【有限な世界を生きルンです】〜R.I.P.梅宮辰夫さん〜
※2019.12.13のバックナンバー
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おはようございます!!
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▼ R.I.P梅宮辰夫さん
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梅宮辰夫さん死去―――。
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今週ワイドショーに多く取り上げられた芸能界の訃報ですね。
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ご年配の芸能人の方が無くなるニュースは最近よく目にしますが、
そのたびに頭に浮かぶのが「終活」。
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終活とは、
「自らの人生の終わりに向けた活動」との事で、
最期まで自分らしく人生を送るための準備なんて事も言われます。
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人生の有限さを目の当たりにして、
残りの人生をどう過ごすか?を本気で考えて過ごす濃密な時間はどんなものなのでしょうか―――。
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▼ 写真をやたら撮った体モノマネ
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梅宮辰夫さんと言えば、
ロバートの秋山竜司さんが「体モノマネ」をする事で今の若い層には知られています。
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僕も大学時代、合宿や旅行で友人や後輩と「体モノマネ」のパロディを良くやりました。
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今、画像フォルダを探しても中々見つけることは出来ませんが、
スマホのカメラや動画でそんなふざけたパロディはたくさん記録しました。
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プライベートでも会う方はご存知と思いますが、
僕は結構、写真撮影が好きなタイプ。
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やたら、パシャパシャ撮ります。
特に人を取るのが好きで、パシャパシャ。
旅行に行けばなおさら、パシャパシャ。
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いつから、そんな風にやたらめったらに写真を撮るようになったんだろうか?
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なんて時々思い返しますが、やはり携帯電話出現の存在が大きいですね。
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▼ 使い切りカメラとスマホカメラ
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懐かしいですが、携帯電話の前は使い切りカメラでした。
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小中学校の修学旅行なんかは、
使い切りカメラを持たされて、
「30枚」から減っていくメーターを見ながら、
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必死にマワシを回して写真を撮る。
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2泊3日であれば、単純計算で1日10枚。
無駄撃ちは厳禁。
慎重に撮る対象を考えて写真を撮る。
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メーターが「0」に近付くにつれ、
一枚一枚の重みが増していく。
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家に帰れば、写真屋さんに行き、写真を現像。
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今のようにデータ化は出来なかったので、
現像した写真を大切に持って帰り、アルバムに収める。
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今のスマホカメラじゃ考えられないですね。
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スマホカメラは枚数制限など心配せず、パシャパシャパシャパシャ。
写真屋さんなど行かなくとも、
「データで一生残るから」と、パシャパシャパシャパシャ。
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でも、そうして撮った写真って、どれくらい見返しているだろうか?
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当時の思い出を振り返る時、その写真はすぐ取り出せるだろうか?
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僕で言えば、
見返す写真なんて1割にも満たないし、
見つけられない写真も撮った記憶がない写真もたくさんある。
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一方、残り枚数を気にしながら、
撮る対象を慎重に選んだ使い切りカメラで撮った写真って、
何年経っても記憶に残ってるし、
家のアルバムを見ればすぐ取り出せる。
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▼ 「有限」で価値高い生活
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携帯カメラの登場により写真を撮る僕らは、
「無限」を手に入れましたが、
「価値」や「重み」を手放してしまったような気がします。
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「無限」と感じて無駄にしてしまうこと。
「有限」を感じる事で大切にできること。
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「終活」も似たようなものなのかもしれません。
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人生の終わりが見えてきたら、
毎日どんな風に過ごすのだろうか?
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僕らは、いつまで生きるつもりで、生活しているんだろう。
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梅宮辰夫さんと同様、“一流芸能人”である
Gacktさんは1日1食しか食べないそうです。
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その分、1食にめちゃめちゃ気を遣って食べるそうです。
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彼の考えでは、
「1日3食摂らないと、というのは思い込み。完全な過食」とのこと。
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限定する事で生まれる、価値。
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適切に「有限」を感じて、
日々のアクションに重みと価値を持たせて、
幸せな今を実感しながら、生きていきたいですね。
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#はたらく朝から楽しもう 161
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