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長崎県 壱岐島で開催した「Colere Earth Day」

こんにちは。Colereの広報担当のYuriです。

今回は、2023年4月8日に長崎県 壱岐島で開催した、「Colere Earth Day」のイベントをレポートします!

◆Colere Earth Dayとは

私たちは「信頼で結ばれた組織を創る」をミッションに創業し、環境や社会に配慮した公益性の高い企業に与えられる国際認証「B Corporation(B Corp)」を2023年1月に取得しました。環境保全活動への収益再投資や、サステナブルな事業であるための活動を推進しています。

今回は、アースデイ(地球環境についての意識を高める日)に向けて、みんなで地球環境をちょっと良くするために、壱岐での体験を交えたイベントを企画しました。現地の会場にはColereのメンバーが世界中から集結しました。さらにB Corpらしく、社外のいろんな方を巻き込んだ活動にするために参加者を広く公募したところ、関心を持ってくれた取引先や壱岐の地域の方、B Corpコミュニティの仲間が参加してくれました。現地・オンライン合わせて15名以上が参加しました。

セミナーの前半は、「ごみの学校」を運営する寺井正幸さんにご講演いただき、海洋ゴミや漂流プラスチックについて学びました。後半は、ColereがB Corpを取得した経緯や活動内容についてご紹介しました。

セミナー終了後は、Colereが運営する壱岐のコワーキングスペース『ACB Living』から徒歩5分にある美しいビーチの清掃を行いました。

私たち一人一人が小さなアクションをすることで、地球環境を改善することができます。Colere Earth Dayを機会に、身近なごみについて学び、今日から出来るアクションを実践していきます。

◆特別セミナー「海洋汚染とプラスチック廃棄物の課題」

レジ袋の有料化、プラスチックストローの廃止など、環境問題への意識が高まりつつあります。しかし私たちはプラスチックの生成や処分方法などを詳しく知りません。そこで今回は、ごみのプロである寺井さんに色々とお話を伺いました。

寺井正幸さんは、産業廃棄物処理業者で営業を担当。ごみの学校を運営し、「ごみを通してわくわくする社会をつくること」を目標に活動されています。

日本のプラスチック廃棄量の一部が海外輸出され、それによって海洋汚染やマイクロプラスチック問題を引き起こしている現実があります。

東南アジア各国は、自国の環境を守るため、品質の悪いプラスチックの輸入を禁止し始めています。「資源の枯渇」「CO2排出」「海洋ごみ」の課題を抱えています。

このようなプラスチックは、全て無くした方がいいのか?寺井さんは、「プラスチックを悪者にせず、適正に処理できる社会の仕組みを再構築する」ことが大切だと言います。

プラスチックの中にも、削減しやすいものと、そうでないものがあります。

飛行機や自動車などは代替素材の技術開発を進めたり、ペットボトルやストローなどは徐々に使用量を減らしていく方法が考えられます。

そんな中、私たちには何ができるか。目の前のこととしては、レジ袋ではなくマイバックを使用したり、ペットボトルをマイボトルにしたり、プラスチックを洗ってから捨てたり分別したりすることが有効です。

寺井さんの詳細なお話を聞きたいかたは、録画視聴申し込みを受け付けています。

【こちら】のフォームから、ぜひお申し込みください。

◆壱岐島のビーチで清掃を行いました

海洋ごみは、普段目につきやすい漂着ごみ以外にも、漂流ごみ、海底ごみなども含まれています。壱岐島の隣の対馬では、年間約32,000㎡が流れ着き、多くの海岸がごみで埋め尽くされているといいます。

今回は寺井さんのセミナーで学んだことを体感するため、壱岐島に集まったColereメンバーで、清石浜へ。数十分の作業でしたが、山盛りのごみを回収しました。

◆Colere「B Corp」の旅

B Corpを取得するにあたり、社内の全従業員が参加する会社作りを目指し、オリジナルの従業員ハンドブックを1年以上かけて作成するなど、社内外から意見やフィードバックを取り入れ、経営基盤を構築しました。

具体的な施策としては、「1%バトン」として売上の1%を気候変動対策や社会格差是正の活動に寄付したり、続けていくことに価値を置き、エコ活動の中に楽しめる仕掛けを用意する「しろくま活動」を行ったり(詳細はこちら)、組織サーベイ『Seen』を活用した対話型の組織開発の実験などを行っています。

こちらもセミナーの録画申し込みを募集しております。【こちら】からお申し込みください。

◆編集後記

私は今回壱岐のビーチで初めてゴミ拾いを体験しましたが、綺麗に見えるビーチでも、沢山のプラスチックごみが漂流している現実を目の当たりにして驚きました。寺井さんのセミナーで学んだことを肌で感じることができ、清掃後は達成感や清々しい気持ちを持てました。Colere Earth Dayを通して、環境問題についてじっくり考え、日頃から自分にできるアクションに取り組む意欲がアップしたとても良い機会となりました。

次回2回目の開催は、2023年9月30日を予定しています!(天気の様子を見て多少前後する可能性あり)。壱岐で活動している漁師さんや地球環境問題に取り組む企業の方から、日頃感じている地球の未来の課題やアクションをお話しいただく予定です。もちろん次回もビーチクリーン活動や自然の恵みを体験できるイベントを行い、学びと実践を両方体験することで、楽しくサステナビリティ意識を高めることができます。事前にSNSやコレルジャーナル(メルマガ)などで告知させていただきます。

ColereはB Corpの認証取得プロセスを通じて、人も地球も未来も生き生きとした世界を築いていくために様々なことにチャレンジしていきたいと考えています。次回はぜひ、これをお読みの皆さんも一緒にご参加ください!

◆メディア掲載

長崎新聞 朝刊(2023年4月12日)
本セミナーや、ビーチで行ったクリーン活動の様子を取材いただきました。
https://drive.google.com/file/d/1-ZNeFAhQx32iu8SX0vh2wM7kES5JLCAD/view?usp=share_link


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