CEED-未来へのタネを蒔くSNS
メガサービスと化したSNS
そんなSNSをもっと面白いこと、良いことに、使えないだろうか?!
そんな素朴な疑問を解消するため、記事を書くことにしました。
私は、SNSに対して、
・流行を生み出す場所
・お互いの投稿を見ているようで見ていない
・どっぷりハマりがち(映え、流行、ノリ)
というような印象があります(バラバラ笑)。
私にとって、今のSNSは、使うことで何かが良くなる、というよりも
ついついやってしまう存在なのかなと思います。
その一方で、SNSというサービスは
・ユーザーが高い頻度で利用する
・社会的な認知度が高い
という点で、私たちの人生に与える影響力が非常に大きいことは間違いありません。
したがって、SNSを通して、ユーザーに、社会にプラスの影響を与えることもできるはず。
SNSを通して
・ユーザーの人生を豊かにする
・社会をより良くする(ふわっとしすぎ..笑)
ことはできないか、考えてみたくなりました。
そこで今回、私なりの理想のSNSのカタチをまとめていきたいと思います!
CEED-未来へのタネを蒔くSNS
まず、私がSNSを通してユーザーに提供したい価値は、
かんがえる・つくる・ふりかえる機会です。
自分の頭で作りたいものを考え、実際に手を動かし、生み出す。そして、ときにその歩みを振り返る。
このような機会は、ありふれているようで実はとても貴重な機会であるように思います。
産業、経済、組織が発展するにつれて、その中で動く人一人一人が持つ影響力は徐々に小さくなります。
情報技術をベースとしてわあらゆる発展が加速した現代において、「自分がやらなければいけない」感覚を得るのはとても難しくなったはずです。
その中で、自分にしかできない(もしくはそう信じられる)ことは
創作活動ではないでしょうか。
創作活動はまさに、かんがえ・つくり・ふりかえる一連の活動です。
だからこそ、私は自分の創作物を投稿できるSNSがあったらいいな!と思います。
アウトプットの形式としては、
絵画、写真、デザインといった視覚的なデジタルコンテンツを想定しています。実際のモノ(家具や服等)を作って、その写真を撮るのもいいですね。
そして、このSNSのユーザーは、創作と無縁の暮らしをしているけれども、創作に興味がある人。
一般的に、創作活動というと、芸術大学に通う学生やクリエイティブに携わる社会人だけができる、閉ざされた活動のような気がします。
しかし、無料のデザインツール、ECサイト、学習プラットフォームが整備されている現代においては、誰でも創作をすることができます。
問題意識や、作ってみたいものがあるのであれば、今すぐ作れます。
絵、UI、家具、なんでも。
おそらく、それでも作らない理由は、ただ周りの人がやってないから。
現に、今まで出会った芸大生の多くは、自分のECショップを持っていて(専攻に関係なく)創作をしていました。
日本文化専攻の学生さんも服を作って販売していたりします。つまり、自分の技量があるかではなく、作りたいかどうかで行動しているわけですね。
このように、自意識に紐づいてる創作という視点から、周囲の人とコミュニケーションをすると、自然に新しい発見と出会えるような気がしています。自分の作品が積み重なっていくことは充実感にもつながりそうです。
SNSを通じて、かんがえる・つくる・ふりかえる機会を提供し、未来にタネ蒔く感覚が広がっていけばいいなあと思います。
タネ(seed)を蒔いて、進む(pro"ceed")感覚を提供したい。
名前はceed。いいのかな。笑
(試しに作ってみました。)
CEED-自然とのつながりを提供するSNS
次に、SNSを通して社会に提供したい価値は、自然とつながる機会です。
現行のSNSでは、人間関係にフォーカスが当てられています。
友達どうし、有名人とのつながり。全て”人”なんですね。
ただ、これだけだともったいない、、と思ってしまいます。SNSのポテンシャルはもっと大きいのような気がします。
というのも、SNSを起点にユーザーと社会を構成する別の要素のつながりをつくり、新しい・大きな視点をユーザーに提供することができるはずだからです。
今回は、ユーザーと森がつながる機会、というかたちで考えてみました。
例えば、人、情報、アイデア、お金が集まるCEEDという場を活用すれば、
・100万CEED(投稿)ごとに1本の木を植える(造林する)
・ユーザー限定で”CEEDの森”を開放する
→アイデアの源泉、企画の場になる→ピックアップ!→創作の継続→森に還元されるという循環
というようなカタチで、SNSというソフトな価値と森というハードな価値を混ぜ合わせて、新しい循環を生み出すことができます。
今後の社会、三次産業のようなソフトを扱うビジネスだけでは、地球での暮らしが続いていかない(一次産業・自然に負荷がかかる)ですし、一次産業のようなハードを扱うビジネスだけでは経済性の担保が難しい状況に陥ってしまいます。
だからこそ、このようにソフトを起点にハードの価値を発掘し、またそれをソフトに還元していくような試みがあったらいいなと思います。
森に限らず、これを農地や海に広げていくこともいいですね!
CEEDが広がれば広がるほど、森林の認知も広がり、利用が進む。そんな社会にとっての好循環をSNSから生み出せたら素敵なはず。
おわりに
今回は、理想のSNSを考えてきましたが、実際にやってみるととても楽しかったです。
今回は、ユーザー視点、社会視点の2つしか考えていませんが、お金の部分やユーザーの深堀りをしてみるともっと面白いかもしれません。
今後もこのように、身近なものに対して、思考を深める試みを続けていこうと思います。
それでは、また次回!!
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