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SNSマーケティングとは? メリット・デメリットや具体的な施策を解説



SNSを利用して自社商品・サービスの販売促進を行う際、どのような施策を行えばいいのか自信がない方も多いのではないでしょうか。
SNSマーケティングでは、InstagramやTwitterなどを利用する受動的なユーザーに対し、費用対効果の高い情報拡散が可能です。ただし、各プラットフォームの特徴を十分に理解した上で施策を打たなければいけません。
この記事では、SNSマーケティングの特徴やメリット・デメリット、具体的な施策などを詳しく解説していきます。

この記事でわかること

  • SNSマーケティングの特徴

  • SNSマーケティングで利用されるプラットフォームとその特徴

  • SNSマーケティングのメリット・デメリット

  • SNSマーケティングの施策と運用事例

こんな方におすすめ

  • SNSを使って自社商品・サービスの認知度高めたい

  • 自社SNSアカウントの運用方法がわからない

  • SNSマーケティングをやるべきかどうかを判断したい

SNSマーケティングとは?


SNSマーケティングとは、利用者数が多いSNSが持つ拡散力を利用し、自社商品・サービスの認知度向上に繋がる活動のことです。
InstagramやTwitterなどのプラットフォームに無料で自社アカウントを作成し、商品・サービスの魅力を発信することで、興味関心を持ったユーザーに認知してもらえます。
さらに、ユーザーによる拡散やレビューによって幅広いターゲット層に自社商品・サービスを知ってもらえるチャンスがあり、返信機能やDMで顧客と接することも可能です。
SNSマーケティングなら、広告費用をかけずとも自社商品・サービスの認知度を上げることができます。とくにECサイトの運営者は、集客率アップのために積極的に取り入れるべき施策です。

SNSマーケティングの需要が高まった背景


近年におけるインターネット広告市場の拡大や、検索エンジンからSNS検索機能への転換は、SNSマーケティングの需要を高めた大きな要因となっています。
実際にSNSを利用して見ていると、多種多様な業界の企業が開発した新商品情報や口コミが投稿されています。
なぜこれほどまでにSNSマーケティングの需要が高まり、大きな注目を集めているのかを以下で詳しく紹介していきます。

インターネット広告市場の拡大

広告市場は、新型コロナウイルスの流行によって多大なる影響を受けましたが、「インターネット広告」に関してはプラス成長をみせています。
コロナ禍もあり、来店不要で買い物ができるECサイトの需要が増加しており、それに伴いソーシャルメディア上に展開されるSNS広告の需要も高まっています。


出典元:https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0309-010503.html

2021年におけるインターネット広告構成を見ると、SNS広告は約35%という大きな割合を占めています。

さらに2020年から2021年にかけては、前年比134.3%のプラス成長を見ており、SNSマーケティングの需要が高まってきていることがわかります。

検索エンジンからSNS検索の転換

スマートフォンの普及に伴い、GoogleやYahoo!などの検索エンジンではなく、SNS検索を利用する消費者が増えています。
SNS検索は、プラットフォーム内にある検索ボックスからホスト検索(投稿)やハッシュタグ検索、アカウント検索などが可能です。
SNSでの検索は、若者が敏感なトレンドの情報収集に向いており、欲しい服や美味しいレストランを探す目的で利用するユーザーも少なくありません。
だからこそ、最新トレンドに興味関心のあるターゲットに向けたSNSマーケティングが効果的であり、需要が高まった要因にもなっています。

SNSマーケティングにかける予算の増加

コロナ禍によって、チラシ配布やサンプリングなどのプロモーションに制限がかかったことから、オンラインで実施可能なSNSマーケティングへの予算を増加した企業が増えています。

アライドアーキテクツによる調査では、さまざまな業種の企業がSNSマーケティング施策への予算を「増加した」「非常に増加した」と回答。


出典元:https://smmlab.jp/article/sns-marketing-research-2021/

また、増加した予算は以下のようなSNSマーケティング施策に利用されています。


  • SNSを使ったキャンペーン

  • 自社公式アカウントの運用

  • SNS広告の出稿・運用

  • インフルエンサーマーケティングなど

今や当たり前のようにSNSマーケティングが実施されているため、まずは競合と同質化し、さらに差別化を図れる施策を打つことが重要となるでしょう。

TikTokユーザーの急増

TikTokとは、15秒から1分ほどのショートムービーを作成・投稿できる短尺動画プラットフォームのことです。
若者を中心に2021年から爆発的にユーザー数が増加し、日経トレンドの「2021年ヒット商品ベスト30」で「TikTok売れ」というワードが1位を獲得するほど大きな注目を集めました。
かつては、音楽に合わせてダンスを踊る動画の投稿が主流でしたが、最近ではライフスタイルを記録したブログ動画や、生活に役立つ知恵を記録したハウツー動画などが目立つようになっています。
多くのユーザーに情報収集ツールとして活用されているため、マーケターからは自社商品・サービスの認知度向上を狙えるSNSプラットフォームの一つとして捉えられています。

