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非常にぬる~い「デジタルデトックス」の1日。

張りがでた。

そこそこの充実感を得た。

いや、実際は、充実感と間違いそうになるような「優越感」を得た。
たった1日、スマホに時間を溶かされずに済んだ、

そんな1日になった。


その日の前夜、急に思い立ったのです。
「そうや。デジタルデトックスしたろ。」

とは言っても、私が1日遮断するのは「スマホ」
これだけ。
そして、その夜にとりあえず自分の中でルールを定めることにしました。

➀朝、昼、夜の3回のみ、LINEとメールからの連絡確認だけをする

②テレビはOK

③パソコンは勉強での使用のみOK

うん・・・
自分で記していて恥ずかしくなる程度にはぬるい、なんともぬるい、非常にぬるい、そんなルールをとりあえず定めました。


卒論発表、提出、引継ぎが終わり、いよいよ学校に行くこともほとんどなくなった2月。残されたのは試験のみ。

そんな状況の中で、自分の堕落さには、さすがに気が付いていたのです。
一応毎日勉強はしているといえども、
早起きする必要もないのだから、気づけば朝の10時を超える時間まで寝ていたり、父親が会社に、母親が買い物やお昼寝に、

ほぼ自分一人の時間になった瞬間、私が手に持って離せなくなるのは

「スマホ。」

でした。
とりあえずちょっと見るつもりが、気が付けば体勢が変わっていて、なんか知らん間に寝転んでやがる・・・

そして頭を一切働かせなくて良い快楽に没頭しているうちに、
時間が溶けていきました。

完全にスマホに自分が喰われている。

自分の意志の弱さ、集中力の無さは、
「後に後悔する時間の使い方」
というものと引き換えに、
甘える方向に堕落していました。

だから、「唐突にデジタルデトックス~」とは言うものの、実はそろそろメリハリをつけたかった。
そんなところです。
そんなところの衝動をとりあえず実践しました。


一旦こんな1日でした。

〈午前〉
・連絡を確認してスマホの電源を切る
・朝食と身支度
・図書館で勉強(本も借りてちょっとテンアゲ)

〈午後〉 
・お昼ご飯(テレビ)
・祖父母の家を借りて勉強
・借りた本を読む
・夕食(テレビ)
・母を無理矢理連れてちょっとランニング

はしょり気味ではありますが、ずっと家か、家から半径1㎞圏内にいる私の1日です。

とりあえず、「私流スマホデトックス」完。
いや、意外といけるなあ・・・なんて思いつつ。

例えば、祖父母の家に行くために車に乗っている時、
いつもだったら必ずスマホの音楽を流して車の中でガンガンで聞いていますが、今日はなんとラジオを聞いてみました笑
すごく地味で弱すぎる報告・・・

「若者にとって選挙が身近になるようにするためには・・・」
なんとかかんとか・・・

なんといっても5分くらいで祖父母家に着いてしまうため、全然ためになる情報は得られずにエンジンを切ります。

時間の余裕がある割に、最近あんまり読んでいなかった本を久しぶりに読んだら面白くてなんという幸せ。

知らない作家さんだと、どれが人気の本なのか、借りる前にちょこっとスマホで調べてしまいがちですが、今日は電源がOFFになっている。
自分のフィーリングでチョイス。
これこそ本との出会いじゃん。
とか思いつつ・・・。


大げさなことは何もなくて、ただ自分的に無駄にしていると感じた時間を改めた1日でした。

引き締まった。
おそらく気分に張りがでました。

それは
自分の意志を通した優越感、
スマホを見てない自分という優越感、
時間無駄にしてないんじゃね?みないな優越感、

そんな感じでちょこっと充実したことに満足気です。


もしスマホに喰われかけているのなら、
こんなぬる~いデジタルデトックスはどうですか。


最後まで読んでくださりありがとうございました♪

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