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【島農家体験記】〜島農家の島気遣い〜

※2020.3.26のバックナンバー

おはようございます!!

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▼ 農家な1日
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本日は先々週末の離島農家ライフ体験記、第三弾。

知り合いの農家にホームステイし、島暮らしを味わった4日間。
中日の土日2日間は終日フルタイムで農作業のお手伝いをしました。

朝9時頃から作業を開始し、
軽トラックで島の至る所にある、
自分達の畑を回り、各畑で作業。

昼休憩を挟んで、
日が落ちたら作業を終えて、家に帰る。

そんな1日。

お昼は、どこかの畑にみんなで集まって、
青空の下、スーパーで購入したお弁当をワイワイ食べる。

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▼ 泥だらけの体でスーパーへ
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作業1日目、
島お兄と一緒にお弁当を買いに行く担当になりました。

午前中は、島お兄と畑で、
防風ネットと支柱外しに明け暮れ、
畑を駆けずり回りお昼の時間を迎えました。

島お兄の運転する軽トラで、
島のスーパー「A-coop」(エーコープ)へ。

午前中、畑を駆け回った僕らの体は泥だらけです。

特に、作業中に履いている長靴は、
泥だらけで沢山の土がついています。

島お兄「ほっしー、俺ら泥だらけだな!どうするか!このまま行っちゃうか!?」

星野 「んー、どうでしょう〜?」

島お兄「脱ごうか。ここで。
掃除のおばちゃんの顔想像したら、このまま入れないな。」

僕らは店の前で長靴を脱ぎ、
靴下状態で入店し、
店の一番奥にあるお弁当コーナーで買い込みました。

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▼ 農家のお昼談議
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畑に戻って、みんなでお弁当を食べていると、
島農家ファミリーが、なにやら盛り上がる。

島お兄「ほっしーと今日裸足で、エーコープ入ったんよ!
掃除のおばちゃんの顔想像してみぃ、って」

島お姉「あれ、お弁当外に置いてほしいよね。
どうせ買ってくの農家か、土木作業員で体汚いんだからね」どうせ買ってくの農家か、土木作業員で体汚いんだからね」

島オカン「この前、エーコープの●●さんにそれ言ったら、気にしないで入って良い!って言ってたよね」

島お兄「でも、言われたって入り辛いよねえ〜。掃除おばちゃん想像したらさ。」

島オトン「んー、どうでしょう~?」

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▼ 阻害要因を最初から取り除く
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‘’相手の事を考える。
そして、気を遣わせない、気遣いを。‘’

シンプルですが、とっても大切ですね。

島スーパーのお弁当は、
お昼時は、泥んこの作業員しか買わないのであれば、
彼らの行動に合わせて配慮をしてデザインした方が良い。

外でお弁当を販売するとか。
入り口近くにお弁当コーナーを作るとか。

そうしたら、きっと売上は、上がると思います。

スーパーの店員さんに
「泥だらけでも、入っていいよ」

とは、言われても、
やっぱり気を遣ってしまうのが、人間心理。

"この状態だけど、やっちゃっていいよ"

ではなく、

"この状態"を、できる限り最初から作らないこと。

行動を制限する要因は、
最初から取り除いてあげるのが、
最大の気遣いであり、配慮だと思います。

日常生活でも、夫婦生活でも、
仕事においても、あるあるなシーンだと思います。

今日も掃除のおばちゃんの顔を想像しながら、
都会で生きてきます。

#はたらく朝から楽しもう53

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