UGC(ユーザー生成コンテンツ)の需要拡大

SNSマーケティングでよく使われるUGCとは、ユーザーによる商品・サービスの口コミやレビューによって作成されたコンテンツのことです。
UGCは、消費者のリアルな声が伝わることから信用されやすく、SNSのタイムライン上に他の投稿と比較しても違和感がない形で残ります。
広告慣れしていない消費者にも効果的に訴求できるマーケティングとなるため、多くの企業が認知度向上、新規ユーザー獲得を目的に活用しています。

SNSマーケティングのプラットフォームを紹介


費用対効果の高い情報拡散が可能なSNSマーケティングですが、各プラットフォームの特徴を把握していなければ適切な施策を講じることはできません。

以下の項目では、SNSマーケティングで活用できる主なプラットフォームを紹介していきます。

Instagram

写真や動画などクリエイティブ投稿に特化しているInstagramは、国内の月間アクティブ数が3,300万人を超えている巨大プラットフォームです。
公式アカウントによる発表をみると、年代別の利用率は以下の通りです。

  • 15~19歳:65%

  • 20代:57.3%

  • 30代:47.8%

  • 50代:29.4%

10から20代の若年層の利用率が高いものの、50代でも3人に1人は利用していることを考えると、利用率は極めて高いといえます。
性別による利用率は男性が43%、女性が57%なので、マーケティング対象のボリュームユーザーは「10~30代の女性」がメインであることがわかります。
Instagramのアカウントでマーケティングを実施する場合は、まずは無料で公式アカウントを作成し、自社ブランドの世界観や役立つ情報を投稿していきます。
また、Instagramには4種類の投稿形式があります。

  • フィード

  • ストーリーズ

  • ライブ

  • リールズ

フィードは通常投稿で、ストーリーズは自動的に24時間で消える投稿、リールズは編集機能がある最大15秒の短尺動画です。
ストーリーズの機能のひとつであるライブを使えば、最大4時間のライブ配信ができます。顧客と直接コミュニケーションを図ることができるため、さまざまな施策を講じることが可能です。

Twitter

即時性と拡散性に優れているTwitterは、無料で作ることができる公式アカウントを使いSNSマーケティングを実施することができます。
会話を楽しむプラットフォームであり、一般ユーザーが企業アカウントに対して気軽にリプライ(返信)を送れる仕組みなので、顧客との接点を創出することが可能です。
他にも、自社のSNSアカウントやECサイトを宣伝するために、さまざまな広告を利用することができます。

  • プロモツイート

  • プロモアカウント

  • プロモトレンド

  • プロモビデオ

  • インストリーム動画

通常の投稿と同じ形式でタイムラインへ掲載されるプロモツイートや、フォロワー獲得を目的にした広告など、その種類は多岐に渡ります。
Twitterは拡散性が高いプラットフォームなので、フォロワーが増えて注目が集まれば、限定キャンペーンやゲリライベント開催を報告した際に多くの流入が見込めます。

LINE

日本国内で圧倒的なシェア率を誇るLINEでは、公式アカウントを無料で開設してマーケティングに使用することが可能です。
総務省情報通信政策研究所が発表した「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によれば、LINEの利用率は脅威の87%です。
LINEマーケティングは大きな集客効果が見込める施策で、商品の購入促進や見込み顧客のファン化を実現することができるメリットがあります。
誰もが利用しているSNSアカウントなので入りやすく、LINEのチャット欄では顧客と1対1のやり取りができるため、接客体験で他社との差別化を図れます。
また、最近ではチャットコマースを導入するECサイト運営者も増えており、24時間の自動返信で顧客の満足度を高める施策を実施しています。

TikTok

企業のマーケティングツールとして利用される場面が増えたTikTokは、これまでリーチできなかった初心者へアプローチできるというメリットが挙げられます。
15秒から1分以内の動画が連続で流れるTikTokは、ユーザー層の7割以上が30歳未満なので、マーケティングツールとして活用する際のターゲティングが明確です。
TikTokには無料で開設できるビジネスアカウントがありますので、SNSマーケティングで活用したいと考えている場合は必ず利用するようにしてください。
ビジネスアカウントを開設すれば、プロモートと呼ばれる拡散ツールを使用できるため、動画を閲覧される可能性が上がりECサイトへの誘導導線を引きやすくなります。

