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子離れできない親御さんへ

子離れできない親御さんは以下の弊害を招きます。

〇自立を妨げてしまう

子離れできない親のもとでは、親がさまざまなことを先回りしてしまうことが多いため、子どもが自分の頭で考えて行動できなくなるケースがあります。
「親の言うとおりにすればうまくいく」と考えてしまい、子ども自身が自分の力で生きていく力がつきにくくなるおそれがあるのです。

〇責任感が乏しくなる

重要な事柄を親が決めてしまう場面が続くと、子どもが自分の決断や言動に責任をもてなくなるケースがみられます。
失敗しても「言われたとおりにやっただけ」と考えてしまい、自分がしたことに対する責任感が薄れてしまいます。

〇主体性がなかなか持てない

何でも親が口出ししてしまい、子ども自身がすべきことがわからない、自分の意志で積極的に行動できないということが起こり得ます。
周りから言われたことはできても、自分で考えて行動を起こすことができないと、子ども自身の世界や可能性を狭めてしまうことにつながります。

〇自己肯定感が低くなる

親が先回りして済ませてしまうことが多いと、子ども自身の失敗経験が少なくなります。
結果として、失敗したときにひどく落ち込んでしまい、自己肯定感が低くなりやすい傾向に。
打たれ弱く、挫折から立ち直れなくなる可能性もあるのです。

子離れは、子育ての仕上げであり親の自立の指標と言われています。親子関係が良くなるためにも頑張りましょう!


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