肩越しに夜が明ける
刺すような日差しが
なでるような日差しに変わった
あの夏でさえ穏やかな日に変わる
怒りや憤りの日が心を砕こうと
悲しみや切なさが心を襲おうと
その瞬間にはやわらげる時が近づいている
行き場を失っていても
やり場がなくても
君を包み込む風は温かい
忘れないで
時は止まらない
前へ先へ進むことだけを考えている
君が立ち止まっても
過去を振り返ろうと
その瞬間にも時は歩みを止めない
疲れ果てた眠りの向こうには
いつもとは少しちがう朝がやってくる
誰の元にも同じように夜は明ける
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