人生 SIDE:B
SIDE:A/SIDE:B なんて完全に死語かと思ったら最近はレコードブームということで若い世代にもまだ伝わる言葉なのかも、と。
というわけで今日は僕の『人生 SIDE:B』、あまり語ることのない僕の人生のもうひとつの側面について書いてみようと思う。
簡単に言ってしまうとネガティブサイドということだけど普段特に意識もしてないので重たくならずに書けるのではないかと。
Twitterなんかを見ているとプロフィールもツイートも自分自身のネガティブな側面で埋め尽くされているアカウントをよく見かける。
側面というよりイコールな感じも強い。
私はこんなにネガティブな存在、という感じ。
僕はいつもこれから何をしようか?!という感じで生きているのでそういうことをわざわざ書き込むこともあまりない。
とは言え、それも自分の人生の一部なのでふと書いてみようと思ったのだった。
僕の『人生 SIDE:B』をネガティブアカウント風に書くとこんな感じ。
いやいや、書いてて「違う、違う」という気持ちが湧き上がってくる😆
全部事実なんだけどこれが僕の人生じゃないって感じ。
それではこれらの経験の『SIDE:A』ポジティブサイドも書いていこう。
🟩 7歳で突然左足が麻痺して身体障害者に。
朝起きるともう左足が動かなかった。
いろんな病院に行くも原因も治療法もわからず。
7歳だからショックとか悲しいとかもなかった気がする。
何が起こったのかわからないという感じ。
ただ検査のための入院生活と痛い検査は辛かった。
2013年まで松葉杖生活。その年の暮れから装具に変えた。
二本の足に体重をかけられるってこんなに楽なのかと思った。
それまでは信号待ちの1分間が辛かった。
2015年頃?
自分はこの人生でチャレンジしたかったんだ、と気づく。
それが僕の人生のひとつのテーマ。
そういう意味ではゲームと変わりなく、どんどん難しいステージに進みたいもの。それが僕の場合は左足が動かない身体で生きるということだった。
治したいという気持ちもあり、リハビリをやってみたりするけど、すぐに「治したい」という気持ちを忘れてしまうので続かない😃
さて、この先どうなるか。
ということで僕にとって動かない左足と装具はみんなの近視とメガネみたいなものと感じている。
🟩 17歳から22歳まで鬱を経験。
これは辛かったな。毎日死にたいと思っていた。
自殺は怖くてできないから寝てる間に死んでしまって朝(実際は起きるのは昼頃だけど)が来なければいいのにといつも思っていた。
一番の恐怖はこの鬱が50年とか続いたらどうしよう?というもの。
結局1年半のカウンセリングとその後の投薬で治ったけどこの経験から多少辛いことが起こっても全然大丈夫というメンタルを手に入れられたと思う。
ということは過ぎてしまえば宝物?
🟩 職場では何度もパワハラに遭う。
やりたいことが増えたことと、こういうことも含めた「おかしいよね?」ということが積もり積もって退職することができた。
居心地がよかったらなかなか退職できないよね。
だからよかったのかも。もう過ぎたことだし。
人間観察の経験の場でもあり、その後のカウンセリング、リーディングの仕事にも役立っている。
🟩 1999年に脱サラして開業するも4年でクローズ。
20年、30年と続けるつもりだったフェアトレードショップは4年で閉店。
今思えば20年やりたかったか?というとそうでもない。
この時の人間関係のつながりはとても大きく、営業中もその後も僕をいろいろなステージに連れて行ってくれた。
このお店は僕のやりたかったことが爆発的に開花した場所だし、人間関係も同様だった。素晴らしい経験。
🟩 2012年離婚してシングルファザーとして息子を育てる。
離婚して半年後に沖縄に移住。
みんなにくーさんが子ども育ててるの?って驚かれたけど息子はその時すでに10歳。
育てるってほどでもなかった。
それでも大人のやることは全部自分でやるわけで元パートナーの苦労にあらためて気づいて感謝の気持ちが湧き上がってきた。
とは言え、家の中に意見の違う大人がいない生活というのは超快適で自分史上最高の生活だった😄
沖縄も自分にとって最高の場所だし、お店、音楽、ラジオパーソナリティーと好きなことをどんどんやった黄金期。
というわけでポジティブ面、ネガティブ面どちらかしかないことって本当はないわけで、ネガティブに見えることにもポジティブな意味に気づくってとても大切だし、いつも今このときポジティブな気分でいることもとっても重要。
なぜならエネルギーは引き合うから。
ここまで書いて10代の頃は特にいろいろあって大変だったけど足が動かなくなるということと鬱になるというめちゃめちゃ大変な出来事が今のポジティブな僕を作ったことにあらためて気づく。
やっぱりそういうことだよね。
子どもが学校に行かないとか休みがちとか、ADHDとかグレーゾーンって言われたとかそんなこともみんな同じだと思う。
ほんとにネガティブな意味しかない?
この経験で子どもや親が得られるポジティブな意味ってなんだろう?
そう見方を変えてみてほしい。
さらに僕は社会的にはネガティブに捉えられていることでもよく見ることでそうじゃないってことも多いと思っている。
良いのか、悪いのか、それはその人の見方次第だ。
不登校と言われる子どもたちのことも逆の意味があるケースが多いと思っている。
子どもに問題があるのではなく社会や大人の側に課題や問題があるのということ。
そんなことを子育て本として書き上げた。
なんで不登校になってしまったんだろう?
子育ての何がいけなかったのか?
どうしたら学校に戻れるだろう?
そんなふうに悩んでいるお母さん、お父さんの意識が変わって子どもたちがもっと楽に自分らしく生きられるようになったらと思う。
この子はこの子でいいんだ。
何も問題ない。
わたしは何も問題ない。
僕は何も問題ない。
そう思ってもらえたら嬉しい。
将来が楽しみすぎる‼️
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くー プロフィール
栃木県出身、沖縄本島在住
2012年から一人息子を育てたシングルファザー
地方公務員、フェアトレードショップ、ラジオパーソナリティー、作詞作曲、演奏活動などを経てカウンセリングセッションの仕事に。
二十代の学校事務の経験、三十代の児童生徒の入所施設勤務、自身の子育て、小学校での読み聞かせ、親や子どものカウンセリング、親子リトリートなどの経験から子どもたちの不登校や発達障害の問題は実は社会や大人の側の問題であり、社会全体がそこに気づく必要性があると痛感。
子どもたちがありのままの自分で生きられる社会作りを目指している。
経歴
フェアトレードショップ(〜2003)
2003年に孫正義さん、江川達也さん、藤田晋さんなどと共にニッポンの起業家100選に選ばれる。 (ニッポンの起業家図鑑〜100人の勇気と独立への第一歩:DREAM GATE PROJECT発行)
2018年からZoomカウンセリング、潜在意識統合ワーク、沖縄リトリートなど大人たちが目覚めて次元上昇し、本当の自分を生きられるようなサポートを続けている。
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