誰もが、いつも、自己ベスト。
「あのとき、ああしなければよかった」
「あのとき、こうすればよかった」
「どうして、あんなことしちゃったんだろう」
「やりなおせるものなら、やりなおしたい」
後悔すること、ありませんか?
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ランチのメニューといったちいさなことから、
人生の岐路など、おおきなことまで
いろいろ後悔することがあるでしょう。
人生は、決断の繰り返しです。
今思えば、ほかの決断があったかもしれないと思えるけれど、
結局、そのときは、その決断しかできなかった。
言い換えれば、それがその時のベストの決断だったということ。
それを選び取ることが、自分や他人を
貶めたり、苦しめることになりかねない決断だったとしても
他人に後から批判されたとしても、
それは、やはりベストの決断だったのです。その時には。
つまり「後悔」とは、過去の自分に今の自分が、
批判したりコメントしているようなものです。
たいせつなのは、
その「後悔」がでてくる、
「今」のあなたのこころの状態が、どうなっているかです。
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その決断をした自分自身を、少しでも責めているのだったら
「そんな苦しい決断をして、つらかったね」と
どうぞ寄り添ってあげてください。
その決断をしたことで、今の苦しい状況が生まれているのであれば
目を向ける先を、過去の決断から今の自分の気持ちに移してあげましょう。
たとえば、誰かと喧嘩して会えなくなったのだったら、
「会えない」という今の状況に、どんな気持ちが伴っているか、
感じてあげましょう。
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そんな風に、自分と寄り添うことができたら、こころも少し軽くなります。
そのまま日々を送っていってもいいし、
やりなおしができるものなら、新たなスタートをきってもいい。
その結果、後悔したら、またその気持ちをうけとめればいい。
私たちはいつも、その瞬間にできる最善を尽くし
そして、満足するときもあれば、後悔もする。
その繰り返しで、よいのですから。
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余談ですが...
若い頃、人生の諸先輩方に、
「後悔しないような人生を送りなさい」と言われ。
「そりゃ無理っしょ?何やったって、後悔するときは後悔するよ?」
と、しらーっと思っておりました。
その方々が、おそらく言いたかったことは
「失敗を恐れるよりも、今、やりたいことをやりなさい」
だったのだろう...と気づいたのは、
その諸先輩方ぐらいの年齢になった頃でした。
あーもったいないことした! ← プチ後悔(笑)。
今日の一言
私たちは、いつどんなときでもベストを尽くして生きている。
自分でその自覚がなかったとしても。
今日も読んでくださってありがとうございます。
自分にやさしくお過ごしください。。
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