YouTube

子どもから大人まで幅広い世代が利用しているYouTubeでは、さまざまな方法でSNSマーケティングを実施することが可能です。

  • 自社のYouTubeチャンネルの登録者数を伸ばす

  • 視聴回数が伸びる動画を配信していく

  • YouTube広告を掲載する

  • 自社の紹介を人気ユーチューバーへ依頼する

自社のYouTubeチャンネルを伸ばして固定のファンを獲得するのが最も効果的ですが、あらゆる企業や個人が参入しているYouTubeはすでにレッドオーシャンなので、生半可な施策では登録者数や再生回数を伸ばすことはできません。
そのため、YouTubeでSNSマーケティングの実施を検討する多くの方は、他のユーチューバーが出している動画の前後や途中に広告を差し込むために広告を出稿するケースが多いです。
他にも、チャンネル登録者数が多い人気のユーチューバーへ依頼して、インフルエンサーマーケティングにより自社の商品・サービスを宣伝してもらう手法もあります。

Facebook

個人だけではなく企業のビジネスツールとして利用されることが多いFacebookは、ECサイトであれば購買促進やクーポンの配布などを通してSNSマーケティングを実施できます。
コミュニティ運営との関係を深められるグループの運用、1対1の個別で顧客とやり取りができるMessengerの利用、精度の高いターゲティングを用いた広告掲載など、さまざまな施策で顧客へ自社の商品・サービスをアピールすることが可能です。

SNSマーケティングのメリット


ここからは、SNSマーケティングを実施するメリットを紹介していきます。

いつでもスピーディーに情報を発信できる

SNSマーケティングは、認知させたい情報を素早く拡散させることに長けています。
SNSの強みは、常にリアルタイムで新しい情報が発信されている点です。そのため、情報伝達のスピードが早いだけではなく、利用しているユーザーも新しい情報を求めています。
365日24時間いつでも好きなタイミングで情報を発信することができ、表現の方法も自由自在にカスタマイズできるため、トライ&エラーを繰り返せる点も大きなメリットです。

商品・サービスの認知度が向上する

SNSマーケティングは、不特定多数のユーザーに対して情報を発信できるため、商品・サービスの認知度を向上させられるメリットがあります。
とくに近年では、「バズる」ことで爆発的に認知度を拡大することもできるため、一瞬にして販売している商品が完売したりアクセスが増えることも珍しくありません。
また、不特定多数のユーザーへリーチできるという点は、今までリーチできなかった層へもアプローチできるということなので、新規ユーザーの開拓にも直結していきます。

商品・サービスのブランディング効果が高まる

SNSマーケティングを実施すれば、企業・商品・サービスのブランディング効果が高まります。
企業や商品の価値は、SNSで拡散されて多くの人の目に留まることで高くなります。定期的に企業アカウントで役立つ情報を配信していけば、ブランディングにも大きく貢献できます。
SNSマーケティングでは顧客とも密なコミュニケーションが図れるため、1対1のやり取りを通して見込み客をファン化させる取り組みも忘れずに実施していきましょう。

受動的なユーザーに効果的にアプローチできる

SNSマーケティングでは、タイムラインを眺めているだけの受動的なユーザーに対しても効果的なアプローチが可能です。
どれだけいい商品やサービスを提供していても、誰もが自発的に情報を集めて検索してくれるわけではありませんので、プロモーションが届かないケースが多くあります。
SNSの強みは不特定多数の方へリーチできる点なので、アプローチできていなかったポテンシャルユーザーへもリーチでき、見込み客として興味を示してくれる可能性があります。

顧客ロイヤルティが向上する

顧客ロイヤリティとは、顧客が商品やサービスに対して感じている信頼や愛着のことであると言われています。
購買活動は消費者が商品を購入したら終わりではなく、商品を購入してからが始まりと考え、顧客ロイヤリティを高めるための取り組みを行うことが重要です。
消費者の顧客ロイヤリティを向上させると、新商品やサービスが提供された時に信頼して購入してくれる機会が多くなり、リピーターとなります。
SNSマーケティングは一過性のプロモーションに比べて継続性が高いため、有益なコンテンツを配信し続けていれば、お客様・新規ユーザーがファンになりやすく、顧客ロイヤリティを上げやすくなります。

