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1月の仕事量について

3学期より、働く環境が大きく変わってしまったため、報告and記録として残しておきます。 


結論としては、

時間外勤務時間が100時間を超えます。(1月)


流れを書いていきます。


教科担任の「病休」と校長の独断

校長「〇〇先生が病休に入った。そこで、その先生が持っていた△年生と▲年生の週13時間を、Boar先生に入ってもらうことにした」


学年の先生が校長室に呼ばれ、校長にそういわれた。


事前の打診は「無し」


校長としては…

① この時期に休職代替を「呼んでも来ない」
② 知的学級は「他の空いている先生」にまかせたらいい
③ これも「いい勉強」になる

ということ。


校長はこれらを理由に、
「知的学級担任を離れ、副任として教科指導にあてる」
という独断をした



週の持ちコマが30になる、僕の想い

校長が下した独断は、納得がいかなかった


① この時期に休職代替を「呼んでも来ない」
これに関しては、「呼べよ」「呼んでくるのが管理職では…」
という想いがあったが、結論は「呼んですらないし、呼ぶ予定もない」。


② 知的学級は「他の空いている先生」にまかせたらいい
むしろ「知的学級だから担任がいたほうがいい」。
日常が壊れることに不安を覚えたり、かかわりの薄い人がクラスに来ることに違和感がないわけがない。
ましてやうちの学校は、時間割の中に応援授業が入っていない分、ほかの先生との関わりなんてない。
結果的にクラスの子を不安にさらしてしまうだけである。


③ これも「いい勉強」になる
なにをもってして「いい勉強」なのかがわからなかった。
おそらく校長は「数年ぶりの授業だから」ということを言いたかったのだと思う。
しかし、知的学級の担任が、来年度から通常学級で授業をする可能性があるからと、クラスの子を不安にさらして「いい勉強」になるわけがない。


「なぜ通常級ででた病休の一番の被害者が、知的学級にならないといけないんだ?」

そう感じた自分は、
「通常学級の授業には行きます。ただし、学級を離れるのは授業の時のみ。自分が授業に行っている間見てもらうのは非常勤でお手伝いに来てくださってる☆☆先生におねがいして、課題なども自分が用意します。」
そう伝え、めでたく30時間の持ちコマ数となりました。


揺らぎ始める知的学級

「学校が原因で、知的学級の子が被害者になってしまった。これに関しては校長のほうから知的学級の子たちと保護者には説明があるだろう。」

と、思っていた。


しかしふたを開けてみれば、「子どもへの説明と謝罪」「保護者への説明と謝罪」は自分が行った。


校長は何も気づかず、何も動かず。


子どものほうが大人のようで、「それなら仕方がないので、頑張ってきてください、先生」と、その場で言っていたが、家で泣いてしまった子もいた。


保護者への説明は、自分が直接会い、納得していないという想いも含めて、学級の子を被害者にはしないということで保護者に謝罪をした。


「先生が謝ることじゃありません。無理はしないでください」
そう言ってもらえたが、やっぱり苦しかった。


子どもたちも不安定になってしまい、2学期では子どもたち自身で抑制で来ていた小さなケンカなどが、自分のいないところで起こるようになった。


自分が授業に行っている間に面倒を見てくれる☆☆先生も話を聞いてくれるが、やはり担任の先生とじゃないと話したがらないとのこと。 


休み時間に話をしても、結局はチャイムが鳴り授業に行かないといけない。
自分はもっと話を聞いてあげたい、もやもやした状態で過ごさせたくない。
そんな担任の想いも、時間をかけて伝えることができなくなってしまった。



時間外勤務が100時間へ

現在の自分の一日は

8:30~ 知的学級
1時間目~6時間目 授業(通常and知的)
16時頃~ 知的級…課題準備・校外学習準備・時間割・保護者連絡
     通常級…授業準備(2学年ということもあり週7回分)


知的学級の活動を優先したいということもあり、通常学級の授業はドンドン先のものを作ることを意識。


知的学級には本などから得た知識を踏まえたものを準備。
自分が知的学級に行ける時間は新しいことに少しずつ取り組むなど、細かく計画をしながら進めている。


気付けば土日も部活の後に仕事をし、時間外勤務が100時間を超える結果となってしまった。


2月には委員会に呼び出されるだろう。

しかし、
「自分が毎日抱えていた授業時数」などの「カード」は準備している。

このカードたちがどんな仕事をしてくれるか。


闘うしかない

持ちコマ数週30時間となった。
時間外勤務が100時間を超えてしまった。


この二つの現実を目の前にしても

「先生は負けないよ。戦い続ける」
と言えるだけの原動力が知的学級にはある。


あの子たちを一番の被害者には絶対にしない。


あの子たちがないがしろになるのが学校ではいけない

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