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挑戦

お知らせがあります


令和2年3月いっぱいをもって、

6年間の教員生活を終える決断をしました。


エイプリルフールではありません。


4月より一般企業のほうで新たな挑戦をしていきたいと思います。


そこまでに至ったのは、今年度の経験があったからでした。


2つの出来事について書いていきます



「自分、普通の人よりも〇〇なんで」


以前、Noteにも投稿した出来事です。



この件は、知的学級の担任を終えた今でも、鮮明に残っている出来事です。


「自分、普通の人よりもバカなんで。」


子どもたちの”生きづらさ”を象徴する言葉だと思っています。


目の前にいた数年前の自分


年末、小学校からの友人と外食へ行った時のことです。


ふと立ち寄ってコンビニに、大きな独り言を喋りながらコピーをとっていた方がいました。


((何か困ってるんかな?声かけるべきかな?))


そう思いながらその方を見たときに、自分の目に飛び込んできたのは


”その人を見てニヤニヤするカップル” でした。


それを見た瞬間に怒りがこみ上げましたが、それと同時に


((自分が特別支援学級担任だから?))

((この人たちには理解がないんだ…))

((理解、という面で考えると、教員になる前の自分の姿じゃん…))




今!動かなくては!


”特別支援学級の担任を勤めた一年間”と”二つの出来事”。


自分が思ったことは…大きく2つ


”自分、普通の人よりバカなんで”
そんな言葉を言わせてしまうような環境を作ったのは大人。
じゃあその環境を改善するのも大人の責任。
変えるきっかけを作りたい。


発達障害とか、障害についての理解がなさすぎる。
多様性を認める?認めてる?
スロープ作ったり、男女同じデザインの制服つくったり、
ハードな面を整えたって、ソフトの面である”人の心”
整ってないんじゃないのか?
それで”生きづらさ”は改善されていくのか?



今、動かないと、自分が自分でなくなってしまう…


特別支援の魅力にとりつかれた1年だった…


でも、学校という狭い社会にいる状態で、
自分の今の想いを世の中に発信していくことは難しい。

むしろ、発信するだけでは何も変わらない…


行動するしかない。

動いて動いて動きまくって、

”こころのバリアフリー化”

を叫び続けたい。


そして知的学級の生徒のような発言をしてしまう子を
少しでも減らしていきたい。




というのが新たな挑戦になります。


4月より本格的に転職活動が始まります。


自分の小さな力でできることは限られているかもしれません。


しかし、今できる全力を尽くすのみ。



待っててな、かわいい教え子たち。


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