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【島農家体験記】~ジブリハウスの薪風呂アップデート~

※2020.4.2のバックナンバー

おはようございます!

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▼ ジブリハウスなホームステイ先
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数週間前に行った離島農家ライフ体験記の第5弾!です。
農家の家にホームステイし島暮らしを味わった4日間。
いつもお世話になる安田一家の古民家が、今回とある進化を遂げていました。

安田家の古民家は、まさに"ジブリ"の世界観。

いい具合に古びた木張りの平屋で、広い庭には多くの木々が植えられている。
お風呂は薪風呂で、和室には歴代の家長の写真が額縁に入って飾られている。
懐かしのジブリの世界にタイムスリップしたような気分。

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▼ 薪風呂あるある
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僕がジブリハウスを最初に訪れたのは、2018年夏。
生まれて初めて見る薪風呂にアツアツに興奮しました。
薪に火をつけてお風呂の水を熱する。
お風呂の時間になると、薪が燃えたススの香りがリビングに立ち込める。

一番風呂は熱くて入れたもんじゃない。
水を足しながら、適温にして風呂に浸かる。
トップバッターでヌルくし過ぎると、
「後半の人に申し訳ねぇな」なんて思いながら、気持ちアツめで痩せ我慢して入浴。

シャワーも無いので、浴槽のお湯をチビチビ使いながら体を洗う。
何人か入った後で浴槽のお湯が少なくなれば、
また水を足して、浴槽の下で薪を燃やして風呂を沸かし直す。

もちろん朝には冷めてるので、朝風呂なんて出来やしない。
酔い潰れて夜お風呂に入りそびれたら、朝に水で頭と身体を洗うしかない。

そんなこんなで、手間がかかって効率的ではなく不便さ溢れる薪風呂ですが、
都会に帰っても冷めない思い出は、何より暖かく温もりを感じる。

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▼ 薪風呂のアップデート
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今回安田家に行くと、そのお風呂がアップデートされていました。

薪風呂は健在でしたが、
お風呂にシャワーと給湯器が搭載。
これでいつでも、シャワーからは温かいお湯が出てきます。
風呂の沸かし直しも不要で「朝シャン」も可能。

圧倒的な文明の開花です。

今回の島暮らしでは文明開化の恩恵を受けました。
夜でも朝でも好きなタイミングでシャワーを浴びることが出来る。
風呂の水量が減れば、熱湯をシャワーから出してお湯を足すこともできる。
普通に夜に薪風呂に入っても、仕上げに最後はシャワーを浴びて締めたりとかして。

昔はシャワーと給湯器が無いならないで、なんとかやりくりしていたけど、
今やシャワーと給湯器が無くてはならないものになっていた。

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▼ あったらイイとなきゃダメなもの
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世の中こんな事って多いような気がします。

あるかないかで言いえば、
ある方が便利だけど、実は無くてもなんとかなるもの。
僕らは利便性・革新性・合理性を求めるがあまり、
余計なものまで持ちすぎてるなんてこともあるのかも?

何をたくさん抱えていてもいいですが、
絶対に無くてはならない"大切なもの"だけは見失わず持ち続けたい。

薪風呂でもシャワーでも
安田家の温もりや、人への愛があれば、僕はそこに行き続けたい。

#はたらく朝から楽しもう59

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