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「日本橋ぐるり2022」開催決定!

《日本橋ぐるり》は
江戸時代に、ここ日本橋で展開されていた循環型経済社会という「街の記憶」を辿り、 スマートで洗練された日本橋らしい趣をたいせつに、“残しながら、蘇らせながら、創っていく”をテーマに、 SDGsをはじめとするサステナブルな循環型モデルに関連したイベント開催や情報発信。 これらを通して日本橋エリアで生活する人々、働く人々、ここを訪れる人々みんなをつなぐ運動体です。


『日本橋ぐるり2022』のテーマは「対話の力」。

人と人。人と植物と動物と地球。
みんなが共に健康で幸せに暮らす持続可能な共生社会。
その実現はシンプルに「聞く・話す・知る」ところから始まるのかも。
江戸時代から多くの人・もの・ことが交流してきた日本橋で対話の大切さに触れてみませんか?

11月5日(土)- 12月9日(金)@日本橋室町界隈
『対話の力」をテーマにさまざまなイベントを開催します!



対話の樹

推定樹齢200年余・高さ約15mの大欅での「対話」をテーマにしたインスタレーション

ぐるりキッズ

未来の職業を「顔ハメパネル」で表現する小学生のためのワークショップ

ぐるりいちば

楽しみながらサステナブルに暮らすためのさまざまなモノ・コト・ヒトが集うマーケット

べしゃりば

持続可能な地域づくりや事業創造には「共生」関係をどのように構築するか。江戸の知恵や、対話をエンターテインメントする「落語」をきっかけに、「対話の力」を有識者ゲストとともに一緒に探っていくトーク&ワークショップイベントト



対話の樹

日本橋の地で深く根づき、大きく育った江戸の価値観や知恵が、今日まで脈々と受け継がれ、 今を生き未来を想う私たちに実として大いなる恵みを与えている様子を表現したインスタレーション。 推定樹齢200年余の大欅の周りに江戸時代の価値観との対話、日本橋企業との対話によって導き出された 多彩なキーワードがヒントの実としてなっています。 鑑賞された皆さんは、そのヒントをもとに、サステナブルな未来創出のための身近な事柄を考えて投稿。 そのポストされた言葉を会期中、大欅に実として掲出していきます。

◇ 2022年11月5日(土) - 12月9日(金)
◇ 日本橋室町三井タワー けやき広場(中央区日本橋室町3-2-1) 大屋根広場横


ぐるりキッズ

- 持続可能な社会のために、未来にあったらいいかもしれないおしごとってなんだろう? -

小学生が江戸の暮らしを楽しく知って、未来に必要な仕事を想像。
顔ハメパネルを工作して、未来の働く人になりきります。

つくった「顔ハメパネル」で未来の働く人になりきった様子は写真に撮って、 12/9まで日本橋各所のデジタルサイネージに掲出。日本橋を往来する人々に楽しんでいただきます。

◇ 講師:熊井晃史(GAKU事務局長/ファシリテーター)
◇ 日時:2022年11月5日(土)10:00 - 16:00
◇ 会場:日本橋室町三井タワー室町三井ホール&カンファレンス(COREDO室町テラス 3F)
◇ 参加料:無料

▷ お申し込みはこちら


ぐるりいちば

アップサイクルモデルのみならず、さまざまなサステナブルなモノ・コト・ヒトが集うマーケット。今年の4月の開催につづき、秋も開催いたします。

◇ 日時:2022年11月12日(土)・13日(日) 11:00 - 17:00
◇ 会場:日本橋室町三井タワーCOREDO室町テラス 大屋根広場

▷ くわしい情報はこちら


べしゃりば

「対話」というふるまいを楽しく経験し理解を深めるイベントです。
コンテンツは、落語・トークセッション・ワークショップと盛りだくさん。
※手話通訳あり

「対話の力」を知ることは、日常生活の中でますます重要度が高まっているSDGsを自分事として身近に感じて、新しい行動に繋がっていくことでしょう。

『べしゃりば』前半は、超循環型社会を実現していた江戸の暮らしから現代を見つめ、未来の可能性を探るトークイベント。

江戸時代、五街道の起点だった日本橋は全国から多くの人・もの・ことが集まり交流を図るエリアでした。その活気の記憶が今も息づく日本橋で、みんなが共に健康で幸せに暮らす持続可能な社会の実現の出発点は「聞く・話す・知る」ところからと考え、「世の中には実にたくさんの価値観が在る」「自分ひとりでは気づかない興味深い視点が多様に在る」といった違いを認め合いながら形成していく「共生社会」と「対話の力」について、ゲストに識者や噺家をお迎えしセッションいたします。

