不安や落ち込みは悪いこと?
落ち込みや不安な気持ちでいっぱいになってしまい、自分に自信が無くなってしまった時。皆さんはその不安や落ち込みと、どのように付き合っていますか?
不安になったり落ち込むことはとても辛いこと。
けれど、それをいつもと少し違った視点で見ることができたら、もう少し肩の力を抜くことができるのかもしれません。
今回は、そんなネガティブな感情とどう付き合っていくか?というお話です。
◆実は隠れているかもしれない“価値観”
急に不安な気持ちになってしまったり、気になる体調の変化が出てきたり、落ち込んでしまったり。
そんな時、心の中でどんなことを思っていますか?
「やばい!」「ダメだ!」「こんな事を考えてはいけない!」
・・・不安や落ち込みが顔を出してくると “排除しなければいけない”と、心が抵抗していませんか?
それはもしかしたら、
・私は不安になってはいけない
・私は落ち込んではいけない
・私は体調が悪くなってはいけない
このような価値観が、実は心の奥に隠れているからなのかもしれません。
◆不安や落ち込みって、本当に悪いこと?
・私は不安になってはいけない
・私は落ち込んではいけない
普段自分があまり意識をしていなくても、無意識下で「私は不安になってはいけない」「私は落ち込んではいけない」と思っているということは、
このように思っているということです。
つまり【不安になったり落ち込む自分はダメな自分である】と強く思い込んでしまっているのかもしれません。
不安になる・落ち込む=ちゃんとしていない自分。
私自身も以前はこのような価値観を持っていました。
例えば、夕方までは楽しいと思える出来事があったり普通に過ごせていても、夜に不安な気持ちになってしまった時。
すると「もう今日はダメな日だ」という風に、その日を解釈していました。
また、一日の中で少しでも体調に不安を感じると「今日は調子の悪い日だ」「今日はダメだった」と、その一日に ×の評価 を付けていました。
でもちょっと考えてみて下さい。
不安や落ち込みが顔を出したら、本当にその日は「ダメな日」なのでしょうか?
◆あなたはどんな一日を求めていますか?
不安や落ち込みはとても辛いものですが、生きていく上で、そのネガティブな感情をゼロにすることはなかなか難しいですよね。
ですが、だからこそ【不安になったり落ち込むことは悪いことである】という価値観をもう少し和らげてみませんか?
・不安にならない
・落ち込まない
・一日中体調が良い
こんな毎日を、無意識に毎朝自分自身に求めていませんか?
勝率100%の状態 を毎日自分に求めるのは、やっぱり苦しいですよね。
不安や落ち込みがあっても、「そうそう!私ってこんなポンコツな部分もあるんだよね~!」と心の中で笑い飛ばすくらいが、きっと丁度良いのです。
ポンコツじゃない部分もあるし、ポンコツな部分もある。それでいいのではないでしょうか。
不安にならない、落ち込まない自分は ◎
不安になったり落ち込む自分も ◎
なのです。
そして、そんなポンコツな部分を持った自分を少しづつ受け入れながら、自分の向かいたい方向や目的地にゆっくり進んでいくことが、一番大切なのだと思います。
そうしたら1年・2年・3年後…。
きっと、今の自分からは想像も付かない自分に出会えるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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