Crazy_Boar

とある中学校で知的学級担任をしております。「特別支援」や、「部活」、「働き方改革」など…

Crazy_Boar

とある中学校で知的学級担任をしております。「特別支援」や、「部活」、「働き方改革」などを含めた学校での不条理などを投稿します。「特別支援学級」を「ないがしろ学級」にしてほしくない。現状を公開しつつ、少しでも「特別支援」に対する意識を変えていきたい。

最近の記事

人材業界を選んだ理由

こんにちは。 前回の記事で報告させてもらいましたが、一般の人材派遣会社に内定をもらうことができました。 今回は「なぜ人材派業界なのか」という部分について触れていきたいと思います。 まとめると ・人の人生にかかわる仕事がしたい ・教員の転職も支えたい ・企業にも障がい者雇用の部分でアプローチできる ・一般の人材業界であることに意味がある です。 ひとつずつ見ていきましょう。 人の人生にかかわる仕事がしたい教員も「人生にかかわる仕事」と言えます。 自分は中学校に勤

    • 報告

      新型コロナウイルスの影響で外出自粛になっている昨今、皆さん体調に変化はないでしょうか? 僕はいつも通り起床し、本を読んだり、メルカリ断捨離をしたりで明るいうちを過ごし、夜は筋トレをした後に近所の公園を散歩しながらポケモンを捕まえています。 この記事を書き、宣言をした自分には報告の義務があると思い、今回この記事を掲載しました。 報告の内容に入る前に、すこし昔話におつきあいください。 中学生時代、僕が通う学校には特別支援学級はありませんでした。だからといって、発達障害をも

      • 挑戦

        お知らせがあります 令和2年3月いっぱいをもって、 6年間の教員生活を終える決断をしました。 エイプリルフールではありません。 4月より一般企業のほうで新たな挑戦をしていきたいと思います。 そこまでに至ったのは、今年度の経験があったからでした。 2つの出来事について書いていきます 「自分、普通の人よりも〇〇なんで」 以前、Noteにも投稿した出来事です。 この件は、知的学級の担任を終えた今でも、鮮明に残っている出来事です。 「自分、普通の人よりもバカなんで

        • 2か月間の超過勤務、改ざん、そして…

          学校が休校になり、成績処理や通知表作成、授業補償のプリント作成に追われている。 …が、修了式にしか知的学級の子たちとしか会えないさびしさから、全く手につかない。 ここで2020年に入ってからの2か月についておさらいをしようと思う。 その前に、この2か月の僕の状態を確認したい。 ・知的学級担任 ・通常学級へ教科指導(2学年4クラス、週13時間) ・通常学級の授業は、週に7時間分準備 ・教科指導以外の時間は知的学級で過ごすことにした ・持ちコマは週30時間 1月3学期のス

        人材業界を選んだ理由

          学校からの「ないがしろ学級」へのいじめ

          最近、知的学級の生徒や自分を取り巻く環境ががらりと変わった。 校長により、本物の「ないがしろ学級」にされてしまいました。 自分自身、知的学級に迷惑をかけないように一生懸命でしたが、正直頑張れる気がしなくなり、最近に至っては、「学校による知的学級へのいじめではないのか?」とさえ思うようになりました。 今年に入って何が起きていたのかを書いていきます。 知的学級の担任を引き離される病休に入った先生と同じ学年であり、同じ教科であるということから、 毎週13時間の教科指導を「丸

          学校からの「ないがしろ学級」へのいじめ

          1月の仕事量について

          3学期より、働く環境が大きく変わってしまったため、報告and記録として残しておきます。 結論としては、 時間外勤務時間が100時間を超えます。(1月) 流れを書いていきます。 教科担任の「病休」と校長の独断校長「〇〇先生が病休に入った。そこで、その先生が持っていた△年生と▲年生の週13時間を、Boar先生に入ってもらうことにした」 学年の先生が校長室に呼ばれ、校長にそういわれた。 事前の打診は「無し」。 校長としては… ① この時期に休職代替を「呼んでも来な

          1月の仕事量について

          変革の年 2019

          こんにちわ。 今回は2019年という一年間を振り返ろうと思います。 Crazy Boarの誕生twitterでアカウントは作っていましたが、ほとんど投稿はせず、見る専門になっていました。 夏休みをきっかけに情報発信に【挑戦】。 見る頻度が多くなり、色々な方とかかわりを持たせていただきました。 色々な情報に触れ、僕自身の知見も広がったように思えます。 来年はもう少しツイートを増やそうかなと思います。 知的学級の担任に…そして…教員生活初めての担任への【挑戦】 知

          変革の年 2019

          【働き方】ALTから働き方を考える。

          2学期末。 保護者懇談会のシーズンです。 学校は午前中で終わり、担任たちはあわただしく準備する。 15時ごろ、ずっとパソコンで作業し、ラミネーターなどを使って授業の準備をしていたALTの男性が、管理職のもとへプリントを持って行きました。 印鑑を押してもらう = 帰ってOK「今日はあのクラスと、このクラスに行った」 「こんな授業をした」 「今までは明日の授業準備をした」 「ちなみに明日は息子の誕生日♪」 英語の中になれない日本語を織り交ぜて、身振り手振りで話すALT。

