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育児エッセイ漫画「コマ劇場」を不定期連載してます。子育てのことや日常のこと好きな音楽の…

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育児エッセイ漫画「コマ劇場」を不定期連載してます。子育てのことや日常のこと好きな音楽のことを描いています。

最近の記事

SPOILMAN COMBER/UNDERTOWレビュー

私の音楽体験 2000年前後、今から20年前はネットがまだ黎明期で音楽はCDをCDウォークマンで聴くか、データにしてiPodに入れて聴くか、そんな時代だった。 知らない音楽を探すには友達からの情報、雑誌、テレビ、中古CD屋、そして何よりもTSUTAYAやタワレコ、HMVへ行って、店員さんのPOPを頼りに試聴することだった。 そこで気になったCDを少ないバイト代から出す価値があるか悩みに悩んで買うという具合だ。 今のようにサブスクやYouTubeでディグれるわけではない

    • 答え合わせ

      地元に帰ってきた。しばらく腰を落ち着けるつもりだ。子どもは母校に通うことになる。手続きのために30年ぶりに小学校の中に入った。 建物は変わってないけど、確かに月日が経っているが、学校特有の匂いは変わらずそこにあった。 始業式にも参加することになって、子ども達が歌う校歌を聴くことになった。一気に記憶が蘇る。 歌詞は忘れているところもあるのだけど、メロディは完璧に覚えていた。 子どもの頃通っていた合唱団の集まりに参加した。古い友人達の顔を見て話しながら、あの頃たくさん歌った

      • SNSのバカ

        この1、2年考え続けていたことがある。 何かを発表することによるリスクやデメリットについてだ。 SNSは発表しやすい場なので、人は対面というフィルターを持たないとこんなにも愛の無い発言ができるものかと、そして文字になるとこんなにも建設的な話ができないものかと戸惑っている。 今日のヤンサンのメルマガで清水さんがヤンサンをやめようとの考えを示した。 理由は、「フリップが邪魔で解説が入ってこない」というコメントをキッカケにどうするべきか自分の立ち位置がわからなくなったということ

        • 沼袋section 9 2023.09.09

          先日のライブについて書き残しておこうと思う。 シータさん生誕企画ということで、愛ある仲間が集まった企画であった。 9.9 に9組が集結したsection 9 まさか1年でこんなに変わるとは!と思うくらいの成長っぷりのシータさん、春妃ちゃんのお腹には新しい命が育ち、あゆライナリーパーズは新体制で初合わせにも関わらず、パワーいっぱいのステージを見せてくれた。前回と変化しつつ、変わらないところもあって感慨深いものがあった。 ixora 現在のバンドとして初お披露目のライブ

        SPOILMAN COMBER/UNDERTOWレビュー

          トガシバンド

          ピースメーカーvol.1 トガシのバンドスタイルでのライブの話をしようと思う。 ソロの方での演奏を終え、MUTEPPOE、桜川ゆいは、野口純史、とステージが続く。 それぞれの良さが存分に発揮されていて純粋に楽しかった。 そして、THE KEMPの演奏が始まる。 パワードラムが心地よく、何よりもバンドのグルーヴ感と歌のキャッチーさで会場の全てを攫っていった。 THE KEMPの演奏を舞台袖で聴きながら、ライブは半年ぶりかぁとか、今日まで長かったなぁとかそんなことを考えていた

          トガシバンド

          ミドリノライオン

          ひなたさとこ with なおちゃん としてライブピースメーカーvol.1で演奏した曲について綴っていこうと思う。 ミドリノライオン この曲はNash Band Parade というガールズバンドをやっていたときに作った曲だ。 10年以上前になる。 父親の車に乗って家族で出かけているとき、ラジオから流れてきたBGM、インストの曲だった。繰り返しのギターと鍵盤のリフ。 頭から離れなくなった。 6畳の畳の部屋に帰って、ゾウさんギターを取り出す。 あのリフが弾きたい。 あのリ

          ミドリノライオン

          歌を歌う

          曲を作るのは楽しい。歌詞を書くのも好きだし楽しい。 歌うのも嫌いではない。 でも、自分の声は大嫌いだし、うまく表現ができなくて嫌なんだ。 できないものをやるのは苦しいからやらない。 そんななのに、作ったら表現したくなるのが心情なのだろうか。 意を決して弾き語りライブをすることにした。 ひとりスタジオに入ってみた。 「ギターが弾けない」 いかん。これはひとりではとても無理だ。 速攻でTHE KEMPでありフィクションズのギターなおちゃんに連絡する。 二つ返事で承諾して