費用対効果の高い情報拡散ができる

SNSマーケティングは費用対効果の高い手法です。その理由は、上記で紹介したアクティブユーザーのSNSアカウントを、すべて無料で作成することができるからです。
他にも、SNSの広告出稿は、たとえばYouTubeであれば動画が再生された時のみ課金が発生するなど小回りが利く運用ができるため、マス広告のようにいきなり膨大な額の広告費を用意する必要がないというメリットがあります。
初期にかかるコストが低く、すぐに施策を打ち切ることもできるため、自社の商品やサービスに合わせた費用対効果が高い施策を検証することができます。

SNSマーケティングのデメリット


続いては、SNSマーケティングを実施するデメリットを紹介していきます。

炎上する可能性がある

SNSマーケティングのデメリットは、炎上するリスクがある点です。
上記では不特定多数のユーザーに広くリーチできる点がメリットであると説明しましたが、広く拡散できる点はデメリットであるとも捉えることができます。
なぜなら、ポジティブな情報だけではなくネガティブな情報も一瞬で拡散されてしまうため、企業の信用度を失墜させる情報が一斉に周知されてしまうリスクがあるからです。
とくに最近の企業アカウントは配慮の欠けた投稿や間違った情報を含む投稿で激しく炎上する傾向にあるため、炎上するリスクがあるということを承知のうえでアカウントを運用する必要があります。

担当者に高いリテラシーが要求される

SNSマーケティングは炎上のリスクがあるため、アカウントを運用する担当者には高いネットリテラシーが求められます。

  • SNSにおけるマナー

  • セキュリティに関する意識

  • 情報の扱いに関するモラル

  • 誤認させる可能性のある表現を避ける

  • 時世を敏感に察知する

SNSにおけるマナーや危機管理の意識はもちろんですが、アカウント運用担当者には臨機応変な時世を敏感に察知する能力が求められます。
時世を察知する能力とは、空気を読んだ投稿のことです。たとえば、日本で深刻な災害が発生した時に呑気な投稿をしていては、こんな時に何をしているんだという反感を抱かれるでしょう。
普段なら問題ないような話題でも、その時に日本や世界で発生している時世によっては不適切な場合もあるので、常に最新情報は敏感にキャッチしなければいけません。

SNSマーケティング施策と運用事例


最後に、具体的なSNSマーケティング施策の運用事例を紹介していきます。

SNS公式アカウントの運用

SNSで公式アカウントを運用すれば、商品やサービスの最新情報を発信することができます。
一言でいえばSNSで企業アカウントを作り商品やサービスを宣伝するだけなのですが、個人と企業では投稿の性質が大きく異なるため、一つひとつの投稿を慎重に行う必要があります。
SNS公式アカウント運用を成功させるポイントは以下の通りです。

  • ユーザーに役立つ情報を提供する

  • 共感性の高い投稿を心がける

  • 顧客からの問い合わせには真摯に対応する

  • 何よりも継続することが大切

  • 目的と方向性を確立させておく

上記のポイントを押さえて適切なSNS公式アカウント運用を行っていくためには、自社の商品を宣伝するのに適したSNSを検討することも重要です。
運用の目的や方向性に沿いながら、ターゲットとなる消費者へリーチしやすいSNSを選択すれば、より効果的なマーケティング施策となります。

SNSキャンペーン

SNSを利用して定期的に開催するキャンペーンも、SNSマーケティングで認知度を拡大するためには重要な施策です。
SNSキャンペーンの主な手法は以下の通りです。

  • ハッシュタグ

  • フォロー&リツイート

ハッシュタグを使ったSNSキャンペーンは、企業の公式アカウントをフォローしたうえで指定したハッシュタグをつけて投稿してもらうというもの。多数の口コミを生み出すキッカケになるため、人から人へと伝わる形で商品やサービスの認知を拡大できます。
フォロー&リツイートは、企業のTwitterアカウントをフォローしてもらい、対象となるツイートをリツイートして拡散してくれた人の中から抽選でプレゼントを贈るというもの。自社商品の魅力や特徴をツイートに記載しておけば、認知を拡大することが可能です。
SNSキャンペーンにはブランドの認知度を向上させる効果だけではなく、新規顧客を短時間で効率的に獲得できるというメリットがあります。
無闇に開催すると特別感がなくなるためおすすめできませんが、長期的なSNS運用計画を組んでおけば、手間はかかりますが少額のコストでフォロワー数を獲得することができます。

