いい子でいても、いなくても、それでいい。
良いも悪いも全て曝け出して、素直に生きる。を、モットーに私は生きているつもりだった。けど、良いも悪いも全てを、当の自分自身が、受け入れているわけではなかったのだなーと感じる今日この頃。やっぱりさ、強烈に思うわけですよ。「悪い子になりたくない!」と。なるべく「いい子でいたい!」と。
あなたは、そんなに“いい子”でいたいんかい!
中学生の頃、思春期だった私に母が強く投げつけた言葉が頭に響く。だって、「こなっちゃんは明るくて、友達もたくさんいて、いい子だから」って嬉しそうに話していたのはお母さんだよ!!当時、私は学校で人間関係がうまくいかなくて、しんどい想いをしていてた。でも、母の期待を裏切りたくなくて、親に話したりなんて、できなかった。
こなっちゃんは1回も泣いたりしないで、手もかからない“いい子”だったのよ。
弟が生まれた2歳半の時、母が入院中、数日間、祖母の家に預けられていた私はとてもいい子だったらしい。いつだったか、祖母が誇らしげに話してくれたことがある。私の人生でいちばん古い記憶は弟が生まれた時のもので、父と二人で当時住んでいた家を出る時、生協で買ったアルミパックのジュースをもらったこと。弟の誕生は私にとって、記憶に残る出来事だったみたいだけど、「いい子だった」祖母の家での記憶は全くない。
そして、相変わらず私は「いい子でいたい」らしい。さらに言えば、「いい子でいたい」と感じる自分を「悪いものだ」と感じてもいるらしい。「いい子でいたい」自分を許せなくて、でも、私自身は「いい子でいたい」のだ。まじ、面倒臭い…!
メンヘラ歴長すぎて、そんな自分と付き合うために色々、勉強したり、実践したり、人の助けを借りて克服したり、して、10年前や20年前の私と、今の私はもはや別人である(はず)。でも、相変わらず「いい子でいたい」のだ。
そりゃ、そうだ!「いい子卒業しなきゃ!!」と頭で考えて、無理矢理、自分を抑えつけても心はついてこない。だから「いい子卒業しなきゃ!!」と無理に頑張る自分も「悪いものだ」と感じていたらしい。
自分の中の毒とか、闇とか、黒い部分とか、私はそういう部分を感じ取るのが得意?で、そいつらを消して、菩薩か聖人になろうとしていた。そして、「そんなん無理だし、悪い部分も受け入れなきゃ!!」と、菩薩か聖人になろうとしている自分も「悪いもの」として受け入れていなかったのだ。まじ、面倒臭い…!
でも、たぶん、そんな自分でも、「いい」んだよね。と、ようやく「いい子でいたい」自分を受け入れられるような、そんな体験を最近、ちょこちょこしている。今の自分にできないことは、“今は”できないのである。それでもいいやー。とようやく、ちょっとだけ、自分自身を受け入れられるようになってきた気がする、たぶん。
こうやって、受け入れられるようになったからには、今の自分にできないことも、“未来の私は”できるようになってるはず!!と、強かに?信じてもいるんだけどね◎諦め悪い…!!笑
3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