          【働き方】ALTから働き方を考える。

          【特別支援】知的学級の子はバカ?個性重視に問う。

          うちのクラスでのお話 ある生徒が僕に言った一言がきっかけで、じっくり話し合いをすることになりました。 衝撃の一言、話し合いへその子が僕に言ったのは、 「自分、普通の人よりもバカなので。」 衝撃でした。 僕の中で2つの想いがありました。 ”中学生がこれを言うのか” ”それを言わせてしまう環境下にいたんだ...” この一言をきっかけに、僕はクラスで話し合いをしました。 「このクラスの人たちって、普通の人と比べてバカだと思う?」 僕が伝えたかった事聞いてみた結果

          【特別支援】知的学級の子はバカ?個性重視に問う。

          【ないがしろ学級】病休が出ました

          ついに、うちの学校で病休がでてしまいました。 それについては、その教員も病休を取り慣れているため、「またかー」というところでした。 問題はその教員の教科指導についてです。 特別支援学級担任をおろされる「病休をとった教員と、教科が同じ」 という理由で、授業は僕が行うことになりました。 そうなると、知的学級の生徒たちは誰が見るの?となります。 「"ほかの先生たち"で見てもらうことになった」 ということです。 簡単に言うと、担任から外されてしまったということで

          【ないがしろ学級】病休が出ました

          野球は失敗の球技

          こんにちわ。 みなさん、物事が思い通りにいかなかったり、自分自身の予定通りに物事が進まないときにストレスを感じたりしていませんか? もしかしたら何かに失敗して落ち込んでいる人もいれば、絶望している人もいるかもしれません。 僕自身、そんな状態になったりすることもあります。 ですが僕の場合は、すぐに立ち直り、また動き始めていることが多いです。 それは僕が野球好きで、現在も競技者であるからです。 今回は野球が大好きな僕が、野球から学んだことを書こうと思います。 野球の世

          野球は失敗の球技

          【特別支援】集トレ始めました (国語編)

          こんにちわ。 今回は、僕が担任をしている知的学級で始めた、 「集トレ(集中トレーニング)」についてまとめていきます。 これはある知的学級に授業見学に行った際に、 「よし、パクる」と決意したものです。 知的学級をはじめとし、小学校でも応用できる部分はあると思います。 ぜひ参考にしてみてください。 集トレの概要準備するもの ・集トレ用プリント(自作) ・ひらがな表 ・カタカナ表 ・ローマ字表 それぞれ個人用のものがあると望ましい。 ルール ・教員の「始めます」の合

          【特別支援】集トレ始めました (国語編)

          【特別支援学級】支援担って何者?

          こんにちわ。 今回は、ある日起きた管理職とのやり取りについて書いていきます。 そのやり取りで僕は強い憤りを感じました。 それと同時に、「この管理職には特別支援の意識が低すぎる。特別支援学級担任を何だと思っているんだ」と感じました。 まずはやり取りを書いていきます。 意識低すぎエピソードその日はある教科の先生が年休を取っていました。 所属学年には1時間だけその教科があるクラスがありました。 管(管理職)「Boar先生。〇〇先生が休みだから3校時に自習に入って」 B

          【特別支援学級】支援担って何者?

          「目をつぶって振ったらホームランになった」は奇跡じゃない

          こんにちわ! 今回は野球漫画などで、「奇跡の代表格」とされる 「目をつぶって振ったらホームランになった」 という場面について、自分の意見を交えながら「偶然の出来事ではない」ということから、学びまでを書いていこうかなと思います。 接戦の中、チャンスで代打として回ってきたりするあのシーンです。 多くの人が歓喜し、野球漫画に魅了されたと思います。 「目をつぶって振ったらホームランになった」が奇跡ではない理由 そもそも当たらない "ピッチャーが投げたその時、バッターはグッと

          「目をつぶって振ったらホームランになった」は奇跡じゃない

          映画「JOKER」観ました(今更)

          ずっと観たかった「JOKER」をみてきました。 最近観た映画の中で1番衝撃を受けたので、感想を書こうと思います。 ちがうだろ!という意見もあるとは思いますが、温かい目でご覧ください。 ネタバレ要素もありますので、ご了承ください。 主人公アーサーという男主人公であり、のちのJOKERとなるアーサーは ・母の介護をしながらコメディアンを目指すおじさん ・ストレスを感じると笑ってしまう心(脳?)の病 ・ピエロの派遣で働いている という設定で物語が進んでいきます。 閉店セ

          映画「JOKER」観ました(今更)

          【特別支援】知的学級担任になって半年

          こんにちは。 僕が初めての知的学級の担任になってから半年が経過しました。 今回は半年経過してみて感じていることを書いていこうと思います。 「良かった点」は書こうと思えば永遠に書くことができそうなので、 今回は「改善すべき点」を3つ紹介します。 改善すべき点「学校」の流れの中には入っていない これは行事(体育大会、文化発表会など)がある場合に感じることです。 基本的には通常学級にをベースに予定を組んでいるため、学年掲示物の作成や社会見学での新聞づくり、体育大会の学年練習

          【特別支援】知的学級担任になって半年