セッションの前には、江戸の暮らしぶりと登場人物の掛け合いの妙や間を楽しむ落語を上演します。

昨年度の様子

『べしゃりば』後半では、日本初ダイバーシティを体感できる ダイアログ・ミュージアム『対話の森』による「エアカフェ®」を日本橋で1日限りでオープンいたします。

表情や身振り手振り、目の動きなどによるコミュニケーションで対話を行い、違いに気づき互いを認め合うことを体験する「エアカフェ®」。
聴覚障がいのあるスタッフがカフェスタッフに扮してパフォーマンスを行う飲食を伴わないカフェです。(協力:一般社団法人ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ)

◇ 日時:2022年11月23日(水・祝)13:00 - 16:00(開場:12:30)
◇ 会場:日本橋室町三井タワー室町三井ホール&カンファレンス(COREDO室町テラス 3F)
◇ 参加料:無料

※「エアカフェ®」のワークショップにお客様役としてご参加いただける人数には限りがございます。上限45名様までの先着順とさせていただきますので、予めご了承ください。

▷ お申し込みはこちら


【ゲストプロフィール】

近藤 祉秋(こんどう しあき) 
-文化人類学者・神戸大学大学院国際文化学研究科講師

1986年、静岡県浜松市生まれ。文化人類学者。狩猟・漁撈文化や多種との関係性を軸にアラスカ先住民社会の研究を進めている。単著に『犬に話しかけてはいけない――内陸アラスカのマルチスピーシーズ民族誌』(慶應義塾大学出版会、2022年)。共編著に『食う、食われる、食いあう マルチスピーシーズ民族誌の思考』(青土社、2021年)などがある。

志村 真介(しむら しんすけ) 
-ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンFounder

コンサルティングファームフェロー等を経て 1999年からダイアログ・イン・ザ-ダークの日本開催を主宰。

1993年4月27日、日本経済新聞の小さな記事にてウィーンで開催されていた視覚障がい者によりアテ ンドのもと暗闇の中で対話をする「ダイアログ・イン・ザ-ダーク」と出合う。感銘を受けてドイツ人 の発案者・アンドレアス・ハイネッケに手紙を書き日本開催の承諾を得る。1999年日本初開催日本で 開催。視覚障がい者の新しい雇用創出を実現すると共に人が対等に楽しくコミュニケーションできる ソーシャルプラットフォームとして世の中に提供し続けている。2009年3月から2017年8月まで東京外 苑前で常設。2020年8月、東京竹芝のダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」を開設 し、日々運営を続けている。既に体験者は24万人を超える。

立川 吉笑(たてかわ きっしょう) 
-落語家

1984 年生まれ。京都市出身。立川談笑門下一番弟子。

2010年11月、立川談笑に入門。わずか1年5ヵ月のスピードで二ツ目に昇進。古典落語的世界観の中で、現代的なコントやギャグ漫画に近い笑いの感覚を表現する『擬古典<ギコテン>』という手法を得意とする。2021年、『渋谷らくご大賞』と『渋谷らくご創作大賞』をダブル受賞。2022年、『NHK新人落語大賞』本戦出場。

勢力的に落語会に出演するだけでなく、『中央公論』での連載「炎上するまくら」、『クイックジャパン』での連載「落語のからだアナトミア」など、書く仕事も積極的に取り組んでいる。2015 年には初めての単行本『現在落語論』(毎日新聞出版)を刊行。
などなど、「立川流は〈前代未聞メーカー〉であるべき」をモットーに、縦横無尽に活動中。

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