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フォロワー数が伸びないことで落ち込む必要はない~SNSで大事なのはつながり


「フォロワー数が少ない」
「フォロワー数が伸びない」
ということで落ち込むことはない。

だって
SNSでフォロワーさんが多ければ
収益化につながるわけじゃないし

ビジネスでお客さんの数さえ多ければ幸せになれるわけでもない。

「〇〇といえば〇〇さん」
「この人だから買いたい」
「この人の話をききたい」
「この人の作品がみたい」

と選ばれてるわけではない。

SNSで「いいね」が多いとか
リーチ数やインプレッションが高いからって
選ばれてるとは限らない。

フォロワー数イコール、ファンの数ではない。


じつは私は
フリーランスライター・コラムニストになる前にアメブロをやってた。

確か、13年も前のこと。

「物を書く仕事がしたい」
「文章を通じて人を喜ばせたい。人を元気にしたい!」



そんな熱い思いはあっても自分にはコネも人脈もない。
編集さんや出版関係の知り合いもいない。

しかも、当時は「ググる」なんて言葉さえない時代だ。

『どうやれば書く仕事に就けるのか……』
検討もつかなかった。

考えててもなにも変わらない。

「もう、どこでもいいから
とにかく書こう」


書く場所はどうでもいい。こだわらない。
人に「面白い」といってもらえるように発信していこう。

読者さんを喜ばせる投稿をしよう、と……。

その頃は深夜までアメブロ更新のため”ナイ頭”を捻っていた。
 
そして半年が過ぎ、読者0人が500人をこえたころ
あるメディアから連載コラムの話がきた!
 
周りには
「〇〇で集客」とか
「〇〇でビジネスを加速させる」
とかそういう肩書でブログをやってるひともウジャウジャいた。

(※本当にそのひとたちが集客できてるのか、
ビジネスが加速してるのかはわからなかったが……)

 アメブロのインフルエンサーさんと呼ばれている人たち
フォロワーさんを多く抱えてたひとたちは
配信すると「いいね」が一気に何百もついたりしていた。
 
ただわたしはフォロワーさんの数が多くなくとも
コメント欄はいつも賑わっていた。

「おもしろい」とか
「コーヒー吹き出しました」とか
「今回もわらえました」とか
「読んで元気になりました」とか
「この状況が目に浮かぶようです」とか
「自分もおなじようなことがあってめちゃ共感できた」とか

社交辞令のコメントや
挨拶リプでなく
読み手やフォロワーさんの”思い”や”気持ち”が書かれてるコメントだ。

「たのしかった」「早くこの続きみたい」という
ダイレクトメッセージもたくさんきた。
 
ああ、フォロワーさんの心に訴求できている
 ちゃんと読者さんに価値をあたえることができてると実感した。
 
SNSの発信を通じて、
文章を通じて、見知らぬ人と交流できてるなぁって。

相手は見えなくとも「人とのつながり」があった。
 
大手の会社から
連載コラムの話がきたのもそこだったんだろう。

読者さんやフォロワーさんたちと
ちゃんとコミュニケーションが取れてると。

編集さんはわたしのブログをみたというよりも
コメント欄をみていた。
 読者満足度、そこで選んでくれたんだと……。
 
どんな仕事でも
エンゲージメント、つまり顧客満足度は必要だ。

SNSでいえば
数よりフォロワー満足度が高いことは大事だと思う。

なぜなら

相手を喜ばせることができれば

「選ばれる」し、
それが「選ばれる理由」になるから。


 ただただ情報発信しても
人との交流やコミュニケーションははかれない。

アルゴリズムをおいかけても
読者さんやフォロワーさんといい関係性になんてなれない。

 
だから
フォロワー数を気にすることはないし
少ないからと落ち込むことはない。

それよりも人との関係性を重視してほしい。

数が多くなくとも
濃い繋がりができたり
ファンがいたりすることのほうが
SNSをしていても、文章を書いていても
幸せだと感じるはずだから。

数より質で人生は豊かになる。


だからこそ相手や読み手を、
フォロワーさんを、喜ばすことを考えようよ。

神崎桃子


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