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恋愛も結婚も残酷なもの。もしかしたら大好きな人とは結ばれてはいけないのかもしれない

許されぬ恋……
20歳も離れた年下の男性と既婚女性の恋模様を描いた
ドラマ「東京タワー」は最終話を迎えた。

「東京タワー」は2001年に刊行された江國香織氏の作品。
2005年に黒木瞳と岡田准一が共演した映画版が公開、
2014年には韓国でもテレビドラマ化された。

原作からは23年もたつこの作品……。
今回放送されたのが令和版「東京タワー」だ。

今回のドラマは
キンプリの永瀬廉が主役ということでSNS等でも騒がれてきた。
主人公の医大生・小島透を彼は演じ
その相手役、20歳以上年の離れた既婚女性の浅野詩史を板谷由夏が演じた。

原作から20年以上たっても
この作品のもつ意味は
『恋愛の持つ甘やかさ、残酷さは、人生と相容れない』
これにつきる。

恋愛と結婚は別だ。

もしかしたら大好きな人とは結婚しないほうがいいのかもしれない。

愛すればこそ相手の価値や未来を尊重したい。

相手の心や肉体を奪う恋愛が残酷なら、
結婚もある意味で残酷だ。

結婚は相手の可能性や未来を奪うことでもある。

結婚は日々の暮らしだ。
生活というのは互いの束縛と犠牲で成り立つ。

ドラマの最終話で
20歳も年上の既婚女性の浅野詩史が
恋にひたむきな医大生・小島透に
どのような決断を下すのか見守っていた視聴者は多かったに違いない。

今回、わたし、恋愛コラムニストの神崎桃子が
令和版『東京タワー』についてコメントした。

Yahooニュースにて ↓


https://dot.asahi.com/articles/-/225315


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