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指輪と共に歳を重ねる柔らかい手の美しさ

歳を重ねてしわくちゃになった柔らかそうな手に、指輪をしてる姿が素敵。

私は、仕事でご年配の方と関わることが多い。
70-80代のご年配のおばあさま。
左手薬指だからおそらく結婚指輪なのだろう。
絶対そうとは限らないけど、石とかはついていないシンプルなデザインのゴールドの指輪。ただキラキラしてるのではなく、長い時間を共に生きてこられたのだろうなと感じさせる佇まい。

何故あの世代の方の手はあんなに柔らかそうで優しい手をしているのだろう。
物理的に柔らかそうでもあるけど、
本質的な意味での柔らかさ、おおらかさ、柔軟さもある。
長い人生で色々なことを経験して乗り越えてこられたのだろう。
手先に強さと優しさが宿っている気がする。

中には、中指にそういった雰囲気のある指輪をされてる方もいる。
ご年配の方あるあるなのか、左薬指に結婚指輪されてたが、歳を重ねて指が細くなったため指輪のサイズがゆるくなり、薬指より太い中指に移動したのかな、と勝手に想像して、その人の人生に思いを馳せる。
(ファッションリングで特にそんな深い理由はないかもしれない)

左手薬指が絶対結婚指輪とも限らないし、
結婚指輪だろうとそうでなかろうと美しいものは美しいし、
好きな指に好きな指輪をすればいいし、
無理に指輪をしなきゃいけないこともないし、
結婚だってするもしないも自由だ。

移りゆく時代の中で長年ずっとそこに変わらずあり続ける指輪は尊いなと思う。
一体どんな時を刻んできたのだろう。
時計じゃないけど指輪も時を刻むと私は思う。

私も歳を重ねて、共に生きて、経験も重ねて、
今より結婚指輪に良い味が出て、優しさが滲み出る柔らかい手の持ち主になれますように。

読んでいただきありがとうございます。
指輪好きな私の指輪の話はこちらの記事に書いていますのでよろしかったらぜひご覧いただけると嬉しいです。⇩⇩

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