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〔3〕なんでも社長のせいにしてくる!会社の文句ばかり言ってくる社員に疲れていませんか?

企業の成長と成功は、
トップダウンのリーダーシップと
ボトムアップの協力が絶対的に必要です。
 
しかし、時として
社長は、社員からの不満や批判の矢面
立たされることがあります。
 
特に新しい提案や変革の推進において、
否定的な反応を示す社員が存在し、
「社長のせい」されることも…

 
このような状況は、
社長にとっては、
非常にストレスで、
新しいことを試みようにも
社員に足を引っ張られてしまいます。

 
否定的な意見を述べる社員
ベテランだったり人望がある場合は、
会社全体のモチベーションを下げかねません。
そもそも新しい試みが、
無かったことになりかねません!


セクション1: 社員が抱える心理的背景

社員がなんでもかんでも、
社長のせいにしてくる背景には、
いくつかの心理的要因が存在します。
 
◇責任転嫁の心理
責任転嫁は、
個人が自分の失敗や問題の原因を
他人に押し付ける行動です。
 
社員が自分のパフォーマンス不足や
ミスを社長のせいにする
ことで、
自己の評価を守ろうとする心理が働きます。
 
これは、
自己評価が低い場合や、
失敗を認めたくない場合に特に顕著です。

 
◇自己防衛メカニズム
自己防衛メカニズムは、
人が心理的なストレスや不安から
自分を守るための無意識の反応です。
 
社員が社長の指示や決定に対して
否定的な態度を取る
のは、
自分が非難されることを避けたい
という自己防衛の一環です。
 
自己防衛メカニズムが強く働く環境では、
オープンで建設的なコミュニケーションが
阻害されるのでイノベーションを起こすのは
難しいでしょう…
 
 
◇不安やストレスの反映
社員が社長のせいにする行動は、
不安やストレスの反映でもあります。
 
業務上のプレッシャーや
不確実性が高まると、
社員はその原因を上司や経営層に
求める
ことがあります。
 
特に変革期や困難なプロジェクトの進行中には、
社員の不安が増幅され、
その結果として、
社長に対する否定的な反応が
生じることがあります。
 
 
【一般的なパターンと行動】
社員が社長のせいにしてくる意思は、
いくつかの行動パターンに現れます。
 
◆批判的な態度
社員が社長の決定や指示に対して
常に批判的な態度を取る場合、
これは責任転嫁や
自己防衛の一環であることが多いです。
 
批判ばかりの社員は、
単純に自信がなかったり、
人一倍恐怖心が強い性質を持っている
という
特徴があります。
 
 
◆受動的攻撃行動
社員が直接的に反対意見を述べず、
受動的に攻撃的な行動を取ることもあります。
 
これには、
指示に対して無視したり、
遅延したりする行動が含まれます。
 
このような行動は、
社長の指示に対する
不満を表現する方法
として現れます。
 
ストレス過多、多忙、
処理しきれないタスクを
与えていないか?

を確認してあげましょう。
 
 
◆無関心や無気力
社員が仕事に対して無関心や
無気力を示す場合、
これも社長に対して期待していない〜
失望の表れ
の可能性が高いです。
 
このような状況では、

「社員が何に対して不満を抱いているのか?」

「過去、小さな約束を破っていないか?」

社長としての行動を振り返ることが、
重要だったります。
 
無関心や無気力の社員に
闇雲に根性論の説教は逆効果
なので、
絶対にやめましょう!

セクション2: [文句ばかり言う問題社員]の対処法


【問題の根源を探る】
◎社員の不満や不安を理解する
 
社員が社長に対して
否定的な態度を示す背景には、
不満や不安があります。
 
これらを理解するために、
規模によっては難しいかもしれませんが、
定期的な個別面談を行い、
具体的な問題点や心配事を
直接聞き出すという基本的な流れが
結局、一番効果的だったります。
 
 
◎社員の背景にある問題を特定するためのヒント
社員の不満や不安の背景には、
業務内容の不適合、評価や報酬の不満、
職場環境の問題、
コミュニケーション不足などが考えられます。
 
「俺は社員のことを理解出来ている」
前提で話をきいてはいけません!
 
これは
絶対にやってはいけませんし、
そのような発言は
一発で社員から失望されます。
 
 
【信頼関係の構築】
信頼関係は、
社員が社長に対して
前向きな態度を持つための基盤です。
 
今の時代は偉そうにするよりも、
誠実で透明性のある
コミュニケーションを心がけた方

尊敬される時代です。

威張ってる社長が頼れるリーダーだった
時代はとっくの昔に終わりました。

 
社員の意見を尊重し、
真摯に耳を傾ける姿勢が求められています。
 
【透明性と一貫性】のあるリーダーが

求められています→
 
方針の徹底、
行動と発言の一致を保つことで、
社員の信頼を得ることが出来ます。

 
逆に言うと、
方針がころころ変わったり、
言ってることが毎回変わっているような社長は、
信頼されません。

 
「いまいち、
社員たちが話を聞いてくれない!」

「指示をしても曖昧な返事をされる」

という状況が当たり前になっている場合は、
すでに『一貫性がない社長』
だと思われているかもしれません…

セクション3: 慕われる社長への道


自己反省と社員の意見の受け入れる
(たとえムカつくことを言われたとしても)

