信頼できる投資用不動産会社のHPでチエックしたい3つのポイントとは?

不動産投資は、不動産投資会社と二人三脚で進めていくことになります。そのため、信頼できる不動産投資会社と付き合うことができるかどうかで、その後の不動産投資の成否も大きく左右されることになります。この記事では、不動産投資会社のサイト(ホームページ)を見る時のポイントについて解説していきたいと思います。

お客様の声が掲載されている
「お客様の声」は、会社内の人間ではない第三者からの評価ということで、見る人に信頼感を持ってもらえる情報です。ただし、会社のサイトに掲載されるものは、恣意的にピックアップされているものであることが多く、ほとんどがサービスを一方的に褒めるばかりの内容となっていることが多いので注意が必要です。
信頼できる不動産投資会社のお客様の声は、「○○という点は良かったですが、△△という点はもう少し改善していただきたいです」などの改善を要望する声や、全体の2割前後に不満の声も掲載しているような会社です。あえて、自社にとって良くない情報も取り上げることで、「お客様に比較検討の上で選んでいただきたい」と考えている、もしくは謙虚にサービス改善に努めていこうと考えている可能性が高いと言えます。
お客様の声の数は多いのに、一切の不満や改善要望が見当たらない場合は、自社にとって都合の良い情報ばかりを一方的に伝えようとする会社の可能性が高いので、やや注意をしてその他のポイントをチェックしたほうが良いでしょう。

競合会社との差別化について詳しく解説されている
不動産投資で成功する方の多くは、周辺物件と差別化ができている物件を保有しています。日本国内の物件自体の数は多いので、全く特長がない物件は入居者から見向きをされず、生き残っていくことができません。そのため、入居者ニーズを正確にとらえて、それに最も応えるような物件や、競合と差別化がきちんとできているような物件に投資をしていく必要があります。
この観点をしっかりと持っている会社は、競合の不動産投資会社と自社の差別化についても意識をしているので、「弊社の特徴」「私たちが選ばれる理由」などのコンテンツとして公開していることが多いのです。差別化についての意識が高い会社であれば、「投資物件の特長」「周辺物件との差別化」「その物件が選ばれる理由」などを考慮して物件を厳選してくれる可能性が高いので、物件選びを安心して任せることができます。

営業マンの顔が掲載されている
サイト運営者の立場になってみると分かりやすいのですが、営業マンをサイトに掲載した場合、退職した社員を差し替えるのは手間がかかります。そのため、多くの会社では営業マンや社員をサイトにあまり掲載しようとは思いません。特に、不動産投資会社の離職率は高いので、他の領域のサイトと比べても社員をサイトに掲載する意欲は低いと言えるでしょう。

これを逆に考えれば、サイトに営業マンや社員を掲載している会社は、離職率が低いので退職による更新の手間が少なく、社風の良い会社である可能性が高いと考えられます。不動産投資会社で社風が良い会社というのは、顧客のリピート率が高いため営業マンに不条理な営業ノルマが課されない会社や、自社が販売する物件やサービスに自信を持っており会社の将来性を心から信じられるメンバーで構成された会社などが考えられます。

いずれにせよ、顔が見えるサイトは信頼できる会社である可能性が高いという点を頭に入れておくと良いかと思います。

まとめ:サイトを厳しくチェックして、信頼できる会社を選ぼう
会社のサイトというのは、「24時間働いてくれて、一番稼いでくれる営業マンだ」とよく言われます。それだけ各社にとってサイトというのは重要な位置づけですので、サイトを注意して見てみることで、会社の営業姿勢や会社の体質などを見極めることが可能です。以上がHPをチェックするときの注意点です。実際に購入を検討する際は、営業マンに直接会って話をしてみるのが良いでしょう。高額な商品になるため、冒頭でも伝えた通り、二人三脚で歩んでいけそうか否かはチェックしたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?