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映画「夜明けのすべて」を見て

最近偶然この映画を知り、今日映画館で見てきました。

簡単なあらすじは、「パニック障害とPMS(月経前症候群)を抱え、生きづらさを感じる男女。そんな2人が助け合う」お話でした。
恋人でも友達でもなく同志のようになりまさしく助けあう、温かい内容でした。

派手な演出もなく、とてつもなくドラマチックなわけでもなく。
現実的ながら救われる気持ちになれるような、そんな風に感じました。
私的には、音楽や音響がやさしくシンプルなのも好きなポイントだったように感じます。光も太陽光が差し込んでいるような、全体的に優しい印象でした。

見終わった頃には心は穏やかで、頭の中も静かに落ち着いていたように思います。
最近の中で見てよかった映画の中の一つになりました☺︎

誰もが何かを抱えながら生きていて、それを優しさで支え合いながら共に生きている様子がなんとも温かい気持ちになるというか。
ある意味、世の中のほとんどがこのような悲しさも痛みも暗さも辛さも、明るさや激しさや輝きと一緒に混ざり合いながら存在していると改めて思いました。
どちらか一方だけが良いわけではなくて、バランスを取り合いながらたまにバランスを崩して転んでみたりしながら、今とは違う未来に向かって前に進んでいるのだと。

私の中にもいる痛みや辛さも肯定する気持ちになれたし、このままで進んでいこうと映画を見終わった頃に思っていました。

やっぱり映画もいいですね!

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