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クラファン開始までの道のり(前編)

今回は、「クラファンをやるぞ!」と決めてから、開始するまでのスケジュールについて書いていこうと思います。今回は、前編後編2つに分けてお届けします。

めちゃくちゃ準備したよね、これで相当忙しかったよね、とよく言われるのですが、決心してMakuake(マクアケ)にファーストコンタクトを取ってから、公開までは29日・・・なんと1か月もないです。意外ではないですか?

どのプラットフォームを選ぶのか?どれくらいの準備が必要か?コツはあるのか?そういった部分を、今回は発信していきたいと思います。

1.プラットフォームの選定

クラウドファンディングには、大きく寄付型、購入型、融資型と種類があります。
今回私たちは、テストマーケティングとして、ニーズがあるのか?どれくらいの方が興味を持ってくれるのか?そこからどれくらいの方が購入まで進んでくださるのか?を検証したいと思ってクラウドファンディングを実行しました。

正式リリースが10月予定なので、そこまでにベータ版としてサービスブラッシュアップに協力してくださるユーザーの皆さんを募集する形で、これからサービスを一緒に作りこんでいく形になります。このような目的のため、購入型クラウドファンディングのプラットフォームを使うことに決めました

次に、決断するのは、数多あるプラットフォームの中でどこを選定するのか、です。

例えば購入型の中でも以下のようにたくさんあります。判断軸を何に設定されるのかは、各実行者次第ではあると思いますが、私たちの事例もご紹介します。

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このURLも確認してみてください →https://bamp.media/knowledge/1003.html

私たちは目的に照らし合わせてプラットフォームを選定しました。ただ、少し反省点もあるので、それも含めて正直なレビューを書いていきます。

目的は以下の3つ、それを達成できるプラットフォームを選ぶつもりでした。

①顧客ニーズがあるかを確認できるだけ人数が使用しているプラットフォームである

②テストマーケティングが可能な分析ツールがあること

③顧客像であるペルソナが使用していそうであること

典型的なD2CのブランドがMakuake(マクアケ)を利用していることもあり、私たちはまずMakuakeに問い合わせをしました。その中で、数日後に初回面談があり、上記の目的も含めて質問をした中で目的が達成できそうであったことも含めてMakuakeを使用することに決めました。

ただし、このMakuakeで実行したことは本当に良かったのか?は、実は・・・▲というところです。
理由としては、ガジェット好きで応援型よりも購入型の文脈が強く、プロダクトの購入、マーケティング要素が強い。つまり、同じ焙煎の体験でも、「最新型のイケてる焙煎機」と比較して費用対効果を測定して購入を判断するということが多そうだと気付いたのです。

そうなると古典的な体験を売りにする私たちにとっては分が悪い………
このあたりの反省は2週目の気付きとしてまた別途投稿しますね。

2. 申し込みからのスケジュール

申し込みから、リリースまで2~3か月くらい準備が必要だと思い込んでいました。それは、過去の経験者の話なども参考にしていたのですが、結果としては29日でリリースでした。最終入稿のタイミングでいうと、24日程度。3週間ちょっとというところです。

ちなみに、平均して3週間程度で掲載まで、担当の方と打ち合わせやメールで詰めていくことが多いようです。

基本的に各プラットフォームのノウハウが蓄積されているので、こうする方が良いというガイドやマーケテンングのひとつである「ベネフィット」の深堀りについての資料など、フォーマットとして手厚いサポートがあります。

初めてクラウドファンディングする人でも、問題なく利用ができるようなノウハウがたまっているあたり、標準化・枠組み化されているあたりは大手!という感じです。

3. 私たちの場合 ~文章編~

クラウドファンディングで、一番時間がかかるのは顧客選定とベネフィット。それに合わせた文章作りだと思います。

私たちの場合、コンセプト自体は実に1年以上前からディスカッションし続けており、かなり磨きこまれて結晶化されていたので、この部分は微調整であって、非常に書きやすかったです。

例えば、5W1Hで整理するとわかりやすいと思います。

誰に?「忙殺されているビジネスパーソンに対して」

何を?「間を感じ、味わえる体験を」

なぜ?「心に間があると、モノの見方が変わり、幸福度があがるから」

どこで?「おうちで」

いつ?「休日に」

どうやって?「コーヒー生豆からあえて手で焙煎する体験を通じて」

これに、事業立ち上げの想いや、このコンセプトに至った背景。焙煎体験の素敵さを、表現していく流れになっていきます。
これを作成するのは実質3日。そこからわかりやすいかどうか、意見をもらいながら修正をかけていく感じで、10日以内で完成しました。

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と、、、今日はここまで。

右往左往した我々の珍道中、次回もお楽しみに♪

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