社長として、
自己反省の習慣を持つことは非常に重要です。
 
定期的に自身の行動や決定を振り返り、
何が良かったか、
何が改善できるかを考えましょう。
 
また、
時には社員からの
意見を素直に受け入れる姿勢も大切です。
 
社員や同僚からの意見を受け入れ、
自分のリーダーシップを
改善する機会と捉えてみましょう。

※もちろん社員の言うことが
全て正しい訳ではありません。

そうはいっても、
「社長は俺だ!俺が全て正しい!」
という論理で経営したところで
必ず失敗
します。
 
 
◇効果的なリーダーシップスタイルの選択
 社員の特性や状況に応じて、
最適なリーダーシップスタイルを
選ぶことが大切です。
 
状況に応じて指示型、支援型、
参加型などの
リーダーシップスタイルを
使い分けることで、
社員の信頼を得やすくなります。
 
著名人や海外の起業家を真似しようとしても、
自分と性質がまったく違う場合
は、
ストレスが溜まりますし、
社員たちに
「無理している感」
が伝わってしまうので逆効果です。
 
よく
「海外の◯◯はこういうことをしていた」
というような英雄話を鵜呑みにしたり、
社員に語ったりする人がいますが、
ここは日本です。
 
そもそも事業内容や企業規模も違えば、
法律や文化、お客様の層も違います。

 
普通にうまくいってることは、
本や動画にしても売れないので、
破天荒なことや普通じゃないことを
さも凄いこと!のようにもてはやして
コンテンツにするのがメディア
です。
 
鵜呑みにして実行しても、
大半は無駄どころか、
社員やお客様が失望するだけ
です。
 
自己啓発好き、
セミナー好きの社長は
気をつけましょう!!

 
 
◇社員にインスピレーションを与える方法
社員にインスピレーションを与えるためには、
ビジョンを共有し、
彼らがそのビジョンに向かって進むことを
奨励することが重要です。
 
具体的な目標を設定し、
その達成に向けてのロードマップを示すことで、
社員は自分たちの役割を理解し、
モチベーションを高めることができます。
 
ロードマップを社員にぶん投げる社長が多いですが、
社員たちは、そこを示してもらえない限り、
会社に骨を埋める覚悟は持てません。
 
そもそもですが、
今の時代、
みんな会社を信用していませんし、
社長のこともそこまで信用していません。

 
あなただって
『数十年先まで経営を続けていられるか?』
と聞かれたら
「頑張ります!」
とは答えるでしょうが、
確約は出来ないですよね〜
 
信頼関係ができていないと
社員は良いアイディアがあったとしても、
口には出してくれません。
 
アイディアを出さない。
会議で口を開かないから
何も考えていない社員というわけではない
場合も大いにあります。
 
むしろ、
そういう社員は頭が良く要領も良く
打算的な性格なので、
 
「どうせ、この社長に言っても無駄だろう」
 
「言ったところでこの会社はやらないだろう。
どうせリソース不足でできないし…」

「意見しても余計な仕事が増えるから黙っておこう」

 
という考えがあるからこそ、
会社では大人しくしているだけ!
でも、
実はめっちゃ優秀な能力を秘めている社員だった!!
というケースもあります。
 
優秀な社員ほど自己アピールをしないので
気づくことが難しいという特徴がある!
ということも
覚えておきましょう。
 
「俺はこんなこともできるんです!」
アピールしてくる社員で
本当に優秀なケースの方が稀です。
 
社長という立場にいる以上、
そんなアピールに騙されないようにしましょう。

 
もちろん、他社等から、
営業される場合も一緒です!
やたらと商品のアピールがうまかったり、
話が大きかったり、
過去の実績を熱く語ってくる人のことを
つい信用しがちですが、
それが本当だったことは何回程度ありますか?

 
購入/導入して後悔したことの方が多くないですか?
 

コンクルージョン

社長が社員から批判され、
責任を押し付けられる状況は、
組織内での変革や新しいアイデアの実現を
阻害する可能性があります。

このような課題に対処するためには、
社長自身が積極的なリーダーシップを発揮し、
適切な戦略を展開することが必要です。

社員一人一人にも
考えがあってのことでもあるので、
闇雲に社員たちの意見をねじ伏せて
自分の意見を推し進めるような
暴走経営をすると、
結局、現場を動かせる人材いなくなり、
事業がストップしてします…

※ちなみにですが、
『何を提案しても、
社員たちが批判ばかりしてくるから、
新しいことが何もできない!』

と悩んでいる社長は意外と多いです笑

アナタだけではありません!

そこで、
社員が社長のせいにする心理的背景を
理解することから始めてみましょう。

日々、考えることが多く、
忙しい立場であっても、
社員が持つ懸念や不安を解消するために、
たまには社員と対話する時間を作ることが
安定経営をするうえでは
欠かせなかったりもします。

合わせて、
リーダーシップスタイルの選択も重要です。

指示型、支援型、参加型など、
状況と自分の性格に合わせたスタイルで、
適切なアプローチを取りながら、
社員との信頼関係を深めていきましょう。

くれぐれも
映画やドラマ、本や海外の自己啓発本を
鵜呑みにしてしまう
イタい社長にはならないようにしましょう。


最後に、
社長はビジョンと目標を明確にし、
社員にインスピレーションを
与えることが求められます。

共有された目標に向かって
チーム全体が一丸となって進む姿勢は、
組織の成長と成功に不可欠です。

社長がリーダーシップを発揮し、
社員との関係を築く努力を惜しまなければ、
組織全体のモチベーションと
パフォーマンスを向上させることができます。

社員たちアナタのことが嫌いで、
「社長のせいだ!」
と発言してる訳ではないのです。

社員の発言を
そのまま受け取るのではなく、
きちんとその発言の背景を考えたうえで、
マネジメント・経営判断をしていきましょう!!

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このnoteブログ
「COOエクスペリエンス」では、

現役のCOO であり、

次世代COOの育成〜社員教育研修、

コンサルティング等に従事している

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