石島小夏

合同会社COLORAN KORAN.JP代表/画家 1984年栃木県益子町生まれ、福岡…

石島小夏

合同会社COLORAN KORAN.JP代表/画家 1984年栃木県益子町生まれ、福岡・糸島と東京、そして時々、栃木・益子を中心に家族4人で遊牧しながら様々な人と共に表現活動を続ける日々。

マガジン

  • 石島家劇場-枠からはみ出した家族4人の日々と葛藤-

    “自由に働く会社員&ギタリストの夫”、“学校に行かない選択をした小3娘”、“何でも自分でやりたい独立期な3歳息子”と繰り広げる人生劇場。結婚するまで家事育児に興味がなかった夫との夫婦喧嘩実況中継(大事なコミュニケーション!)や、小3娘の選択的不登校の話、オルタナティブスクールに通っている話、3歳息子がどんどん自我を目覚めさせていく様などを徒然と。時々、自分の親との話もあったり、なかったり?幅広く家族と呑気に♪本気で向き合う日々の話。

  • アートの力で生きていく

    アートはパワフルな癒し…!表現活動に生きるエネルギーをもらっている話。絵を描くときに感じていることなど。

  • “心の動かし方”練習帖

    日々の生活の中で小さくコツコツ、人生を変えていく。自分の内側にある葛藤や心の動かし方の練習帖。

最近の記事

  • 固定された記事

画家としての自己紹介を作成してみる

週刊更新しているこちらのnoteだけど、本日は某公募展へのエントリーでたくさん文章を描いてたら、もう描くエネルギーが尽きたので笑、応募用に作成中の資料を一部公開してみる。全ての作品や活動をご紹介できるわけではないけれど、“日常に宿る生命力”をテーマに、こんな感じで画家業を営んできたようである。 基本アナログ人間で、こういうデジタル資料作りとか死ぬほど苦手で時間かかるけど、作ってみると見えるものがあるから、面白い。好奇心旺盛で、割といろんなことをやりたくなるし、一つのテーマを

    • 「ママ、夢中になって…!」と「ママ、ひとりでできるよ!」

      息子と一緒に発熱した。私は38度くらいだから、大人にしてはしんどいくらい。でも、40度近くの熱を出した息子は、熱にうなされて昨夜は1時間に1回くらい起きていた。その度に飲み水を運んだり、鼻水を拭いたり、保冷剤を渡したり、と、私は息子に必要そうなことをする。でも何をしても泣き止まない時が多かった。横たわっていると辛そうなので、座って抱き抱えてみると少しずつ落ち着いて眠り始める。そんなことを繰り返す。 子育ても10年目に近付くと、そんな夜にも慣れてくる。夫が出張中に限って発熱&

      • 作品が完成する時

        「作品が完成する、ってどうやって決めるんですか?」 絵を描いていると、時々、そんなご質問を頂く。答えは「なんとなく」だったりする。なんとなく完成したな、と感じる瞬間、筆を止める。それだけ。 でも、それだけじゃ物足りないので、「なんとなく」の正体を考えてみる。まずは、絵を飾って見たときに「すーっと入ってくるか?」である。存在感はあるけれど、壁に馴染む、そんな状態になっているか?それをその時の自分の状態で判断している。 あくまで、“その時の自分の状態での判断“なのである。イ

        • 不便さは創造の源なのかも知れない

          築60年以上経っている古民家へ家族で引越しをした。賃貸だから古民家再生やDIYは基本しない(はず)。だけど、トイレが汲み取り式だったり、色々と設備が古かったり、駐車場が無かったり、最新式の住宅に比べて不便な部分はある。 昔の私と夫だったら、恐らく、選ばなかったであろう物件。でも、今回は家族でこの建物になぜか無性に惹かれてしまったのである。そして、最近は、不便さに向き合うことへの抵抗が、昔より無くなってきている気がする。むしろ、不便さと折り合いをつけるために色々と工夫するのを

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        • 石島家劇場-枠からはみ出した家族4人の日々と葛藤-
          43本
        • アートの力で生きていく
          28本
        • “心の動かし方”練習帖
          22本

        記事

          嫌い、嫌い、大好き…!

