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2020年4月の記事一覧
「エゴグラム〜5つのこころでみる性格特性」 臨床心理士への随録 心理学
血液型占いには科学的根拠がないんですって。当たっていると感じるのはバーナム効果によるものです。心理学的に自分の性格特性をみるなら、エゴグラムがいいですね。いち側面でしかみれないものの、ある一定の信頼性と妥当性はあります。
エゴグラムの前に交流分析の説明を。交流分析とは、エリック・バーンによって開発された対人関係に関する理論とそれに基づく人間性心理学の療法です。理論はフロイトの精神分析から出発して
「#応援したいスポーツ ブランドと、パラスポーツについて」 臨床心理士への随録 心理学
応援したいスポーツは「サッカー」です。いろんなスポーツが好きだけど、もしひとつに絞れと言われたら、私の人生を豊かにしてくれているサッカーを外すことはできないですね。
応援したいスポーツブランドがあります。「hummel(ヒュンメル)」です。見染めは中学部活のユニフォームがデンマーク代表のアウェイ(白・赤・白)で、デザインがめちゃくちゃ格好良かったという単純なものだったのですが、最近ではブランドの
「認知が変わると景色と行動が変わる」 臨床心理士への随録 心理学
あるところに、3人のレンガを積む仕事をしているひとがいました。同じ内容の仕事をしているのに、3人の表情は三者三様です。それぞれに「あなたの仕事は何ですか?」と聞きました。不満げな人「レンガを積んでいます」、普通の人「建物を造っています」、活き活きな人「多くの人が後に完成したこの建造物を観てこころ救われるような大聖堂を創っています」
企業人事の仕事をしているとき、セミナーに登壇してもらった採用コン
「有能感の落とし穴 〜来談者中心療法」 臨床心理士への随録 心理学
心理面接を行っていると、セラピストの一言でクライエントの表情やこころが一瞬にして晴れるときがあり。
もちろんクライエントにとっては良いことである。恐ろしいのはその時セラピストのこころに生じた有能感。この反応を生み出したのは俺の手柄、俺ってすげえ、という自動思考。芸人のサンドウィッチマンが「お笑いを、してやってる、という感じになったら終わりだと思ってる」と答えたインタビューを思い出した。
有能感