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サポート型のリーダー

リーダーってどんな人がなるのでしょうか。

声の大きい人がなんとなく仕切っている…
そんな職場もあるかも知れません。

リーダーには大きく分けて2つのタイプがあります。
グイグイ型とサポート型です。

サポート型のリーダー

困っている人にそっと手を差し伸べたり、
落ち込んでいる人の話を聞いて励ましたり、
そういうことが得意なら、
あなたはサポートが得意な人です。

そんなこと、誰でもやってるでしょ、と思うかもしれません。
でも、そんなことないんですよ。

あなたは、落ち込んでいるとき、
相手を選ばず気持ちを打ち明けたりしますか?
「この人なら聞いてくれそう。励ましてくれそう。」
そう思う人に話しているはずです。

相手にそう思ってもらえるって、
素晴らしいことです。
あなたの日頃の言動が、
そう評価されているということです。

サポート型のリーダーは、
例えるなら羊飼いのようなタイプ。
うしろから羊たちを見守って目的地まで誘導するような、
そんなリーダーです。

さりげなくみんなのサポートをして、
みんなが働きやすい環境をつくってる人も、このタイプです。

ただ残念なことに、このタイプの人は、
組織の中でリーダーの役割を与えられないことがあります。

会社が求めるリーダーは大体グイグイ型

誰かの支えになっていること。
それはとても大切なことなのですが、
会社やチームが求めるリーダーは、
みんなをグイグイ引っ張るリーダー像であることが多いです。

「出世している」と言われる人は
だいたいこういう先頭に立ってみんなを引っ張るタイプです。

そのようなリーダーも大切ですが、
こういうタイプのリーダーは勢いがあり、
一人一人の表情を見ないまま、
どんどん仕事を進めていくことが多々あります。

場合によってはパワハラのような言動をする人もいます。
サポートしてくれる人がいるから自分の仕事がスムーズに進んでいることに
気が付けない人も多いのです。

主役だけでは映画はできない

話は変わりますが、
俳優さんの中には、
20代で有名な監督の映画や人気のドラマなど大きな作品の主役を演じる人がいます。
その一方で、
ずっと脇役を演じ続ける俳優さんもいます。
でも、脇役だからと言って、
その俳優さんの演技が下手と言うわけではないですよね。
脇役の演技があってこそ、ストーリーに彩りがうまれ、
素晴らしい作品となります。

会社も同じだと思います。
リーダーになる人、トップに立つ人の仕事ぶりばかりが注目されがちですが、
それを支える人、サポートする人がいて、
初めて組織は成り立っているんです。

あなたは名脇役、つまりサポート型のリーダーかもしれない

今、あなたが組織の中でリーダーとならない状態なら、
あなたはもしかしたら、サポート型のリーダーなのかもしれません。
あなたのような人は組織には必ず必要です。

むしろ、これからの時代は、
あなたのようなサポート型のリーダーが求められているように思います。

出世する人=仕事ができる人ではありません。

今、あなたが出世していない状況だったとしても大丈夫。
あなたの頑張りや、優しい気遣いは、
必ず誰かが見ていますよ。


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