          「この子、嫌だ!嫌いー!」 今朝、娘をスクールへ送って行ったら、初対面の子がいた。娘は対面をちょっと楽しみにしていたようなのだけど、どうやらとある誤解と第一印象で「嫌い!!」と感じたようである。 素直に感じたことを口に出すのが長所でも、短所でもある娘。好き、嫌いをハッキリ口に出せるのは本当に凄いことだと感じる。私はいつも憧れる。一方で、その鋭過ぎる言葉にドキドキしてしまう時もある。 でも、娘は自分で自分の狂暴性に気付いてもいるのだ。小学1年生の時、こんな話をしてくれた事

          嫌い、嫌い、大好き…!

          30代最後の夜に想うこと

          さて、30代、最後の夜となった。ふと20代の最後は、何をしていたのだろう?と気になった。iPhoneの写真を遡ってみると、どうやら娘を妊娠していたらしい。そういえば、当時は本当に不健康妊婦過ぎて、ちょうど5月末までで、早めの休職をしたのだった。 たぶん、今の方が20代の最後より元気だ。10年で人間って変わるもんである。筋肉も体力も今の方がある。この時、不健康過ぎて、切迫流産になったり、妊娠中に仕事を続けていくのがしんどくなったり、したのはとても悔しかった。だから、マドレボニ

          30代最後の夜に想うこと

          線を引いてもいい

          線引きをすることが嫌だった。大人とこども、男と女、仕事と家庭、友人と顧客、などなど。もっと細かくいろんな線引きがこの世にはあるように感じる。そんな線を感じると逃げ出したくなる。そこに線を引くように圧をかけられるのも苦手だった。 でも、自分でもいろんな線を引いている。線を引くのが嫌いなのに、自分も線を引いている。そんな矛盾している自分が嫌だった。だから、線を引こうとする自分自身のことも許せなかった。 でも、線を引くのは悪いことではない。線を引くことで守られるものもたくさんあ

          線を引いてもいい

          「大丈夫だ!」という経験を共有した友人たち

          3年前、娘の通うスクールで出会った友人たちと、久しぶりに近況報告ランチ会をした。子どもたちはそれぞれ別の道へ進んでいる。でも、親も子も集うと安心する。 現在、不登校の人数が増えているとはいえ、それでもその数30万人弱。比率にして3.2%、、、100人に3人しかいないらしい!周りに割と不登校の方がいたりすると、もっと多い気がするけど、割と少数派なのである。 オルタナティブスクールとか自由に生きているように見えるけど笑、なんというか、学校に行かない、という選択した、その最初の

          「大丈夫だ!」という経験を共有した友人たち

          やっぱり、休息、大事だよ◎

          躍動の5月、皆様いかがお過ごしでしょうか?はじまりの4月を駆け抜けた私。先週の東京遠征後、福岡・糸島に戻ったタイミングでダウン。。。とはいえ、糸島に関東からいらっしゃるお客様がいたので、気合いで復活。昨日、アテンドも無事に終わり、ようやく一息。。。休息も束の間、明日は娘が初めて「学校の遠足」に行く、と言うことで、お菓子を一緒に買いに行き、夜はせっせとお弁当の下準備。 そんなこんなで低空飛行な今日この頃。GW後半はひきこもって休む!!宣言するよー!!休むと言っても、身体より心

          やっぱり、休息、大事だよ◎

          20年前の私へ…!

          先週末、大学のサークルの20期下の現役性たちとOB/OGとの交流会へ参加した。その日は、昼間、2年弱前から我が家が大変お世話になっているコミュニティのBBQだった。そこで、大学を卒業した頃に出会った友人と15年振りくらいに再会した。さらには、学生時代になぜか一緒に三社祭でお神輿を担がせて頂いた方とお互いほとんど面識なかったけど再会をしたりもした。 そして、今日は、ほぼ新卒で店長をしていたお店の20周年記念イベントが開催されていることをSNSで知った。ちょうど近くにいたので、

          20年前の私へ…!