          歌を歌う

          オレンジメモリー

          2人組ユニットMUTEPPO の記念すべき第一作目となるオリジナル曲「オレンジメモリー」の作曲を担当した。 孤高のギターボーカリスト•シータとその美声で誰しもが心を奪われる歌姫•ポーからなる2人組ユニットMUTEPPO。 昨年末、歌詞を作ったけど曲ができない、と相談を受けた。 では、と名乗りをあげたのだった。 すぐにポーさんから歌詞が送られてきた。 オレンジメモリー、そう。 甘酸っぱい恋のメモリーのお話だった。 さて、困った。 恋なんてメモリー以外の何ものでもない

          オレンジメモリー

          トガシというアーティスト

          2023年4月22日(土) 八王子papabeat で開催されるピースメーカーvol.1 シンガーソングライター・トガシのライブでドラムを叩くことが決まった。 これまで私は自分が女性であるということもあって、ガールズバンド、あるいは女性ボーカルのバンドを結成して活動することが多かった。 理由は、共感性にあると思う。 共感できる方が表現しやすいというものだ。 単純に女性の声が好きということもある。 自らバンドやろうと誘った男性ボーカリストはトガシが初めてかもしれない。

          トガシというアーティスト

          バンドってなんだ?

          久しぶりにバンド活動が始まった。 曲を覚えてスタジオで合わせて、細かく詰めていく作業。 色んなバンドをやってきたが、バンドによっても人によっても関わり方も取り組み方も全く違う。 ただ楽器を通して音を出して合わせているだけなのに間の取り方もピッキングもハイハットのニュアンスも誰ひとり同じだと思ったことはない。 その時の体調や感情でも変わる。 そして、人は全く違う経験をしていて、全く違う感情が流れているのだということを痛感する。 だからこそおもしろいし、バンドをやりたく

          バンドってなんだ?

          キャロル•キングになりたいガール

          歌声というものは、変えようがない。 骨格や喉、体型諸々で決まってしまうからだ。 楽器なら練習すれば良いし、顔なら整形できるかもしれない。 喉を多少は鍛えることはできるだろうが、根本的に変えることは不可能だろう。 唄うたいには、「歌声はギフトだから、やりなさい」と進言する。羨望の意味も込めて。 ここ数年推しの歌声を何年も繰り返して聴いてしまう。この現象について、何年も考えていた。 仮にも楽器演奏者の端くれである。色んな演奏を聴いて吸収していきたいのに推しの歌につい惹か

          キャロル•キングになりたいガール

          生活とバンド

          妊娠、出産、育児というものは、まさしく生活である。それまでの生活が一変する。 7年前の12月、仲間みんなに見送られてドラム活動をやめた。 文字通り”生活”のためだ。 あれから7年、産まれた子供は6歳になる。 赤ちゃんのときは目が回る忙しいさと幸福感を感じる生活。育休明けるとワーママのジレンマに翻弄され、この3年はコロナ禍だ。 ライブハウスもバンドも夢のまた夢さ。こんな生活も悪くないさ。なんて管を巻いていたのだ。 そのくせラジオでは、好きな音楽や過去のバンド音源を紹

          生活とバンド

          国立フォークロア

          東京育ちにとっての東京とは、そんな問いから始まった。 「山田玲司のヤングサンデー」というニコニコ動画の番組は放送開始8年になる長寿番組である。漫画やアニメ、映画、音楽コンテンツを取り上げ、クリエイターはもとより、漫画ファン、アニメファン、アートファンにも人気の番組だ。 その中でも視聴者参加の企画、音楽とアニメが募集される主題歌選手権は参加者のレベルの高さと熱量で大変盛り上がる企画で、私も毎回楽しみにしている。 いつかは自分の作品を応募したいと思いながらも、自分の作品が受

          国立フォークロア

          コマ劇場-大人だから-

          コマ劇場-大人だから-

          コマ劇場-言葉遊び-

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          コマ劇場-記念撮影-

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