンラインイベントも何度か企画したことがありますが、やはり「リアルに勝るもの」はありません。私は、全ての人にイベント(=人が集まる場)に関わることを、推奨したいなとさえ思ってしまいます。
おわりに
今回はかなりボリューミーな内容になりましたが、私自身が「くりこむ万博」という30年間の人生の中でも最大級に大きな挑戦をしたことを通じて、少しでもみなさんに伝えられることはないかな、と考え記事にさせていただきました。くりこむ万博自体の様子や内容はnoteにもマガジンを作成したのでぜひご覧いただければ幸いです。
\ くりこむ万博に関する記事を「マガジン」にまとめています /
また好評いただき、2024年も第二回を開催させていただく予定です。規模も拡大し、さらに多くの人たちに関わってもらえるイベントにできればと考えています。
・出演/店/展者
・スポンサー
・運営スタッフ
・ゲスト
どんな形でも、このイベントに関わってくださることを期待し、楽しみにしております。
「人生に夢中になれる大人」を1人でも増やすこと
色々と取り組んできた私ですが。そこには一本のブレない軸があります。それは夢を持って、人生を楽しめる「夢中になれる大人」を1人でも多く作りたいと思っている事です。それが私自身の「想い描く理想の人生」です。
今回のくりこむ万博も、そんな大人を増やすアイデアの1つです。何かご縁のあった人にとって、そんなきっかけになれば大変嬉しいです。
「興味あるけどどうしようかな・・・」と悩んでいる人は、迷わずに飛び込んでみてください!きっと人生が180度変わるような出会いと発見があるはずです。ぜひお待ちしております。
2024.1.28 CRECOM代表 高井直人
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