          全力を出し切ったら、サクッと夫が助けてくれた話

          先日、夫が音楽関係の予定を家族のために調整してくれた!!驚 我が家にとって歴史的な瞬間である。 と言うわけで、今日はこちらの記事の続編。 結婚してから12年以上ずっと同じネタで喧嘩を繰り返してきた我が家に、ついに地殻変動が起きたお話。 3月、我が家はイベント盛りだくさんであった。私の展示会で1週間以上、家を空けた。夫と二人でライブ&ペインティングのイベントに出演もした。さらに、娘も息子も通っているスクールや保育園で、仲の良いお友達やスタッフ、先生方とのお別れもたくさんあっ

          全力を出し切ったら、サクッと夫が助けてくれた話

          トラウマを解消したら、日常生活から脅迫観念が消えて、生きるのが楽になった話

          「ママがイライラ、ギャーギャー!!ってならないの寂しいなぁ。ギャーってなった後に泣いちゃうの可愛いから、好きだったのに◎」 あなたは日常生活の中で脅迫観念を感じることがあるだろうか。私は日々の生活で、無自覚に強迫観念を抱えて生きてきたらしい。3月の頭に、とある出来事をきっかけに、トラウマを30個ほど解消した。そしたら、日々の生活の中から強迫観念が消えたのだ。そこで初めて、自分自身がトラウマを抱えながら、日々、強迫観念に苛まれながら生きてきたのだと気が付いた。どうりで、やたら

          トラウマを解消したら、日常生活から脅迫観念が消えて、生きるのが楽になった話

          娘の言葉に惑わされ自分を見失っていた話

          ちょっとだけ衝撃を受けたことがあって、自分でもびっくりするくらい傷付いて、たくさん、たくさん泣いた。「ママはアーティストとして尊重されていなかった」という娘の言葉を聞いて、最初、私はアーティストとして尊重されなかったのが悲しかったのかと思った。 だから、こんなnoteの記事を描いた。 こうやって、世の中に出したら、「違う!私の言いたかったことはこれじゃない!!そんなんじゃない!!そんなんじゃない!!」と、私の中のちび小夏が叫びを上げはじめた。そして、また泣き出したのだ。

          娘の言葉に惑わされ自分を見失っていた話

          娘の言葉で自分が大切にしていることに気づいた話

          「ママ、それはアーティストとして尊重されてないよ。失礼だよ!」 娘に言われて、はっとした。「あの状況では仕方なかったよなぁ…」と、周りの状態を考えるあまり、自分の心に蓋をしていることに気付いたのだ。そうか、「私はアーティストとして尊重されていなかったのが、とても悔しかったのだ。」悔しくて腹が立って傷付いていた。そして娘の言葉でその場で感じていた違和感をはっきり言葉にすることができた。 「私自身だけじゃない、あの場には尊重されていない立場が他にもあった(気がする)」 その

          娘の言葉で自分が大切にしていることに気づいた話

          乳製品と小麦粉と珈琲を控えて仮眠を取ったら人生が軽やかになった話

          人生を軽やかにするのは意外と簡単なことだった。なんと、小麦と乳製品と珈琲を控えて、仮眠を取るだけである。花粉症でしんどかったので、乳製品と小麦を控えてみたら、かなり楽になり、ついでに珈琲もほぼ辞めて、代わりに仮眠を取ってみたら、人生が軽やかになった。 実は昨年の秋くらいから今年の2月までの半年間くらいずっと体調が悪かった。夏の展示&イベント&移動ラッシュを終えて、どっと疲れが出た後、風邪気味→アレルギー性鼻炎→副鼻腔炎→アレルギー性鼻炎→副鼻腔炎→インフルエンザ→副鼻腔炎→

          乳製品と小麦粉と珈琲を控えて仮眠を取ったら人生が軽やかになった話

          つながりの中で創造していく

          「怪獣ショボーンはショボーンなのに赤色なんですね。」 自分の中に在る様々な、一見、負であり、不快である気がする、でも確かに存在してる感情に私は名前を付けている。怪獣ショボーンとかライライラーとか、自分責め隊とか、まぁ、いろんな子たちがいる。 先日、ふと、怪獣ショボーンを描いてみたくなった。そして、出来上がった作品を先週、展示に出してみたら、冒頭のお言葉をいろんな方から頂いた。 「赤い強い感情。例えば、イライラして攻撃しちゃう状態とか、そういうものの根本に、私の場合は怪獣

          つながりの中で創造していく