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世界のデザート vol.4 | 日本 ①


少し秋の雰囲気も感じますが
まだまだ残暑厳しいこの頃は、真夏の空気とは違い、
夏が過ぎていく切なさも交わり。
なんとなく・・・
少しだけ冷たい和菓子などの気分になるのは私だけでしょうか。

そんなことを思っていたら、今月は十五夜(お月見)でした。

すすき、欲しい。


この和菓子の勘は・・
偶然に和菓子の神様でも降りてきた?なんて思うくらいでした。(笑


前置きが長くなりましたが、やはり華やかな海外のスイーツを見てしまうと日本の地味さを少し感じてしまうところもあります。
けれどもきっとそれを感じるのは日本人だけで、外国人のみなさまはそうは感じていない気がします。中国人の友人がいますが、外国人の方々こそ日本のよさが分かっている、詳しい、と感じました。
珍しい「日本の和菓子」を求めて、たくさんの人が海外からやってきていると思いますし。
もう入国規制もないですしね。


というわけで今回は世界に日本が誇れるスイーツ、和菓子のなかでも餅菓子「わらび餅」をご紹介します。



わらび餅の発祥は鎌倉時代。奈良から始まったようです。

蕨粉というのが奈良の名産地だったようです。この蕨粉を使用したのが
本格的なわらび餅と言うようです。
スーパーやコンビニで売っているのはこの蕨粉というのが入っていないので本当はわらび餅とは呼べないようですよ。

「蕨餅」は、蕨粉に水や砂糖を加えて加熱しながら混ぜ、冷やして固めた和菓子である。特に奈良は蕨粉の名産地であった事から、奈良の名物となっている。

蕨粉は、ワラビの根に含まれるデンプンからつくられており、製造に手間がかかり、取れる量もとても少ないため非常に希少価値の高いものとなっている。そのため、市販の「蕨餅」は、さつまいもやタピオカ、葛等から取れるデンプンを使用してつくられることが多い。

農水省ホームページより




 

以前、和菓子など全く興味がない会社員をしていた時。同僚でJTBに務める旦那さんがいる友人がいました。その友人は東北出身、出張も多い旦那さんの影響かご当地グルメや美味しいものに目がなく、何度となくお店を教えてもらいました。「わらび餅、食べに行かない?」と言われましたが、「へ?」と思っていました。


それがこちらのわらび餅のお店「ぎおん徳屋」さん。


ユナイテッドアローズ原宿店の中というのが意外でした。


数年前に原宿店はなくなり、今は本店のみに。



ショップカードを取っておいてよかった。
地図で見てみましたが、本店は今も同じ場所に健在のようでした。
こちらはもちろん国産わらび粉を使用した、本格的なわらび餅です。

以前、その友人と原宿店に行ったときの写真はもう埋もれてしまったかな・・というところなので、ぎおん徳屋さんの写真をお借りします。


このぷるぷる感が、この世のものではない感じでした。



ほかにもかき氷などあります。



本店は京都なので、旅行の際には行ってみたいですね。
京都は、ほかにも気になる和菓子のお店が満載です。


日本の餅菓子は大福が外せないので、②で大福をご紹介します。
大福のお店も迷いますね…



今回も、最後までお読みいただきありがとうございました。





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