インフルエンサーマーケティング

SNS上で大きな影響力を持つインフルエンサーを起用して商品やサービスを紹介してもらえば、短時間で効率的に認知を拡大することが可能です。
広く拡散できる代表的なSNSマーケティングであるインフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーが消費者目線で商品をPRしてくれるため、広告感の少ない自然な施策を実現できます。
最近はデジタル広告が主流なので消費者はスルースキルが養われているだけではなく、企業アカウントからの情報発信は新規ユーザーからすると商品のいいところだけしか伝えていないため信頼度は低く、ファンかリピーターでなければ購買意欲を促進することはできません。
しかし、インフルエンサーマーケティングであれば、消費者と同じ目線で身近な存在であるインフルエンサーが商品やサービスを紹介してくれるため、自然な感情で商品に興味を持ってくれやすくなります。
インフルエンサーマーケティングを成功させるには、自社の商品やサービスとの親和性が高いインフルエンサー選定が重要です。
見つけるのが困難な場合は、外部ツール・ベンダーの利用も選択肢の中に入れておきましょう。

ギフティング

ギフティングは、商品の認知度を拡大するのに有効的なSNSマーケティングです。
上記で紹介したインフルエンサーマーケティングの主流ともいえるギフティングは、マイクロインフルエンサーへ商品を提供し、自発的に(及び、限りなく自発的な発現に近い)レビュー投稿をしてもらうという施策です。
親和性が高いインフルエンサーへ商品を紹介してもらうため、インフルエンサーが抱えているフォロワーへ適切なアプローチが可能。販売元であるECサイトのリンクを貼り付けてもらえれば、アクセスの流入や購買行動を促すことができます。
ステルスマーケティングにならないように注意が必要ですが、親和性が高いインフルエンサーの投稿でターゲットに対して的確なリーチを届けることが可能です。

ライブコマース

ECとライブ配信を組み合わせたライブコマースは、リアルタイムで配信されているライブで商品を紹介しながら販売するSNSマーケティング施策です。
ライブ配信で実物の商品を紹介していくため、テキストや画像だけでは伝わらない情報を視聴者へ届けることができます。
ライブ配信の魅力でもある視聴者とのリアルタイムのコミュニケ―ションも取れるので、まるで実店舗で買い物しているかのような接客体験を感じられます。
企業アカウントでライブコマースを実施すれば、普段は聞くことが難しいお客様からの生の声を聞くことができるため、商品開発や次の施策へ活かすことも可能です。

SNS広告の運用

企業アカウントを保有していれば、各SNSで広告を運用することができます。
提供されている広告の配信方法は各SNSで異なります。たとえばTwitterでは、通常の投稿と同じ形式でプロモーションがタイムラインに掲載され、YouTubeでは動画コンテンツの前後や途中で広告を差し込むことができます。
広告運用でSNSマーケティングを実施する際は、自社のサービスや商品に適したプラットフォームを選択するようにしましょう。
たとえば、YouTubeやTikTokといった動画がメインコンテンツのプラットフォームでは、広告を運用するためには視聴者へ短時間でメッセージを伝える動画を作らなければいけません。

  • Facebookには最大10枚の画像を掲載できるカルーセル広告がある

  • フィード投稿型の広告でもリンク先の指定が可能

  • Twitter広告はタイムラインに自然な形で投稿を表示することができる

他にも、LINEでは広告の掲載場所が決められており、YouTubeでも動画の検索画面に表示できる広告枠が提供されています。
SNSの広告運用はプラットフォームによって特徴が異なるため、どのプラットフォームにどのような広告を出稿するかを検討したうえで、施策を実行しましょう。

ソーシャルリスニング

SNSや口コミサイトで発信されている消費者のデータを収集・分析して、ブランディングやその他施策へと活かすマーケティング手法をソーシャルリスニングと呼びます。
TwitterやInstagramなどの検索機能が付いているSNSであれば、自ら自社の商品・サービス名を検索(いわゆるエゴサ)して消費者の口コミを集めることが可能です。
しかし、実際に口コミを収集・分析してブランディングに活かすためには膨大な量のデータが必要なので、外部ツールを活用しながら実施するのがおすすめです。
現代ではインターネットが情報の収集源であるため、消費者は口コミを閲覧してから購買を決定します。そのため、口コミの収集・分析は、適切なブランディング・施策の効果を測定をするうえでは不可欠です。
消費者のインサイトに迫ることでニーズに合った商品を提供できるため、オンラインで商品を販売するのであればソーシャルリスニングを忘れずに重要な施策として取り組みましょう。


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